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賞金25万ドルの「スマブラ」非公式世界大会「SWT」が2022・23年度の開催中止

やるせなさ漂うオープンレター公開

【「Smash World Tour」2022/2023開催中止】

11月30日 発表

 「大乱闘スマッシュブラザーズ」シリーズの非公式大会「Smash World Tour」は11月30日、2022年・2023年度の大会を中止すると発表した。

 「Smash World Tour」は、「大乱闘スマッシュブラザーズ」シリーズの非公式コミュニティによる世界大会。今回中止が発表された2022年度の大会では25万ドルもの賞金が用意されていた。

 「Smash World Tour」はオープンレター(公開状)を投稿し、今回の事態の顛末を明かした。公開状では、任天堂からの大会中止要請や米国のeSports団体・PandaのCEOによる度重なる大会開催への妨害行為などが事細かに説明されている。

 任天堂は、最終的に大会中止要請をだしたものの、非公式コミュニティである「Smash World Tour」に協力的であり、長期間にわたって話し合いを行なっていた。しかし、PandaのCEOによる各トーナメント主催者への度重なる妨害行為によって事態が複雑化したことを受けて、今回の大会中止の結論へと至った模様だ。

 「Smash World Tour」はこの事態に対して「任天堂には、今後どのようにコミュニティを向き合っていくか考え直してほしい。常に私たちは話し合う用意がある。そして問題解決の一助になりたい」とコメント。同コミュニティのやるせない気持ちを感じられる。

 なお、「Smash World Tour」は、すべての大会スタッフ・請負業者・出場者に対して、旅程変更などに際する返金を実施するともアナウンスした。

 また、今回の事態に対して「ストリートファイター」で知られるゲームクリエイター・小野義徳氏は自身のTwitterにて、あくまで個人の意見としたうえで「現時点でこういった草の根的なコミュニティの活動を制限するのは良くないのでは。公式大会のサブ大会として開催してもいいのでは」とコメントしている。

「Smash World Tour」公開状原文ページ