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【TGS2022】じわりと怖いホラーアドベンチャー「Alone in the Dark」、とぼけた雰囲気のオープンワールドアクション「Outcast 2」を体験

THQブースレポート

 THQ NordicブースはTGS2022ではかなり大規模なブースを展開、会場では大きな存在感を放っている。会場で「デストロイ オール ヒューマンズ!2 - リプローブド」、「AEW: Fight Forever」、「SpongeBob SquarePants - The Cosmic Shake」、「Alone in the Dark」、「Outcast 2 - A New Beginning」の5タイトルが試遊可能だが、今回はここから2タイトル、「Alone in the Dark」、「Outcast 2」を紹介しよう。

【THQブース】

1992年への原点回帰! 恐ろしい屋敷の前日譚が描かれる「Alone in the Dark」

 「Alone in the Dark」は、プレイステーション5/Xbox Series X/PC向けのホラーアドベンチャー。発売日・価格未定。1990年代に発売された初代「Alone in the Dark」のリメイクとなる。

【Alone in the Dark | Announcement Trailer】

 「Alone in the Dark」ではプレーヤーは私立探偵エドワード・カーンビーもしくは依頼人エミリー・ハートウッドとなって叔父が自殺したという「デルセト屋敷」という建物を探索することになるのだが、今回の体験版では本作のプロローグとなる部分が体験できた。

 プレーヤーはグレイスという女の子になり、「デルセト屋敷」を探索することとなる。グレイスは無邪気な女の子だ。何かの影響で変わりつつある屋敷の異変に気がつかない。美しいグラフィックスで描かれた屋敷は非常に不気味で、恐ろしい予感を感じさせる。

 グレイスを操作して探索を進めるのだが通常の物理法則が歪んでいる。外に続いていたはずの出口が、視線を外し戻すと全く違う部屋に繋がっている。出会ったおじさんは何かにひどくおびえていて、こちらも目を離した隙に姿が消えてしまう。グラフィックスがリアルなだけにじわりとした怖さは生々しく、画面内のグレイスは平気なのだが、プレーヤーである筆者がおびえてしまう。

女の子・グレイスとして探索していく

 いつの間にか屋敷は謎の緑のこけに覆われ、一階はジャングルのようになり、川で前に進めなくなってしまう。そして川の中にはこちらを伺う何かがいる。熊の剥製を橋代わりにし、先に進むグレイス。しかしその後ろの闇の中から“何か”が襲いかかってくる! ……というところで体験は終了となる。

 場面は一転、ゲームの本来の主人公である。2人が屋敷を訪れるシーンに繋がる。グレイスはどうなってしまったのか、ゲーム本編がプレイしたくなるプロローグだ。

館の様子が明らかに一変する。恐ろしい何かを予感させる
そして闇の中から何かが現れる……

巨大な的とも恐れず戦え! オープンワールドRPG「Outcast 2」

 「Outcast 2」は、こちらも1999年の作品の続編となるオープンワールドRPGだ。プレイステーション5/Xbox Series X/PC向けで、発売日・価格未定。ジェットパックと光線銃に身を固めたヒーロー・スレイドは未開の惑星を探索していく。原住民のタランス達と交流し、惑星を侵略しようとする敵に立ち向かう。

【Outcast 2 - A New Beginning | Legend of the Ulukai】

 体験版では序盤をプレイできた。スレイドは射撃と手から展開するシールドで戦う。ジェットパックのおかげかどんなに高いところから落ちてもダメージは受けず、グライダーのように力場を拡げることで滑空ができる。体験版のスタートは謎のロボット兵と戦う。彼等がこの惑星に攻め込んでくる侵略者のようだ。

 原住民タランスはかなりのんびりした雰囲気の民族だ。探索や交流も大きな要素となりそう。そしてゲームのアクセントとして強力なボス敵との対決がある。体験版では地中に潜む巨大生物との闘いをクライマックスとして終了となった。

 体験版はライトな内容だが本編はかなりのボリュームとなりそうだ。ちょっと懐かしい感じのSF的風景や、未知の世界を探索する楽しさなど、明るい雰囲気にも期待が大きくなる。要チェックのタイトルだ。

謎のロボット兵、彼等が侵略者だ
広大な世界と、原住民のタランス達との交流
体験版のクライマックスである巨大生物との対決