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【TGS2022】4人用「PONG」台がアツい! シャイン、「ARCADE1UP」シリーズの新作を参考出展
2022年9月15日 21:28
- 【Pong 4 Player Pub Table】
- 発売時期:未定
- 価格:未定
シャインは東京ゲームショウ2022にブース出展し、家庭用アーケード筐体「ARCADE1UP」の新作として、「Pong 4 Player Pub Table」と「Ridge Racer Arcade Machine」の2台を参考出展していた。また、会場限定で「BANDAI NAMCO Entertainment Legacy Edition Arcade Machine」を2万円オフで販売するキャンペーンも実施している。
「ARCADE1UP」は、ゲームセンターの代名詞的存在であるアーケード筐体を、手軽に自宅で楽しめるゲームマシン。メーカーからライセンスを獲得して、ゲームのみならず、筐体も家庭用サイズで再現。組み立て式とすることでコストを抑えつつ、輸送の問題も解決。徐々にファンを獲得しながら、バリエーションを増やしている。
今回シャインが参考出展していたのは、アーケードゲームの元祖的存在である「PONG」の4人用円形筐体と、日本でもお馴染みのナムコ(現バンダイナムコエンターテインメント)のレースゲーム「リッジレーサー」シリーズを収録したハンドル型筐体の2種類。共に実機が展示されており、実際にトライすることができた。
「Pong 4 Player Pub Table」は、ゲーセンというよりもバーやクラブにピッタリな、日本ではまず見たことがないような円形テーブル形の筐体。テーブル表面には、四方に「PONG」をプレイするためのダイヤルとボタンが配置され、中央にはモニターが埋め込まれている。
本体には「Pong」、「Quadra Pong」、「Pong Doubles」、「Pong Sports」といった歴代の「PONG」シリーズが収録されつつ、それ以外にもダイヤルプレイに対応した複数タイトルを収録。「PONG」好き、ダイヤル式ゲームが好きな往年のゲームファンにはたまらない1台となっている。
「Ridge Racer Arcade Machine」は、初代「リッジレーサー」を彷彿とさせるコンパクトなアーケート筐体にハンドルとフットペダルを装着したゲームマシン。椅子は付いておらず、立ったままプレイするか、高めの椅子を用意することで快適にプレイできる。
こちらは「リッジレーサー」、「リッジレーサー2」、「エースドライバー」、「エースドライバー ビクトリーラップ」、「レイブレーサー」と、主に1990年代のナムコのレースゲームが収められている。
実際に「リッジレーサー」をプレイしてみたが、ブラウン管から液晶パネルに変更されているため、表示がクッキリしすぎていて当事の解像度の低さが目立ってしまうのが玉に瑕だが、アーケード版「リッジレーサー」が筐体でプレイできるという非常に贅沢な体験が味わえた。
本体はスピーカー内蔵で、そのままでも楽しめるが、ヘッドフォン端子も付いていて、ゲームサウンドはヘッドフォンで楽しむこともできる。ステアリングホイールは、フォースフィードバック等の機能はないが、抵抗感はある程度あり、フットペダルもそれなりの踏み応えがあり、過去に「OutRun」をはじめ複数のレースゲーム筐体を発売しているだけだって思った以上にしっかりとした出来だ。
気になる価格は、円安の影響から決めかねているということで、従来品の10万円弱を上回る10万円以上になる見込み。最終的な価格や発売時期については、東京ゲームショウでのゲームファンの反応を見てから決めるということで、ぜひ往年のゲームファンはトライしてみては如何だろうか。