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【TGS2022】PC-98リスペクトのコマンドクリックADV「バイナリ・シンドローム」をTGSでプレイ!

キャラデザやUIにもこだわり満載のインディーゲーム

【バイナリ・シンドローム】

発売日・価格:未定

 9月15日より4日間にわたって開催されているイベント「東京ゲームショウ2022」のインディーゲームブースにて、PC-98をリスペクトし制作が進められているアドベンチャー「バイナリ・シンドローム」が試遊出展されていた。

 本作の時代は2101年。人とアンドロイドが共存する世界で、主人公のユイはアンドロイドたちのカウンセリングをしていくことになる。イラストやアニメーションなども手掛ける青エビ研究所が制作する作品で、今回の体験版は3人のキャラクターから1人を選択し、会話をしたり質問を通して徐々に心を開いてもらうことが目的だ。

 筆者はリボンがかわいいリーゼを選択。なお、リーゼ以外の2人は今回の体験版で選択できるようになったようだ。

製品版では様々なアンドロイドたちが登場するという

 ゲームでは画面右にLOOK・TALK・THINKといったコマンドが表示されており、これらを選択してカウンセリングを進めていく。リーゼは序盤は緊張しているようで、積極的に会話をしてくれないが、画面右のコマンドを適切に選択していくことで段々と心をひらいてくれる。

 本作では一貫してFM音源や、20色のドット絵で彩られたビジュアルを採用しているなど、製作者のこだわりが詰まった作品だ。PCの性能が向上した現代に、あえてPC-98をリスペクトしたグラフィックスを採用するのもインディーゲームならではの強みにも感じた。Steamでは体験版の配信されており、「東京ゲームショウ2022」の開催に合わせて細かなアップデートも行なわれているため、お試しプレイできる。

最初は無口だが段々と心をひらいてくれる
ブースの様子。パッケージ版の展示も行なわれていた