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「ディスコ エリジウム ザ ファイナル カット」日本版のストーリーやゲームシステムなどの基本要素が公開

【ディスコ エリジウム ザ ファイナル カット】

2022年夏 発売予定

価格:未定

CEROレーティング:審査予定

プレイ人数:1人

 スパイク・チュンソフトは、2022年夏に発売を予定しているプレイステーション 5/プレイステーション 4/Nintendo Switch用オープンワールドRPG「ディスコ エリジウム ザ ファイナル カット」日本版について、ストーリーやゲームシステムなどの基本情報を公開した。開発元はZA/UM。

「ディスコ エリジウム ザ ファイナル カット」ストーリー

 本作は、記憶喪失の刑事となり、殺人事件の謎を解いていくRPG。殺人事件、閉鎖的なコミュニティが抱える闇、主人公の個人的な問題などが複雑に絡み合う重厚なストーリーが展開する。

 ゲーム開始時、主人公は割れた窓ガラスや荷物が散乱するホテルの一室で目覚め、自分の顔や名前などのすべての記憶を失っている。周囲の人間との会話から、殺人事件の捜査に派遣された刑事であることや、前日まで泥酔していたことなどが分かり、そこから本格的なゲームスタートとなる。

 殺人事件の捜査は、相棒の「キム・キツラギ警部補」と共に行なう。キム・キツラギ警部補は、主人公とは真逆のキャラクターで、几帳面で真面目な性格。舞台となる「マルティネーズ地区」の土地勘もあり、頼れる人物となっている。

舞台となる「マルティネーズ地区」は、警察の目も行き届かず、「組合」と呼ばれる組織が事実上の権力を握る没落した町

ゲームシステム

 本作では、関係者と会話したり、怪しげな場所や気になる物を調べたりして、情報を入手し物語を進めていく。近隣住民への聞き込みや事件現場の調査は「タスク」と呼ばれ、自身の失われた記憶に関するものや、住民たちの些細な問題など、殺人事件とは無関係に見えるタスクも多数用意されている。

 プレーヤーはゲーム内で行動する際、まるでゲームマスターのような存在との対話を通じて様々な選択をし、ダイスを使ったスキルチェックにより行動の成否判定を行なう。対応するスキルの値が高いほど、チェックの成功率は上昇する。このテーブルトークRPGをプレイしている感覚のゲームシステムが本作の大きな特長となっている。

タスク解決の鍵となる全24種のスキル。自由度の高いゲームプレイが楽しめる!

 本作の主人公は、「知性」、「精神」、「肉体」、「運動能力」という4つのカテゴリに各6つ、合計24種のスキルを所持している。24種のスキルは、それぞれが人格を持った存在として主人公に内面から語り掛ける。プレーやーは彼らとの会話を通じて殺人事件を捜査していく。また、プレーヤーが所持しているスキルによってNPCとの会話の選択肢が変化する。

 各スキルは会話や調査などゲーム内で行動する際に発動し、ダイスを使ったスキルチェックで行動の成否判定を行なう。成功すると経験値を獲得、失敗すると体力減少などのペナルティが発生する場合もある。

 本作では、物語を進めていく中で多くのタスクが発生し、1つのタスクに対していくつもの解決方法が用意されている。タスクを解決するには主にスキルを使用するが、状況によって要求されるスキルは異なり、プレーヤーが得意としているスキルを使用することでスムーズに捜査が進む。

 例えば、「視覚計算」のスキルが高ければ、地面に残されたタイヤの跡から車の動きを推測したり、遺体発見現場に残された足跡から人数や人物の特徴を割り出すことが可能。また、スキルチェックに失敗してしまった場合、別のスキルを使用した解決方法を探すほか、服や靴などの装備を整えたり、道具を使って能力値を補ったりして、スキルチェックの成功率を高められる。

ゲーム開始時に思想家や肉体派など、主人公の能力タイプを選択できる。選択したタイプにより、能力値が変動する。好きなようにポイントを割り振ったオリジナルキャラクターも作成可能