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ついにスタート! Xbox Cloud Gaming、PCとAppleデバイス向けへの提供を開始
2021年6月29日 10:46
- 【Xbox Cloud Gaming】
- 6月28日正式サービス開始(22カ国/地域)
- 年内サービス開始予定(日本)
Microsoftは6月28日、Xboxのクラウドサービス「Xbox Cloud Gaming」について、Android版のサービスに加えて、Windows PCおよびAppleのスマートデバイス向けの提供を開始した。対象となるのは世界22カ国/地域で、日本は含まれていない。XboxのサブスクリプションサービスXbox Game Passの最上位サービスとなるXbox Game Pass Ultimateユーザーは、追加料金無しでiPhoneやiPadといったスマートデバイスを介してクラウドベースでXbox Game Passタイトルをプレイできるようになる。日本での提供開始は年内を予定。
2021年に入って一気に展開が加速したXbox Cloud Gamingだが、ついに海外で正式サービスがスタートした。xbox.comは、Xbox Cloud Gamingのポータルに変わり、ゲーマーはWebブラウザを介してアクセスし、クラウドベースでさくさくXboxタイトルが楽しめるようになる。
必要スペックは、OSのバージョン(Android 6.0以降、iOS 14.4以降、Windows 10 October 2020 Update 以降)とBluetooth環境(4.0以降)、インターネット速度(Androidは7Mbps以上、iPhone 10Mbps以上、iPad 20Mbps以上、Windows 10 PC 20Mbps以上)となっており、CPUやGPUに関しては設定がない。これはゲーム映像をストリームできる環境さえあれば動作するためで、自宅にハイスペックなゲーミングPCやXbox Series X|SやXbox Oneがなくてもゲームが楽しめるようになる。
表示解像度は1080p、フレームレートは最大60fpsとし、サーバー側の環境はカスタムXbox Series Xを採用。ゲームの操作は、Xboxワイヤレスコントローラーが推奨されているが、すでに50以上のタイトルで、タッチコントロール操作にも対応。今後、Xboxタイトルは、自動的にモバイルでも楽しめる時代がやってくる。日本でのサービス開始が楽しみだ。
(6月29日12時追記:表現の一部を改めました)