ニュース
「テルマエ・ロマエ」のヤマザキマリ氏をはじめとしたアーティストのペンキ絵が楽しめる「TOKYO SENTO Festival 2020」開幕!
2021年5月27日 10:02
- 5月26日~9月5日 開催
- 会場:東京都公衆浴場組合加盟店全銭湯
東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京は、「Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13」のひとつ「TOKYO SENTO Festival 2020」を5月26日(ゴー風呂の日)より東京都の銭湯約500カ所で開始した。
「Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13」は、オリンピック・パラリンピックが開催される東京を文化の面から盛り上げるため、多彩な文化プログラムを展開し、芸術文化都市東京の魅力を伝える取組「Tokyo Tokyo FESTIVAL」の中核を彩る事業として実施されるイベント。斬新で独創的な企画や、より多くの人々が参加できる企画を幅広く募り、国内外から応募のあった2,436件から選定した13の企画を、「Tokyo Tokyo FESTIVALスペシャル13」と総称し、展開している。
「TOKYO SENTO Festival 2020」では、東京都内4カ所の銭湯での漫画家ヤマザキマリ氏をはじめとした様々なジャンルのアーティストによる作品の展示や、東京都公衆浴場業生活衛生同業組合所属の約500カ所の銭湯で実施されるスタンプラリーなどが楽しめる。なお、本イベントは2020年の実施予定だったが、新型コロナウイルス蔓延防止のため1年延期されている。
「TOKYO SENTO Festival 2020」概要
日時:5月26日(水)~9月5日(日)
会場:東京都公衆浴場組合加盟店全銭湯
銭湯アート会場:弁天湯(吉祥寺)、八幡湯(代々木八幡)、ひだまりの泉 萩の湯(鶯谷)、金春湯(銀座)
主催:東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
企画・運営:TOKYO SENTO Festival 2020実行委員会
※新型コロナウイルス感染症の影響により、実施内容などに変更が生じる可能性がある。
各プロジェクトの詳細
銭湯アートプロジェクト
日本を代表する様々な分野のアーティストと銭湯がコラボ。4つの銭湯と漫画、子供向け、アール・ブリュット、現代アートの4ジャンルのアーティストがコラボレーションし、2021年の東京をテーマに各アーティストが作品を描き下ろしている。
(1)「『みいつけた!』湯」
NHK Eテレ幼児番組「みいつけた!」のアートディレクター大塚いちお氏が、人気キャラクター「オフロスキー」を含む「みいつけた!」登場キャラクターで銭湯をプロデュース。
参加アーティスト:大塚いちお氏
会場:弁天湯(吉祥寺)
(2)「古代バラネイオンの湯」
漫画「テルマエ・ロマエ」、「オリンピア・キュクロス」のヤマザキマリ氏が、古代ギリシアのある日の風景と楽しさを描く。
参加アーティスト:ヤマザキマリ氏
会場:八幡湯(代々木八幡)
(3)「アール湯ルット」
「アール湯ルット」は、既成の表現法にとらわれない独自の方法や発想による芸術「アール・ブリュット」が語源。青木尊氏、星清美氏を中心に、「人のつながりから生まれる豊かさ」を表現している。
参加アーティスト:青木尊氏、星清美氏
会場:ひだまりの泉 萩の湯(鶯谷)
(4)「湯覧線(ゆうらんせん)」
プロジェクションマッピングを大胆につかった現代のペンキ絵。銭湯らしいペンキ絵と現代アートとの融合が楽しめる。
参加アーティスト:大原大次郎氏
会場:金春湯(銀座)
【注意事項】
※(1)、(2)、(4)の銭湯アートに関してはペンキ絵師の田中みずき氏が監修したペンキ絵となります。
※本アート作品は全てイベント終了後その姿を消してしまう、この期間にしか見ることがかなわない幻のアート作品です。
※各銭湯、アート作品を見るためには、無料観覧開放日以外は入浴料が必要となります。
※無料観覧開放日の日時などの詳細は公式サイトをご確認ください。