ニュース

SIEとRTS、世界最大の格闘ゲーム大会「EVO」を共同買収

「Evo Online」は8月に開催決定

3月19日 発表

【EVO 2021 ONLINE 開催予定日】

8月6日~8月8日(米国現地時間)

8月13日~8月15日(米国現地時間)

 ソニー・インタラクティブエンタテインメントは3月19日、同社とEndeavorのeスポーツ事業より新たに誕生したRTSとの合弁会社を通じて、世界最大規模の格闘ゲーム大会「The Evolution Championship Series(EVO)」に関する資産を共同で買収したことを発表した。また、完全オンラインイベントとして「Evo Online」を、米国現地時間8月6日より8月8日・8月13日より8月15日にかけて開催する。

 「EVO」は世界最大規模の格闘ゲームのeスポーツトーナメント。同大会の共同創設者であるTony Cannon(トニー・キャノン)氏、Tom Cannon(トム・キャノン)氏の両氏はアドバイザーとして引き続き運営に関わっていくという。SIEは新たなパートナーシップを通じて「プレミアム・格闘ゲームトーナメントとしてのEvoの地位をさらに確立させるとともに、ゲームコミュニティ全体の継続的な発展に寄与できるよう取り組んでまいります」としている。

 また、米国現地時間の8月6日より8月8日・8月13日より8月15日にかけて開催される「Evo Online」では、「鉄拳7」、「STREET FIGHTER V CHAMPION EDITION」、「Mortal Kombat 11 Ultimate」、「GUILTY GEAR -STRIVE-」を対戦種目に採用。オープントーナメント方式で実施される予定となっている。なお、参加費は無料で、大会の模様はライブ配信を通じて観戦可能とのこと。イベントの詳細については、Evo公式サイト(evo.gg)で順次公開される。

 あわせて、SIEがEVOを共同買収したことによって「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」など、SIE以外の他社プラットフォームにてプレイされている対戦種目の今後に注目されるが、これについて“マークマン”の愛称で知られる、EVOのMark Julio(マーク・ジュリオ)氏は自身のTwitterにて「EVOは引き続き全てのプラットフォームに開かれている」とコメントしている。