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アニプレックスが「FGO」などを手掛けるディライトワークスのゲーム事業を取得、子会社化へ

12月15日 発表

 アニプレックスは12月15日、スマートフォン向けRPG「Fate/Grand Order」などを手掛けるディライトワークスのゲーム事業を分社化した新会社(名称は後日発表予定)の全株式を取得する株式譲渡契約をディライトワークスと締結した。

 ディライトワークスは、スマートフォン向けRPG「Fate/Grand Order」や、2D対戦格闘ゲーム「MELTY BLOOD:TYPE LUMINA」などを手掛ける会社。今回、ディライトワークスのゲーム事業を新たに分社化し、その新会社の全株式をアニプレックスが取得することで合意した。これにより、新会社はアニプレックスの子会社となる。アニプレックスは今回の件に関して、「新会社の従業員、クリエイター、関係者の皆様とともに、新会社のさらなる成長とグループ全体のゲーム開発事業の発展を目指して参ります」としている。

 これに伴い、「Fate/Grand Order」の製作委員会は、アニプレックス、有限会社ノーツ(TYPE-MOON)及び、今回設立される新会社の三社となる。また、ディライトワークスの「Fate/Grand Order」開発チームもその他のゲーム事業と共に新会社へ移管される。なお、新会社の名称は後日発表予定。ディライトワークスは移管されるゲーム事業を除く事業を今後も継続するとのこと。

ディライトワークス 代表取締役社長COO 小野義徳氏のコメント

 この取引の完了によって、今後新たなるゲーム創りへのチャレンジの機会が増え、これまでにない感動と興奮を届けることができるようになると確信しています。ディライトワークスの企業理念である「ただ純粋に、面白いゲームを創ろう。」という想いとともに、これからも世界中の人々に向けて幸せを届けたいと思っています。私たちといま感動を創造しているクリエイターの皆さん、これから新たに出会うことになるクリエイターの皆さんたちとともに、新しいフロンティアへ出航できることに対して大きな希望と夢を膨らませています。