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長期間の外出自粛による影響があった・なかったアプリの違いをゲームエイジ総研が分析!

「ポケモン GO」や「ドラクエウォーク」など位置情報ゲームへの影響も

4月23日 発表

 ゲームエイジ総研は4月23日、ゲーム専用機やスマートフォンアプリ、ソーシャルゲームユーザーの市場規模動向などの分析をしており、新型コロナウイルス感染症による長期間の外出自粛がゲームユーザーにどういった影響を与えているのかという分析結果を発表した。

 今回のデータは3月8日までの集計期間をもとに、同社のスマートフォンアプリログ集計システム「iGage(アイゲージ)」のデータを駆使して、主要アプリ別の実態を考察したもの。「モンスターストライク」や「パズル&ドラゴンズ」、「Pokemon GO」といった主要10アプリのデータがまとめられた。

 グラフを見てみると「モンスト」が2月14日に開始した「鬼滅の刃」とのコラボレーションで1日あたりのアクティブユーザー数が大幅に増加していることが確認できる。しかしながら、「パズドラ」や「荒野行動」に関してはイベントやキャンペーンが実施されていないにも関わらずグラフが上昇している。これらのタイトルは10代のユーザーが多いため、政府による休校要請措置が大きく影響しているとゲームエイジ総研は考えている。

 また、「Pokemon GO」や「ドラゴンクエストウォーク」といった位置情報を用いたゲームは、新型コロナウイルスの影響によりユーザー全体の在宅率が高まったことで影響が生じ、グラフにも結果として現われている。これらのタイトルでは集計期間後の3月8日以降に外出自粛の影響を考慮して、家でも楽しむことができる様々な施策を実施しているものもある。今後の影響にも注目したい。リリースのページはこちら