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波瑠さんのゲーマーな一面も垣間見えた「仁王2」完成発表会の模様をお届け!

3月11日 開催

 コーエーテクモゲームスは、3月12日に発売を予定しているプレイステーション 4用ダーク戦国アクション「仁王2」の完成発表会を赤坂のベクトルスタジオにて開催した。

 発表会にはゼネラルプロデューサーのシブサワ・コウ氏をはじめ代表取締役社長の鯉沼久史氏、「仁王2」ゼネラルプロデューサー早矢仕洋介氏やプロデューサー&ディレクターを務める安田文彦氏が登壇し、本作の完成を祝った。

鯉沼久史氏
左から安田文彦氏、早矢仕洋介氏
シブサワ・コウ氏
【『仁王2』オープニングムービー】

 まず最初に安田氏と早矢仕氏が、発売が明日へと迫った「仁王2」の見どころを紹介。本作は妖怪にフォーカスし様々なポイントが前作と比較してパワーアップしたという点や、自由度の高いキャラクリエイトやオンラインのマルチプレイにも力を入れていると述べた。

本作の見所を紹介する安田氏
会場の大きなスクリーンでオープニングムービーが公開

 また、本発表会ではゲストトークも実施され、ゲーム内で「藤吉郎」役で出演する竹中直人さん、「無明」役で出演する波瑠さんらが登壇し、本作に関する思い出を語った。

左から波瑠さん、竹中直人さん
竹中さん演じるキャラクター「藤吉郎」
波瑠さん演じるキャラクター「無明」
安田氏は「リアルとファンタジーを融合させて描く際に、2人を使うことでより戦国時代の世界観が描けるのではないかと思った」ことから竹中さんと波瑠さんを採用したとのこと
波瑠さんはフェイシャルキャプチャの際にカメラの多さに圧倒されたとのこと。自分の顔が「仁王2」の世界観を壊してしまうのではないかと心配だったとも述べた
完成発表会ではメイキング映像やゲーム中のカットシーンが公開された。出演した2人はその時の思い出を振り返っていた

 安田氏は、波瑠さんの声を収録した際の思い出を振り返り、普通俳優さんと収録する場合バトルボイスの収録に苦労するが、波瑠さんは普段ゲームを遊ぶということもあってか、かなりスムーズに収録できたことが記憶に残っていると語った。

 その意見に対し、波瑠さんは「バトルボイスがゲームにおいてどういうものかがわかっていたため、それなりにスムーズにできたと思う。しかし、自身が思っていた以上に多くバリエーションのバトルボイスを収録したため、ゲームが完成するまでにはこんなたくさんのボイスを収録している、ということを知るきっかけになった」とのこと。

波瑠さんは忙しくなければ日課としてゲームで遊ぶそうだ。ボイスチャットを用いて友達とゲームすることもあるという
竹中さんは波瑠さんのコメントに対し「波瑠が部屋でゲームをやっている姿が想像できない」と笑いながらコメントした

 また、「仁王2」は緊張感と達成感が味わえるゲームということで、出演者の2人にはこれまでの人生で緊張した出来事と、達成感があった出来事が質問された。

 竹中さんは最近撮影した映画での緊張したエピソードを披露。波瑠さんは過去に朝ドラのヒロインを演じた際に、記者会見に急遽出演しなければならないことがあり、自分の中ではパニックになりながらも話さなければならず、緊張したそうだ。

 達成感があった思い出としては、以前に竹中さんが監督を務め、波瑠さんが出演する映画の撮影を秋田県で行なっていたことを振り返った。2カ月にもおよぶ夏の撮影で、雨が多くなかなか撮影が進まなかった。そのため予定していたスケジュールの最終日も雨が降っており絶望的だったが、だんだん天気が回復し最後には真っ青な夏の空が広がったとのこと。撮影も無事に終わることができたというエピソードを語った。

 発表会の最後に竹中さんは、「迫力のあるシーンが完成していると思うので、それらのシーンを楽しみにしてほしい」とコメント。波瑠さんは自身も「仁王2」を少しプレイした経験を踏まえて、「難しいゲームだがゲーマーではなくても楽しめるポイントが多数用意されていると思う。キャラクリエイトもしっかり作り込まれているため、色んな人に遊んでほしい」と話した。

安田氏は最後に「『仁王2』は、2人の出演者の力を借りて『仁王』を超える作品になっていると思うので、ぜひ遊んでほしい」と話した
シブサワ・コウ氏は「コーエーテクモゲームスの総力をあげて制作した作品なのでぜひ遊んでほしい。社内の品質管理本部でも過去10年間で最高の得点を獲得した作品でもあるため、メタクリティックも期待してほしい」とコメントした
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