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【WF2020冬】そのポーズ、その表情、そのシチュエーション。圧倒的な表現力がエロスを醸し出す、アクアマリン「時崎狂三 決意のafter date style」
2020年2月9日 17:13
- 7月 発売予定
- 価格:13,800円(税別)
「ワンダーフェスティバル2020[冬]」にてアクアマリンが展示した「時崎狂三 決意のafter date style」。
本フィギュアは原作小説「デート・ア・ライブ」16巻において狂三が主人公の士道に自らの秘密を打ち明ける……という印象的なシーンの口絵を基に立体化したものだ。
ストーリー上極めて大事なシーンなので本来こんなことを言っている場合ではないのだが、あえて言う。エロい。これはエロい。どのくらいエロいかというと、写真撮影のために急ぎひととおり会場を回るという業務上のミッションを背負う中、この狂三が視界の端に映った瞬間長蛇の列にそっと並ぶほどの吸引力を誇る程エロい。
本製品から醸し出されるエロスは、上半身が裸だから、とかそんな単純なものではない。後ろに腰を突き出すようにクッションに手を置いた蠱惑的なポーズ、甘えるような、求めるような、それでいて少し切なさも感じさせるような表情、そして傍らに脱ぎ捨てられた下着とスカートという、否が応にもそのシチュエーションを想像させる、ディテール全てがエロいのだ。もっと言うなら、カーテンから月明かりが差す一室、という背景と併せた展示方法までもがエロスを加速させている。
シチュエーションはもちろんのこと、そのエロスは肢体の表現力や造形の細やかさによってもたらされるものだ。握りしめたら折れてしまいそうなほどの細い身体と、その細いボディがくねる腰周りの造形は素晴らしく、さらに塗装の陰影によって驚くほどの立体感を誇っている。
加えて胸元を隠す黒くつややかで、それでいて立体的に流れる黒髪。ガーターベルトを含めた下着の立体感。そしてやや熱を持った虚ろな眼差しと、半開きになった口が見事に表現されたフェイス。幼さと妖艶さを兼ね備えたかのような本フィギュアは蠱惑的でさえある。まさに"最悪の精霊"の二つ名からは想像さえできない姿が表現されていると言えるだろう。
会場では展示方法の都合上、正面160度程度のアングルでしか実物を眺めることはできなかったが、狂三の想いと決意が現われているかのような表情、そしてその肉体美には思わずその場に釘付けにされてしまうほどの魅力があった。
なお、現地の担当者によれば「下着や身体の後ろ側もこだわって作り込んでいますので、バックショットもすごいですよ!」とのこと。現地で見られなかったのが大変惜しいところだが、公式ページの製品写真を見る限り、肩甲骨や背骨、ヒップのラインなどその造形の出来栄えはもとより、背面には表面以上に身体の"筋"を強調するかのようなラインが入っている模様。ずり下がった下着から除くヒップや沿った背中の肉感や立体感は画像でみてもものすごい迫力で、実際に見られなかったのが重ね重ね残念である。
「時崎狂三 決意のafter date style」は7月発売予定で、価格は13,800円(税別)。一部ストアでは既に予約受付も始まっているので、是非チェックしていただきたい。
©橘公司・つなこ