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世界最速実況プレイ!第1章の序盤が披露された「龍が如く7」生配信レポート
物語のキーを握る2人の対照的なシーンほか、未公開パートが多数公開
2019年12月19日 02:06
- 2020年1月16日 発売予定
- 価格:8,390円(税別)
- プレイ人数:1人
- CEROレーティング:D(17才以上対象)
セガゲームスは12月18日、2020年1月16日発売予定のプレイステーション 4用ドラマティックRPG「龍が如く7 光と闇の行方(以下、龍が如く7)」の公式生放送「PS4『龍が如く7』世界最速実況プレイSP」を配信した。
本配信ではこれまでの作品で主役を演じてきた「桐生 一馬」役の黒田崇矢さんと新主人公「春日 一番」役の中谷一博さんが出演し、「龍が如く7」の実況プレイを披露した。第1章の前半部分ということでゲームの序盤中の序盤しか見ることができなかったものの、初めて公開されるシーンもあり非常に見どころの多い配信だった。
配信で披露されたのは「龍が如く7」の「第1章 光と影」の冒頭だ。本作の主人公である「春日一番」の性格が伝わるエピソードや、本作でキーを握るキャラクター「荒川真斗」のエピソードなどが明らかになった。春日のパートではヤクザという立場ながらも人懐っこさや、人情を持ったキャラクター性が伝わるエピソードが公開されており、例えば借金の取り立てを言い渡されたが、取り立てずに引き上げるシーンがあった。舎弟から見ると驚きの行動だが、一番には借金をした理由が母親の治療費だったこといることを知っていた上に、大晦日にも働いてタバコもシケモクを吸っているところまでを見抜いており、人情に溢れ、観察力に優れたキャラクターであることが描かれている。
また神室町で育った一番は街の住人からも頼りにされており、文句は言いつつもトラブルの解決に向かうなど人懐っこさも表現されている。
一方の「荒川真斗」のシーンは対象的だ。荒川真斗は春日が所属する「荒川組」組長の「荒川真澄」の息子。体が弱いため車椅子で生活しており、一番に日常生活のサポートをさせている。この日はキャバクラで真斗の彼女が誕生日ということで、奮発して高級なプレゼントを用意したり、一時的に薬の力を借りて自分の足で歩いてキャバクラに向かっていった。
だが真斗の彼女は誕生日のため他の客からの指名も多い。他の客に大金を渡して自分を優先させようとして断られるシーンや、真斗が彼女だと思っていたのは思い上がりで影で悪口を言われているのを見つけてしまい、ヤケになって大金を一番に押し付けて店を出るシーンなど、一番のような人情や人の良さではなく、物事をお金の力で解決しようとする真斗が描かれた。
本作のチーフプロデューサーの横山昌義氏によるとサブタイトルにもある「光と影」は一番と真斗のことを表現しているとのことで、今後の2人の未来が非常に気になるところだ。
他にも「龍が如く」シリーズならではの街をぶらぶらと探索する要素や、新しくなったバトル要素などのシステムも確認できた。
体験プレイを見終わった黒田氏は「ストーリーに見入ってしまいました。また良い意味で『龍が如く』のままだなと思ったのでシリーズファンは安心して楽しめそうですね」とコメント、中谷氏も「自分の目で1章から見るのは初めてなのですが、見入ってしまって言葉を失ってしまいました。改めて楽しみです」と話した。チーフプロデューサーの横山氏からも本作はシリーズ一番の自信作であることが語られるなど、造り手としても自信がある作品に仕上がっているとのことだ。