ニュース

Googleのクラウドゲームサービス「Stadia」が北米や欧州など13か国でスタート

11月19日 サービス開始

利用料金:Stadia Pro 月額9.99ドル

 Googleは11月19日より、ハワイとグアムを除く北米とカナダ、イギリスやドイツ、フランス、北欧など欧州11か国でクラウドゲーミングのサブスクリプションサービス「Stadia」を開始した。プレイには20Mbps(フルHD/60fps)程度のインターネット回線が必要で、利用料金は月額9.99ドル(Stadia Pro)。なお、日本は対象外となる。

 「Stadia」はGoogleのクラウドゲームサービス。TVやPC、「Pixcel」スマートフォンなどマルチプラットフォームでゲームをインストールすることなくクロスプレイすることが可能になる。利用料金は4K/5.1chで遊べるStadia Proが月額9.99ドル。来年のスタートが予定されているStadia BaseはFHD/ステレオ品質だが、無料で遊べる予定だ。ローンチ時に提供されるゲームは「アサシン クリード オデッセイ」や「Destiny 2」など12タイトル。

 ただし、11月19日にプレイできるのは先行発売された130ドルの「Stadia Founder’s Edition」を購入したユーザーのみとなる。現在発売中の「Stadia コントローラー」と「Chromecast Ultra」、3カ月分のサブスクリプション「Studia Pro」が付いた「Stadia Premiere Edition」を注文している人は、サービス開始後順次発送され、到着次第プレイが可能になるようだ。

 高速なネット回線と対応したデバイスさえあれば、高品質なAAAゲームを環境を選ばずに遊ぶことができるStadia。「Chromecast Ultra」を使えば4Kでのプレイも可能だ。残念ながら、日本でのサービスは現在のところ未定となっている。