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「Tokyo Tekken Masters 2019」優勝のパキスタンAtif Butt選手、地元ランキングは「17位」と判明

Atif Butt選手より格上がまだ16名もいる!? 「鉄拳」原田PがTwitterで明かす

優勝したAtif Butt選手(左)と準優勝のAwais Honey選手(右)
【Tokyo Tekken Masters 2019】

10月26、27日開催

会場:バンダイナムコ未来研究所

 10月26~27日にかけて開催された「鉄拳7」の世界大会「Tokyo Tekken Masters 2019」で、日韓の強豪を圧倒的な強さで打ち破って優勝したパキスタンのAtif Butt選手(参考記事)が、パキスタンの地元ランキングでは「17位」に位置づけられていることが明らかになった。「鉄拳」シリーズプロデューサーの原田勝弘氏がTwitterで明らかにした。

 2019年1月に行なわれた「EVO Japan」で無名ながら初優勝したArslan Ash選手が「パキスタンには俺より強い奴が沢山いる」というコメントを残して話題を集めた。今回の「Tokyo Tekken Masters 2019」では、世界のトップ選手262名が参加する中で、Atif Butt選手とAwais Honey選手の2名のパキスタン選手が参加し、その2人で決勝戦を戦い、竜虎の戦いでAtif Butt選手が優勝をもぎ取り、Arslan Ash選手のコメントが本当であったことを証明した。

 ところが、原田Pによれば、さらに上の上がいるという。Atif Butt選手ですら「パキスタンの地元ランキングでは17位」に過ぎないという。まさに「ドラゴンボール」のような世界だが、パキスタンの「鉄拳」旋風はどこまで続くのか。彼らが次の目標としているTWT(TEKKEN World Tour)ファイナルは12月7日、タイバンコクでの開催が予定されている。

【Atif Butt選手】
「Tokyo Tekken Masters 2019」で優勝したAtif Butt選手。プレゼンターは務めた原田Pは「歴史が変わった瞬間を目の当たりにした」とコメント