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「モンスターハンター:ワールド」の超大型拡張DLC「アイスボーン」の新情報を公開

「渡りの凍て地」に生息する新モンスターや新アクション「クラッチクロー」などを紹介

9月6日 発売予定

単体価格:4,444円(税別)

CEROレーティング:C(15歳以上対象)

 カプコンは、9月6日に発売を予定しているPS4版ハンティングアクション「モンスターハンターワールド」の超大型拡張コンテンツ「モンスターハンターワールド:アイスボーン」(以下、アイスボーン)のゲーム新情報を公開した。単体価格は4,444円(税別)。Steam版の発売日は今冬予定となっている(価格は未定)。

 今回は、新たな舞台「渡りの凍て地」に生息する新モンスターや新アクション「クラッチクロー」で広がる狩りについて紹介する。

【「モンスターハンターワールド:アイスボーン」プロモーション映像(1)】

「モンスターハンターワールド:アイスボーン」ゲーム概要

 調査団の新たな任務は≪渡りの凍て地≫と呼ばれる寒冷地の調査。新たに発見された地域で前人未踏の地と考えられており、まだ見ぬ環境生物やモンスターの生態を調べることが大きな目的の一つとなる。調査団はどのような経緯でこの地へ渡ることとなったのか……。ゲーム本編クリア後から続く、新たなストーリーも展開する。

上位を超える「マスターランク」のクエストが登場!

 「下位」、「上位」に加え、「マスターランク」という新クエストランクが追加される。「アイスボーン」を購入すると「マスターランク」のクエストをプレイすることが可能になる。マスターランクのクエストでは新たな素材、上位よりさらに手強いモンスターなどが待ち受ける。

新たな舞台「渡りの凍て地」

 雪と氷に閉ざされた非常に寒冷で過酷な気候。一見すると多様な生物が生息するとは思えない土地だが、ポポなど寒さに強い草食種やそれを捕食する大型の肉食種が確認されており、独自の生態系が存在する模様だ。地形にも特徴が見られ、足をとられる深く降り積もった雪や湯気の立ち上る温泉、崩落の危険性のある不安定な地面など、変化に富んでいる。

 「渡りの凍て地」での調査は、時に過酷を極める。場所によっては雪が深く降り積もった道を移動したりすることもある。寒さを凌ぐため、トウガラシを採取してホットドリンクとして利用するといった、新たな狩りの知恵が活きるだろう。「モンスターハンター」シリーズで、今までなかった雪などの緻密なビジュアル表現も登場する。

【前人未踏の地で育まれる、未知の生態系】

 「渡りの凍て地」では、寒冷地ならではの個性豊かな環境生物やモンスターが見られる。寒冷地に生息する長毛の草食獣「ポポ」は温厚な性格で、攻撃されると群れごと逃げていくが、雄の成体は子を守るべく巨大な牙で果敢に反撃してくる。また、渡りの凍て地に生息する白い翼竜種「コルトス」は、群れごとに決まった飛行ルートを持ち、ハンターの移動にも利用することができる。

 「渡りの凍て地」には他にも様々なエリアが存在する。調査が進むとその活動範囲は広がり、本作の中でも一番広いフィールドを予感させる。

新モンスターが登場

 まだ見ぬ生態系や環境が広がる「渡りの凍て地」で待ち受ける謎の古龍を紹介する。

・冰龍 イヴェルカーナ

 万物を凍てつかせる古龍。古い伝承によれば冷気を自在に操るとされ、極低温のブレスを放つ。パッケージビジュアルにも登場している「イヴェルカーナ」は、ストーリーにも関わってくるメインモンスター。どのような生態なのか現在調査中だ。

「渡りの凍て地」に生息するモンスターたちを紹介

・猛牛竜 バフバロ

 大きな2本の角と突進力を備えた獣竜種モンスター。地面を角で削りながら突進し、ときには木をも巻き込みながら突っ込んでいく。普段は温泉の水を飲んだり、日光浴をするといった比較的のどかな生態行動が目立つが、好戦的な一面も併せ持っている。

・凍魚竜 ブラントドス

 「渡りの凍て地」の初調査で遭遇する、尖った頭で雪をかき分け、凍土の雪の中も自由に泳ぎ回る魚竜種の新モンスター。獲物に向けて脚ヒレで雪を飛ばす姿が頻繁に目撃される。雪に潜って身を隠しながら、獲物を追い詰める。また、「ポポ」の捕食や、「バフバロ」と激しい縄張り争いをする様子も確認されている。

今まで痕跡が発見されなかったモンスターが判明

 各フィールドでも生態系に変化が起こっているのだろうか。今まで痕跡が発見されなかったモンスターが判明する。

・迅竜 ナルガクルガ

 全身を獣のような漆黒の体毛に覆われた飛竜。特に陸上での運動能力に長けており、その瞬発力から≪迅竜≫と呼ばれ恐れられている。素早い攻撃やトリッキーな立ち回り、暗がりに身を潜め恐るべき素早さで獲物を狙うという特徴は残しつつ、古代樹の森で生態系の上層に君臨する「リオレウス」との縄張り争いなど、本作ならではの豊かな生態表現も見られる。

新アクションを追加!スリンガーを利用した連携も

・新アクション「クラッチクロー」

 スリンガーに追加された拡張機能。鋭い爪状のクローを発射して、モンスターにクラッチ(しがみつく)ことができる。しがみついた状態で、モンスターの動きを制御していく新たな立ち回りが生み出せる。

【クラッチ/しがみつく】
発射したクローをヒットさせることで、モンスターにしがみつける。しがみついている間、スタミナを消費するが、ここからいくつかの行動が可能となる
【ぶっ飛ばし】
「ぶっ飛ばし」は、頭にしがみついた状態でスリンガーの弾を全弾発射し、モンスターが向いている方向にぶっ飛ばすことができる。壁にぶつけて隙を作ったり、設置した落とし穴にはめたり、新たな立ち回りを可能とする
【クラッチ中 武器攻撃】
クラッチ(しがみつく)から武器による特殊なフィニッシュ攻撃。効果は、武器のタイプによって異なるようだが……詳細は続報をお待ちいただきたい

「スリンガー」をより使いやすく改修

 全武器種で、抜刀中のスリンガー使用が可能になる。そのため、抜刀中でもスリンガーを交えながら様々なアイテムを使っていくことができ、アクションの幅が広がる。

【強化撃ち】
通常のスリンガーの弾より射程は短いが、その分威力を高めた「強化撃ち」が可能になる、モンスターのひるみを奪いやすくなる新アクション。大剣や双剣など特定の武器で繰り出すことができる

新たな連携アクションや新要素を追加

 他にも、双剣のクラッチクローを使った連携や、ライトボウガンの回避しながら弾のリロードができる新強化パーツなど、新たな連携アクションや新要素が全武器種に登場する。詳細は、後日映像で紹介予定。