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【静岡ホビーショー】「HG ペーネロペー」、その自重をしっかり支える構造に注目。フライトユニットの分離機構はあるのか?

【第58回 静岡ホビーショー】

5月8日~12日 開催予定

会場:ツインメッセ静岡(静岡県静岡市)

入場:無料

 来場者の目を集めていた「HG ペーネロペー」。発売日、価格未定の参考出展商品であり、展示も試作品1点だけだったため、まだまだ情報は明らかになっていないが、試作品から様々な情報を知ることができた。今回出展されたものはあくまで開発中のものであり、今後改良、見直しが行なわれるとのことだ。

 ペーネロペーは、原作小説では空戦が可能な“ミノフスキー・クラフト”を搭載したMSだったが、その後ゲームに登場したり立体化に際して設定が見直されるなどで様々に変化していった。今回立体化されるのはコアとなる「オデュッセウスガンダム」にフライトユニットを装備した、という設定の機体である。

改めて各部を見ると、その情報量に圧倒される

 プラモデルで驚かされるのはその圧倒的なボリューム。1/144というサイズながら、フライトユニットは機体上部を大きく覆い、背中部分も非常に大きい。こうなると自重を支える足の構造なども気になるが、股関節の設計も含め、しっかり立たせられる強度を考えている。尾部のユニットは接地を前提としてるので、重さも集中しないのではないか、とのことだ。

 ギミックなど詳細はまだ明かせないが、“フライトユニットの中の部分”もしっかり作り込んでいるとのこと。試作品でもその複雑な部品構成をちらりと見ることができる。フライトユニットは肩も大きく覆っているが、可動に関するギミックも気になるところ。今後の情報に注目していきたい。

ユニットの尾部でも自重を支えている
可動やユニットの着脱など、ギミックが気になる商品だ