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【UBIDAY2018】アジア最強チームは日本「野良連合」!「レインボーシックス Pro League Season 8 APAC finals in TOKYO」決着!

10月14日 開催

場所:ベルサール秋葉原

 ユービーアイソフトは、「レインボーシックス Pro League Season 8 APAC finals in TOKYO」を10月13日から10月14日にかけて開催した。

 「レインボーシックス Pro League Season 8 APAC finals in TOKYO」は6月より行なわれてきた地域予選を勝ち抜いた8チームによって争われる、アジア最強を決める大会だ。本大会の上位2チームはさらなる上位大会として、11月17日と18日にブラジル・リオデジャネイロで開催される世界大会への切符をも手にすることになる。

試合の合間には、スター選手10名によるエキシビションマッチや、三味線の演奏にあわせたダンスパフォーマンスなども行なわれた

 なかでも14日に行なわれた準決勝・決勝はUBIDAYと並行開催となり、会場は常に満席、かなりの熱気で満ちていた。そんななか数々の激戦を経て、決勝戦まで勝ち進んできたのは日本代表の「野良連合」と、オーストラリア代表の「FNATIC」だ。

 「FNATIC」は様々なゲームでトップを走るプロゲーミングチームで、PC版「レインボーシックス シージ(以下、R6S)」部門においては昨シーズンのアジア大会で「野良連合」と激突。2-0でこれを下し、アジア王者の座をその手にしている。また、今シーズンでは準々決勝で日本代表チーム「Sengoku Gaming」を2-1で下すなど、日本代表からすると複雑な因縁を持つチームだ。

オーストラリア代表「FNATIC」

 一方「野良連合」はかつてPS4版「R6S」を戦場として活躍していたころからの強豪で、国内でも指折りの実力を持つチームだ。今大会でも決勝戦まで1セットたりとも落とさず、2-0のパーフェクトゲームを重ねて「FNATIC」との決戦の舞台に立った。彼らは会場を歩けばファンに囲まれるような大人気のチームで、日本のホーム試合だという点を差し引いても極めて熱量の高い声援を受けており、唯一勝ち残った日本代表として会場の期待を一身に背負っていた。

日本代表「野良連合」

 いざ試合が始まると「野良連合」は圧倒的な強さを見せ、チームの連携はバッチリ決まり、出会い頭の撃ち合いも制し、と完全にペースを握ってゲームを進めていく。

 相手を先に発見して1人ずつ削っていくパターンや、相手の狙いの裏をかいて一気に全滅まで持ち込むパターンなど、自分たちのやりたいように展開を進め、相手のやりたいことを全て潰してゲームを支配していった印象だ。

 「FNATIC」もオペレーターの選択や戦略を次々と変え、なんとか流れを取り戻すべく奮闘するのだが、第1セットのBorder、第2セットのCoastlineともに「野良連合」の勢いは止まらない。結局2セットを連取し、「FNATIC」相手に雪辱を晴らすとともに、APAC最強の座、そして世界大会への出場権をその手中に収めた。

例え数ラウンド落とそうとも、「野良連合」の勢いは止まらない!

 試合後のインタビューではアジア圏1位に返り咲いた喜びを爆発させながら、世界大会への意気込みを語った「野良連合」。今回の大会で見せたノリにノった強さは、続く世界大会でもさらに勝ち進んでくれるであろうことを予感させる。名実ともに日本を背負って戦うことになった彼らの、今後の勝利に期待したい。

勝利の瞬間、喜びを爆発させた
FNATICと抱擁を交わし、健闘を称えあう一幕も
優勝カップを掲げ、会場からの大歓声に応える