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【ホビーショー】ちっこい轟雷や新作ヘキサギア、M.S.G!トップギアで拡張し続けるコトブキヤのプラモデル

ビキニアーマーなフレズヴェルクも登場。「勇者」シリーズ公開は29日

9月28~30日 開催

会場:東京ビッグサイト東7・8ホール

入場料:1,000円(税込、中学生以下無料)

 9月28日より30日にかけて東京ビッグサイトにて開催される第58回全日本模型ホビーショー。今回コトブキヤは東7ホール入ってすぐの場所にブースを構え、「ヘキサギア」をはじめとしたプラモデルシリーズを全面に展開している。

 ブースでは12月に発売予定である「ヘキサギア アグニレイジ」のビジュアルが映える「ヘキサギア」コーナーをはじめ「フレームアームズ」、「FAガール」と「メガミデバイス」、「M.S.G」、他プラモデルシリーズと「星と翼のパラドクス」コーナーを展開。ヘキサギアコーナーでは、年表に加え公式ブログで登場した「オール・イン・ジ・アース」などの作例も展示されている。一般公開日の29日、30日にはぜひとも訪れて頂きたい。

 なお、29日のステージイベントでも発表予定の「勇者」シリーズのモデルは現時点ではシークレット。29日12時、その内容が明かされる予定だ。

単体での遊びも楽しめそうな「ヘキサギア」新モデル登場

 「ヘキサギア」コーナーでは、「ガバナー」と「ヘキサギア」両方に新製品を出展。「エクスアーマータイプ:白麟角(びゃくりんかく)」と「ケツァール」はそれ単体でも充実したブンドドを楽しめそうなモデルだ。「白麟角」が光輪のように携える背中のパーツは拡張義肢として機能するようで、腰に差した3振りの刀を振り回す。侍のようなフォルムが見目麗しい。「ケツァール」はボウガンとマントという、ウィリアム・テルとかロビンフッドを思わせるスタイル。

 加えて「レイブレード・インパルス」などのテキスト解説でたびたび登場していた「ロード・インパルス」がついに登場。レイブレードとは趣を異にし、長く伸びた尻尾と口にあたる部分に取り付けられた”くつわ”のようなパーツが気になる。3mm径ジョイントも多く備えられており、拡張性が高そうだ。

 また「アグニレイジ」の残骸からリバティー・アライアンスが組み上げたという翼竜型ヘキサギア「ウインドフォール」やジープのようなマシンを作り上げられる「ブースターパック003」、「アーリーガバナーVol.1 密林戦仕様」、「バルクアームα 密林戦仕様」、「ボルトレックス LA仕様」といったカラーバリエーションも登場。「バルクアームα」には生産終了が決定した「ウェポンユニット5 バトルアックス・ロングライフル」の金型改修版と「フォールディングキャノン」が付属する。

ウインドフォール。搭乗可能な2足歩行兵器も
アーリーガバナーVol.1 密林戦仕様
バルクアームα 密林戦仕様
ボルトレックス LA仕様
ブースターパック003

 そして「バルクアームβ/ランバージャック」、「バルクアーム・グランツ」という新製品も。「バルクアーム・グランツ」は原型が展示されており、ビークルモードへの変形が可能な機体。手には「α」の特徴でもあった簡素なマニピュレーターではなく手そのものと言えるものが取り付けられており、ヒロイックな外見が魅力だろう。かっこいい。このほかにも作例や「アビスクローラー」、「バンディットホイール」などが展示されていたが、この記事の最後でまとめて紹介する。

「轟雷・改」がFAに。「ホーク轟雷」はエクステンドアームズ化が決定

「零虎」も展示

 「フレームアームズ」コーナーでは、「轟雷・改」を初展示。「三二式一型 轟雷:RE」をベースにレールガンや増加装甲などを装備し、装いも新たに生まれ変わる。同時に塗装完成見本が展示された「誘導弾改良ホーク搭載型轟雷」はコトブキヤショップ限定品のマークが添えられていたが、その弾頭は「エクステンドアームズ07」として単品販売が決定した。ショップ限定品には専用成形色の轟雷が同梱される。

11月発売の「金剛」

全高約7cmの轟雷!?「ハンドスケール・ガール」始動

 「フレームアームズ・ガール(FAガール)」と「メガミデバイス」のコーナーでは、なんと全長7cm(会場では9cmと書かれているが実際は68mm)!の「ハンドスケール・ガール 轟雷」が展示されていた。FAガール版轟雷のCADデータを縮小したもので、各部には2mm径の穴を設置しつつ3mm径への変換パーツも付属予定。手首はPVC製となっている。かわいいの塊。

 また、フィギュア「バーゼラルド-SESSION GO!!-」の原型を公開。アニメのバーゼらしく元気で活発な印象の立体的なポーズだ。スティレットのフィギュア化も決定している。

 これに加えて「フレズヴェルク Bikini armor Ver.」が新登場。お腹の造形のフェチがすごい。また「シルフィー」と「クロスフレーム・ガール ガオガイガー」、「装甲娘 ミカヅキ カリナ LBX:アキレス」の着色見本が公開され、「レティシア」や「轟雷改 Ver.2」、「グライフェン」、「フレームミュージック・ガール 初音ミク」も展示されている。

 「メガミデバイス」コーナーでは「フィギュアJAPAN」に付属する「朱羅 弓兵 桜鬼」の塗装見本が出展されているほか、第10弾、11弾のシリーズ名が「Bullet Knights」に決定。「Chaos&Pretty DARKNESS」、「SOL ラプター」、「武装神姫 猟兵型エーデルワイス」も展示されている。

 そして、「アリス・ギア・アイギス」とのコラボモデル「吾妻楓」と「兼志谷シタラ」も展示中。2人は並んで展示されており、そのサイズ感がよくわかる。ギアはボリュームがありシンプルな楓のものと対照的。そしてピース手首の付属も決定。楓のポーズはいわゆる「成子坂ダンス」のそれか。

「M.S.G」には「龍」と槍、そして剣が登場

 リニューアルが活発な「ウェポンユニット」シリーズを擁する「M.S.G」コーナーでは、「ルシファーズウィング」を筆頭に「ヘヴィウェポンユニット」、「ウェポンユニット」、を多数展示。

 「ヘヴィウェポンユニット」には、新たに「マギアブレード」と「エグゼニスウィング」、そして組み合わせると「龍」になる「龍装具〈リュウビ〉/〈アギト〉」が登場。会場では「朱羅」の背面に装着する尻尾のように展示されていたが、そのパーツひとつひとつが個別の武器として使用できそうだ。

マギアブレード
エグゼニスウィング
龍装具〈リュウビ〉/〈アギト〉

 「ウェポンユニット」では新たに「ウォーターアームズ」の彩色見本と「トライデントスピア」、「バトルランス」が登場。2種の槍はリニューアル製品ということもあり、組み換えの幅が気になるところだ。これらに加え、「ライブアックス」や「メカサプライ ラジエートフィンA」などすでに発表されている製品も展示されている。

ウォーターアームズ
トライデントスピア
バトルランス
ラジエートフィンA
ニュースナイパーライフル

「エースコンバット」架空戦機第2弾の登場が決定!

 裏手のプラモデルコーナーでは、「エースコンバット」に登場する「X-02」……?らしきシルエットの「第02弾」の制作が決定。特徴的なV字型の前進翼で予想がつくかもしれない。また「XFA-27」2モデルのパッケージアートも公開された。

 このほかには「セイレーン」や「ULTRAMAN」、「アークビートルダッシュ」、「ティレルビートル」などを展示。またワイヤレスLED「X-BASE」とのコラボ作品や「星と翼のパラドクス」の「ソリディア」、「BORDER BREAK」より「輝星・破式」が展示されており、TGS2018でも展示された「1/1 輝星・空式」とそのモデル原型が少し離れた場所に展示されている。

【まとめギャラリー】
筆者が最近買った単焦点レンズくんのボケ味を試すコーナー。早く慣れたい