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「バトルバッファローMk.IV<ストライカー>」登場! 「ダイアクロンEXPO 2018」
最新情報の他、新アイテムの展示も
2018年7月4日 10:00
タカラトミーは7月1日、同社が展開する「ダイアクロン」シリーズの展示会「ダイアクロンEXPO 2018」を、コトブキヤ秋葉原館 コトブキヤベース・アキバにて開催した。昨年の開催に続き2回目となる。
今年は展示会の他に、「ダイアクロン」シリーズを手掛ける新旧クリエイター陣によるトークショーが別会場にて行なわれた。本稿ではまず、展示会の様子をレポートしていく。もちろんトークショーのレポートも、別途掲載する予定なのでお楽しみに。
今回の展示の目玉となったのは、先日の静岡ホビーショーや東京おもちゃショーにて披露された「バトルバッファロー」の彩色サンプルの展示だ。ファンの多くが望んだ通り、初代バトルバッファローのデザインを受け継ぐ黒と赤を基調に、キャノピー部はクリアイエローで成形されている。
名称は「バトルバッファローMk.IV<ストライカー>」と改められ、「ストライクヘッダー」、「ストライクブレスター」、「ストライクレッガー」の3機のメカが合体変形することも明らかとなった。
また片方の脚だけで8箇所が可動し、武器を持つための指の可動なども実現。これまでの商品以上にポージングの豊かさをアピールしている。会場では制作途中のPV「バトルバッファローMk.IV<ストライカー>機動せよ」も上映され、こちらの完成版とさらなる新情報は7月29日のワンダーフェスティバル2018夏にて公開される予定となっている。
バトルバッファローの他にも、いくつかの企画中の試作品が展示された。まもなく発売となる、ダイアクロンの敵「ワルダー軍団」の「ワルダースーツ」は、人間型のスタイルの「ワルダースーツ強化マシン(仮)」が初出展。
ワルダー軍団のメカは、ダイアクロンのように個別の機体が登場するのではなく、複数のワルダースーツが集結して様々な形状へと変形するというコンセプトがあるようだ。会場には最大60体のワルダースーツの合体例も展示され、来場者を驚かせていた。
一方、それに対抗するための新型パワードスーツ「パワードシステム マニューバ」は、4機種が既に発表済みだが、同じ展示スペースに“トリビュート出品”として「RM-1」なる機体が展示された。人間的な頭部、胸部のキャノピー、そして背中にキャタピラを背負ったデザインは、ダイアクロンよりも少し前の時代に人気を誇った「ミクロマン」の登場メカ「ロボットマン」を彷彿とさせる。
今回会場では、「変身サイボーグ」やミクロマン、そしてダイアクロンなどが展開された、1970~1980年代の男児玩具ブランド「タカラSFランド」の展示も行なわれていて、この「RM-1」のようなブランドのコラボレーション企画も、楽しみとなった。