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「スターオーシャン:アナムネシス」の最新情報を公開!

桜庭統氏のライブから声優陣によるストーリーイベントまで「スターオーシャンフェス~星海祭~2018」は盛りだくさん

5月20日 開催

会場:舞浜アンフィシアター

 スクウェア・エニックスは5月20日、舞浜アンフィシアターにて「スターオーシャンフェス~星海祭~2018」を開催した。イベントは3部に分かれて行なわれ、第3部の新情報発信コーナー「スターオーシャンプログラム 出張版」では「スターオーシャン:アナムネシス」の新情報も発表された。

 イベントのオープニングに登場したのは、スクウェア・エニックス代表取締役社長である松田洋祐氏。「『スターオーシャン』シリーズは皆様の熱意と応援で復活し、家庭用ゲームとして新作ナンバリングタイトル『スターオーシャン5』、そして20周年記念作品としてのオールスター作品「スターオーシャン:アナムネシス」をスマートフォンで展開しています。その結果、このような大きなイベントを行なうことができるようになるまでリブートできたことは、ひとえに皆様の応援のおかげです。ありがとうございます。この“星の物語”は、まだまだ広げていくことができると考えています。現在サービス中の『スターオーシャン:アナムネシス』も、皆さんと世界を創りあげていく途中だと考えています。本日はぜひ、お楽しみ下さい」と開会宣言をし、「スターオーシャンフェス」が幕を開けた。

「スターオーシャン」のイベントということで、宇宙服を着て地下から登場した松田氏


公式ラジオ番組とのコラボイベント、遂に始動!

 「スターオーシャンフェス」への出張版という形で始まった第3部「スターオーシャンプログラム 出張版」。最初に紹介されたのは、「スターオーシャン:アナムネシス」の公式ラジオ番組で、文化放送の超A&Gにて毎週水曜21時半から放送されている「スターラジオーシャン アナムネシス」の担当、中村悠一氏とマフィア梶田氏からのビデオレターだ。会場が笑いに包まれる中、2人から突然「プレイしている皆さんのプレゼントボックスに、マフィアというのが送りつけられています(笑)」との発表が行なわれた。その正体は、「スターラジオーシャン アナムネシス」との期間限定コラボイベント。ここで、コラボイベント“ジャンボタニシ討伐”の詳細が、改めて説明された。

「スターオーシャンフェス」に来場していたお客さんが、ゲーム中にある“現在地検索”を会場付近で行なうと、タニシが1つ手に入る。これを、マルチプレイで全国各地のユーザーに広めることで、コラボイベントがプレイできるようになるとのこと

 コラボイベントで登場するキャラクターは2体だが、1体目はマフィア梶田氏にそっくりな、“スティーブ・K・マフィア”。CVを担当するのは、もちろんマフィア梶田氏だ。もう1体は、中村悠一氏そっくりな“ユーイチ・オークヴィル”。CV担当は中村悠一氏で、どちらのイラストも手がけるのは、あの大川ぶくぶ氏だ。ここで、コラボキャラクター2体のイラストとバトルシーンの動画が披露されたが、ラッシュコンボのイラストは皆川亮二氏が担当している。なお、この2体は1周年記念イベントとして制作したので、ガチャではなくイベントを通じてゲットできるようにしたと説明があった。

大川ぶくぶ先生のイラストとはまったく違うラッシュコンボのモデルに、会場は大爆笑。ボイスも新録したそうで、ただのおふざけでは無い開発陣の本気が垣間見られた
コラボイベントに登場するボスは、通常状態ではダメージを与えられない。凍結させ、氷属性の攻撃でアタックしなければならない。せっかく凍結させても、氷属性以外の攻撃を行なうと凍結が解除されてしまうワナもある

 ラジオで募集したコラボイベント限定アクセサリ“雷電・暴威Z”“雷電・暴威ω”も初お披露目された。どちらも昭和世代にとっては懐かしい、自転車の真ん中に備え付けられてあったギアとのことだが、果たして会場にいた人のどのぐらいがわかったのだろうか? 加えて、コラボイベント限定スタンプとして、マフィアとユーイチの台詞なしスタンプも登場。人によっては、どんなシーンで使ったら良いのかで悩みそうだ。

コラボイベント限定アクセサリと、イベント限定スタンプ。特にスタンプは、スライドが表示された瞬間に会場から大爆笑がおきたほどウケが良かった


ウェディングイベントは、ウェディングキャラクターのクオリティの高さにため息が出るほど

 次の話題として挙げられたのが、ウェディングイベントの情報だ。昨年末のイベントで投票を行ない、トップを獲得したレイミが“花嫁レイミ”として登場することが決定! ★6進化時のスペックも紹介され、その強さには会場が静まりかえるほど。花嫁レイミのイラストを手がけるのはlack氏で、CVは福圓美里さんが担当する。

 続けて、投票1位だった花婿キャラクターとして、フェイトが“花婿フェイト”として公開。花嫁レイミと同じく、そのスペックの高さには驚かされるばかりだ。花婿フェイトのイラストは藤ちょこ氏が担当し、CVは保志総一朗氏となっている。

花嫁レイミと花婿フェイトの、キャラクター説明とスペック解説スライド。パーティに加わってくれれば、戦力アップ間違いなしだ
こちらは、花嫁レイミと花婿フェイトのモデリングとラッシュの動画。美しいモデリングとモーションに、会場からはため息がこぼれていた

 ウェディングキャラが登場するウェディングイベント“託した想い、明日への誓い”は、5月31日のメンテナンス明けから開始となり、7月5日のメンテナンス前までが開催期間となる。イベントのボスキャラクターとして登場するのは、ハーピー系のオキュペテ・ネクロマンシー。状態異常攻撃などを使ってくる手強い相手だが、光属性が弱点なので、ウェディングキャラクターなどで戦えば攻略の敷居はグッと下がるという。さらに、イベントに合わせて限定スタンプも作成中。スタンプはウェディングイベントで入手可なので、ぜひ手に入れて使いたい。

イベントボスのオキュペテ・ネクロマンシーは、かなり手強い。あらかじめ光属性のメンバーをパーティに入れておこう
先ほどの公式ラジオコラボイベント限定スタンプとは違い、こちらのスタンプは台詞入りだ

 ウェディングキャラクターを入手するための「ウェディングイベントピックアップキャラガチャ」は、5月31日のメンテナンス明けから開始され、6月14日メンテナンス入りまで行われる。ここでさらなる朗報として、今回のウェディングイベント期間中、昨年のウェディングキャラクターの復刻ピックアップキャラガチャ開催が決定との発表があった。調整が行なわれ、登場する4キャラクターのタレントが強化されたため、最新キャラクターたちとも十分に張り合えるようになっている。

 既に手元に所持している人であれば、メンテナンス後に自動でタレントが強化される。さらに、この期間にあわせて各種キャンペーンも実施されるので、じっくりとチェックしよう。

復刻ピックアップキャラガチャのほか、アイテムショップでウェディングセットが販売されるなどのキャンペーンも開催される。今から始めるにも良いタイミングだろう
昨年に続き、ウェディングキャラクターのポスターを今年も作成。イラストを手がけたのは、あきまん氏だ。フェスに来場した人には退場時にお土産として渡されたので、想い出として残るだろう

 ウェディングイベントに続き、覚醒解放キャラクターの紹介が行なわれた。5月31日のメンテナンス明けに、新たに覚醒解放となるのがアタッカーのフェイトだ。覚醒解放は1キャラだけでなく、時期は未定だがシューターのネル、キャスターのミュリア、ディフェンダーのヴィクトルたちが予定されている。これら初期から頑張ってきたキャラたちに、更なる能力が加わるという。なお、覚醒素材は5月31日のメンテナンス後、アイテムショップに覚醒素材セットを登場させる予定となっている。すぐにでも覚醒させたい人はショップを利用し、気長に集める人はディープスペースで集めるといいだろう。

アタッカーのフェイトが覚醒解放されるほか、ネル・ミュリア・ヴィクトル以外のキャラも登場が予定されている


「スターオーシャン:アナムネシス」第2部となる「Twin Eclips」が遂に発表!

 ウェディングイベント関連の発表が一段落したところでムービーが流され、本編第2部となる「Twin Eclips」が大々的に発表となった。キャラクターデザインは、先ほどウェディングイベントのイメージイラストも担当すると発表されたあきまん氏だ。シナリオは、ランビュランス編のノベライズをお願いした際にシリーズに関する知識とコダワリ、そして愛があるからこその魂のこもったストーリー展開に感動し、本編への参加を打診し快諾してもらった和ヶ原聡司氏。

 ここで明かされた事実として、第2部のシナリオボリューム量は、第1部のランビュランス編の10倍近くあるそうだ。これには、会場すべてから驚きの声が上がったほど。そうなった理由としては、これまではスマートフォンのゲームということで「いつ終わるかわからなかったが、ユーザーが1年間支えてくれたので本気を出すことになった」とのことだ。

 その本気度合を示すものとして解説されたシナリオ関連の新要素としては、シナリオは和ヶ原氏の書き下ろしなのはもちろん、メインストーリーはすべて“新録”で“フルボイス”になる。イラストはmot氏が担当し、シナリオ中にインゲームアニメ演出も登場する。

 音楽を担当するは、もちろん桜庭統氏。10曲以上が新曲として登場するほか、シナリオマップやバトル、ボスなどシーンに合わせた新曲を用意し、今後もシナリオ進行と共に曲を順次追加していくと発表された。

あきまん氏によって描かれているキャラクターデザインの設定画も、一部が公開。シナリオ編の新要素も、どれもが期待できるだろう
楽曲に関しても新要素が発表されたが、これまで以上のボリュームになることは確実だ

 ここで「Twin Eclips」のプロローグが紹介され、新キャラクターのティカ・ブランシュの声を担当する悠木碧さんと、ユーイン・ラクスターの声を担当する豊永利行氏の2人からのボイスメールが紹介された。ティカについて悠木さんは「しばらく、守ってあげたくなる系のキャラを担当していなかったので、台詞を読んでいてドキドキしてしまいました」と素直な感情を、豊永氏は「主人公だと思って演じさせていただきましたので、みなさんぜひ感情移入して頂けると嬉しいと思います。言い忘れるところでしたが、1番嬉しかったのは“双破斬”と言えたことです!」と、それぞれ心意気と感想などを述べてくれた。

ティカのCVは悠木碧さん、ユーインは豊永利行氏。キャラクターデザインはあきまん氏、イラストはmot氏がそれぞれ担当している

 さらに、「スターオーシャン」シリーズには欠かせないキャラクターということで、ついにメインキャラクターへと昇格したウェルチ・ビンヤードも公開された。残念ながらイラストはまだ制作中ということで、あきまん氏から届いたコンセプトイラストを使用しての紹介となった。

 このほかに、新キャラクターとして救命艇に内蔵されているAI、レコロが取り上げられた……が、スライドが表示された瞬間、会場からはどよめきと笑いが! それもそのはずでCV担当があの、野沢雅子さんだったからだ。この展開を、誰が予測できただろうか?

声を担当する半場さんは「これ、どっきりじゃ無いよね!? 実装されるまで信じられない」と、動揺しっぱなしだった
レコロの紹介スライド。CVは、今も数多くのアニメなどで活躍している大御所、野沢雅子さんだ


ゲーム部分もバージョンアップし、見た目も大きく変化

 本編のゲーム部分も、アプリのバージョンアップにより見た目などが大きく変わることがアナウンスされた。「バージョン2.0」へのアップデートで導入される新機能として解説された1つ目が、ホーム画面の3D化。2Dと3Dはいつでも切り替えられるのはもちろん、3D画面ではタッチ操作で表示されているキャラクターがリアクションをしてくれるようになるのだ。

例としてイヴリーシュ、フェイト、ベルダ、アルベル、レナの3D画面が表示された。タッチ操作に反応を返してくれるのは、今から楽しみだ

 また、第2部ではミッションボードをワールドマップで表現する方式に変更し、演出の幅を広げるようにしていると解説。シナリオにあわせマップの各所ポイントが解放されるので、プレーヤーは常にワクワクしながらプレイできるのだ。

 新機能のアシストスキルは、パーティの各メンバーにアシストキャラクターを設定することで、バトル中に好きなタイミングでアシストスキル発動が可能となる。今まで出番が少なかったキャラクターも、これで大いに活躍が期待できるだろう。

 アシストカットインは、ラッシュコンボ発動時に確率でアシストキャラクターがカットインに登場してくれるというもの。すると、ラッシュコンボのダメージ値アップするのだ。確率次第だが、パーティ全員が現われてダメージが大幅に上昇する可能性も!

 これらを備えた第2部「Twin Eclips」は、2018年夏にサービス開始となる予定だ。これで、「スターオーシャンプログラム 出張所」は一段落となった。

ミッションボード、アシストスキル、アシストカットインの細かな説明が気になった人は、これらのスライドをチェックしておこう


桜庭統氏らのライブも大いに盛り上がる

 第1部は、ライブイベント「スターオーシャン LIVE COLLECTION+ 2018」と題し、ライブイベントが行なわれた。ステージにはキーボードの桜庭統氏、ベースの長谷川淳氏、ドラムの今井義頼氏、ギターの大橋英之氏、そしてヴァイオリンの土屋玲子さんが登壇し、約2時間弱にも及ぶ名演奏を披露した。以下に、セットリストを掲載した。

【セットリスト】
01:STAR OCEAN forever
02:TENSE ATOMOSHERE
03:For Achieve
04:The Eleventh Hour
05:Mission to the deep space
06:Blood on the keys
07:Bright All-Stars
08:Barbed Fields
09:One Challenge
10:DANSIN'SWORD
11:Stab the sword of justice
12:The Dawn of Wisdom
13:Irrepressible Dignity
14:No Mercy
15:Face Off
16:Hand to Hand
17:Confidence in the Domination
アンコール01:未確認神闘シンドローム
アンコール02:The incarnation of devil

2時間近くの演奏を披露してくれた5人。シリーズの名曲が数多く演奏され、聴き応え十分だった


豪華声優陣が勢揃いし行なわれた、ストーリーイベント

 第2部は、ストーリーイベント「プライベートアクション」と題し、「スターオーシャン:アナムネシス」に登場するキャラクターたちの中からミリー役の吉田小南美さん、クロード役のうえだゆうじ氏、フェイト役の保志総一朗氏、ソフィア役の榎本温子さん、クリフ役の東地宏樹氏、ネル役の浅川悠さん、クレア役の吉住梢さん、フェイズ役の斎賀みつきさん、ミュリア役の生天目仁美さん、ミキ役の東山奈央さん、ウェルチ役の半場友恵さん、そしてベルダ役の井澤詩織さんたちが登壇し、朗読劇を披露してくれた。この劇での主人公はミキで、彼女がフィデルに寄せる想いに絡んでの、仲間たちとのやりとりが語られた。台本を担当したのは、第2部のシナリオを手がけた和ヶ原聡司氏だ。

これだけの声優陣が1度に揃うことはなかなか無いので、貴重な機会となった


来場者だけでなく、「スターオーシャン:アナムネシス」をプレイしているユーザーにも素敵なプレゼントが進呈

 第1部、第2部、第3部の最後に、ルーレットを回し矢が止まったところのアイテムなどがプレゼントされるという“ビッグバンチャレンジ”が行なわれた。

 第1部最後の1回目のチャレンジでは、シード全種×100個/5,000,000FOL/覚醒プログラム・γ全種×2、★5部旗チケット×5から1つが当たるルーレットを用意。どれもが豪華なアイテムだが、会場からの欲しいという声が1番多かったのは、★5武器チケット×5。そこで、射手としてライブが終わったばかりの桜庭氏が招かれ、ルーレットを狙ってもらうことになった。ただし、早く回しすぎると観客の要望通りに当たらないため、ゆっくりと回転。無事に★5武器チケット×5にヒットした。

 ストーリーイベント終了後の2回目は、“SO1オリジナル版ボイス機能実装”または“SO2オリジナル版ボイス機能実装”のどちらかが当たるルーレットが登場した。これには会場から大歓声が上がり、結果“SO2オリジナル版ボイス機能実装”に命中! ところがここで“片方だけでは……”という話になり、最終的には両方共に実装が決定した。

 「スターオーシャンプログラム 出張版」が終わってからの3回目として登場したルーレットには、なぜか“パジェロ”と“たわし”と“紋章石5,000個”と書かれており、会場は大ウケ。当然ながら当たって欲しいのは紋章石5,000個だが、本気でルーレットを回されてしまい、たわしの部分に命中。ところが、その矢を引き抜き隣の紋章石5,000個と書かれたマス目につけ直すという強引さで、紋章石5,000個に確定となった。

 ここで、1回目のルーレットに関しても1つだけでなく全部プレゼントしましょう! ということになり、最終的には次回メンテナンスでパジェロとたわしを除くルーレット3回分の内容すべてが全プレーヤーにプレゼントされることに。こうして、大きな拍手の中でイベントは終了を迎えた。

合計3回のビッグバンチャレンジで提示されたアイテムすべてが、「スターオーシャン:アナムネシス」全プレーヤーに送られることとなった。5月31日のメンテナンス後にプレゼントボックスへと贈られるので、今からプレイを始めれば恩恵にあずかることができる。さあ、早速始めよう!