意欲作「嘘つき姫と盲目王子」、キャラクターやアクション、システムを紹介

狼と姫

　森に住む人食いの狼は、かつて美しい歌声を持っていた。歌声がきっかけで人間の王子と出会うが、狼はその鋭い爪で王子に怪我を負わせて失明させてしまう。王子の姿に心を痛めた狼は、魔女に自分の歌声を捧げて王子に触れることができる“姫”の姿を手に入れる。そして王子の目を治すため彼と手を取り合って魔女の元へ向かう。

【狼のアクション】

　化け物である“狼”は高所へのジャンプや、障害物や敵への攻撃が可能。

【姫のアクション】

　人間である“姫”は王子と手を繋ぎ、導くことができる。また、王子に協力を求める“おねがい”というコマンドが使える。

王子

　王族として育てられていた王子は、森で出会った狼に傷つけられ視力を失う。負傷したことで両親に疎まれ塔に幽閉されていた王子だが、“姫”に化けた狼によって解放され、姫とともに旅立つ。自分を傷つけた化け物を恐れているが、姫の正体がその化け物であるとは知らない 。

【王子のアクション】

　NPCである王子は、姫と手をつないでいる状態ならば一緒に走ったりジャンプをしたりすることが可能。また、姫の“おねがい”に従ってオブジェクトを持ったり、短い距離を歩いたりすることができる。ただし、王子と姫が高所から落下したり、化け物に襲われるとゲームオーバーとなってしまうのでうまく導こう。

魔女

　“最も大切なもの”と引き換えに願いを叶えてくれる魔女。取り立てた代償を美しい結晶に変えてコレクションしている。その過去は謎に包まれているが、王国には“ある魔女のおとぎ話”が伝わっているという。

小さな宝物

　本作には2種類の収集要素が用意されている。攻略には必要のない要素だが、設定画やアイデアスケッチ、特別なサイドストーリーを見ることができるようになる。

【花びら】

　ステージのあちこちには花びらが舞っている。手に入れた枚数に応じてキャラクターやステージの設定資料が解放されていく。

【花畑】

　ステージに咲いている花を王子にプレゼントすると、王国に伝わる“魔女のおとぎ話”を読むことができるようになる。