ニュース

日本一ソフトウェア、開発中のタイトルの最新映像などを公開

高解像度化した初代「ディスガイア」をこの夏発売

1月18日 発表

 日本一ソフトウェアは1月18日、新川宗平社長が自社の最新タイトルを紹介する番組「日本一ソフトウェアの新作タイトルを“直接”紹介する動画」において最新タイトルを配信した。同社は7月12日で25周年を迎えることから、数多くの新作を予定しているという。今回の映像では7月までに発売されるタイトルを紹介した。

【日本一ソフトウェアの新作タイトルを“直接”紹介する動画】

 まずは3月8日発売予定の「あなたの四騎姫教導譚」と3月15日発売予定の「シルバー2425」の最新映像が公開された。

 「あなたの四騎姫教導譚」は4人の姫とコミュニケーションを取り教育しながら指導し、時に指揮官となって兵を率いて戦う、やりこみ要素満載の「姫育成&戦略アクション」。公開映像にはゲームのプレイ映像を中心にキャラクターの紹介、多様なモードの紹介などたっぷりと紹介。

【あなたの四騎姫教導譚】

 「シルバー2425」は、グラスホッパー・マニファクチュアの須田剛一氏によるアドベンチャーゲームとして、今なお高い人気を誇っている。“カントウ24区”を舞台に描かれた「シルバー事件」と、その6年後の世界となる“カントウ25区”を描いた「シルバー事件25区」の2タイトルが収録されている。CEROレーティングD(17歳以上対象)と過激な1作だ。今回も衝撃的なシーンをちりばめたスタイリッシュな映像に仕上がっている。

【シルバー2425】

 日本一ソフトウェアは毎年新規IPタイトルを発売することで知られている。その発端とも言うべき社内イベントが「日本一企画祭」で、全社員を対象に1年に1回、提出された企画を審査するイベントが開催され、その中から1タイトルはゲーム化されるという。「夜廻」や「htoL#NiQ-ホタルノニッキ-」はこの「日本一企画祭」から生れたのだという。

 今回その企画祭を勝ち抜き、2017年の受賞企画となった「嘘つき姫と盲目王子」が紹介された。公開されたのはイラストや設定資料など画像が5点のみで、詳細は未定。WEBデザイナーの社員の方の企画で、手描きの絵本のような風合いの映像が特徴的。お姫様に化けた化け物と、目の見えない王子様の異種間交流をテーマにした切ない恋の物語となっている。

【嘘つき姫と盲目王子】

 新たなるチャレンジタイトルも紹介された。タイトルは未定で、「project Nightmare」と仮のタイトルとして公開された。病院のような所を逃げている女性。どこからか近づく足音。一転して振り下ろされるナイフ……。実写映像で描かれるホラーアドベンチャーなのだが、その発想が面白い。新川氏によれば「実写と見間違うほどのCGを見たときに『もう実写でいいじゃん』と考えた」のが出発点なのだとか。実写の映像の撮影は、会社のある岐阜県で撮影されたのだとか。

 「嘘つき姫と盲目王子」と「project Nightmare」の詳細は近日公開される予定。

【project Nightmare】

 最後に「過去のタイトルのリメイクにも力を入れる」として、15周年を迎えた初代「ディスガイア」を、高解像グラフィックス化したリメイク版の制作が進行中だという。今回の番組では映像が間に合わなかったようで、ビジュアルの紹介は見送られたが、夏の発売を予定しているという。