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「クラロワ」、日本プロチームに所属する全16選手を発表!
「クラロワリーグ」1stシーズンの概要も明らかに
2018年4月24日 21:42
Supercellは、リアルタイム対戦型モバイルカード「クラッシュ・ロワイヤル(以下、クラロワ)」の公式eスポーツリーグ「クラロワリーグ アジア」の1stシーズンを4月27日に開幕する。
開幕に先駆け、「クラロワリーグ アジア」1stシーズンの概要、及び日本のプロチーム「DetonatioN Gaming」、「FAV gaming」、「GameWith」、「PONOS Sports」に加入するプロ選手16名の発表会が行なわれた。
発表会では各チームの監督と代表選手2名が登壇。チームの方針と、これからプロとして歩んでいく選手たちの意気込みが語られた。
「クラロワリーグ アジア」の開催概要を公開!
「クラロワリーグ」は北米、ヨーロッパ、中国、ラテンアメリカ、そしてアジアの各地域に設置されるリーグで、日本が所属するのは「クラロワリーグ アジア」となる。「クラロワリーグ アジア」4月27日の開幕から約4カ月に渡って開催され、日本の初戦は4月29日を予定している。
「クラロワリーグ アジア」の1stシーズンでは、まず「シーズン戦」として同じくリーグに所属する韓国、東南アジア諸国との計12チームで約70試合の総当たり戦を行ない、各地域の1位を決定。1位チームは「世界一決定戦」への切符を争う「プレイオフ」に出場することができる。
「プレイオフ」は計4チームによる勝ち抜きトーナメントとなっており、各地域の1位で計3枠、残りの1枠は「ワイルドカード」として全体順位4位から7位のチームによるトーナメント戦で1位になったチームに与えられる。各試合の概要は下記の通り。
シーズン戦
・勝利条件:下記の2セット先取(最大3セット)により、勝敗を決定する。なお、「ワイルドカード」トーナメントの勝利条件もシーズン戦と同様となる。
□第1セット:1対1の試合を2ゲーム先取で1セット獲得。
・試合形式は1対1。
・出場選手はチーム内から1名。
・両出場選手はお互いに1枚BANカードを指定する(ゲーム間でのBANカードの変更は無し)。
・BANカード公開後2分間のデッキ変更タイムが与えられる。
・ゲーム間のデッキ変更は勝敗に関わらず可能。
・ゲーム間のデッキ変更タイムは2分とする。
・引き分けの場合は再試合を行なう。
・2ゲーム先取で勝利(1セット獲得)。
□第2セット:第1セットに出場しなかった選手による「協力バトル」で、2ゲーム先取で1セット獲得。
・試合形式は2対2。
・出場選手はチーム内から2名を選出(自動的に1セット目に出ていない選手2名が出場となる)。
・両チームはお互いに1枚BANカードを指定する(ゲーム間でのBANカードの変更は無し)。
・BANカード公開後2分間のデッキ変更タイムが与えられる。
・ゲーム間のデッキ変更は勝敗に関わらず可能。
・ゲーム間のデッキ変更タイムは2分とする。
・引き分けの場合は再試合を行なう。
□第3セット:1対1の試合を2ゲーム先取で1セット獲得。
・基本的なルールは第1セットと同様。なお、第1セット、第2セットを先取している場合、第3セットは行なわれない。
「プレイオフ」
・勝利条件:「シーズン戦」と同様に3本先取。いずれかのチームが3セット選手した時点で終了となる。
□第1セット~第3セット:「シーズン戦」と同様。
□第4セット:第3セットと同様(※第3セット目に出場した選手は選出不可)。
□第5セット:1対1の勝ち抜き戦を3ゲーム先取で1セット獲得。
・試合形式は1対1による勝ち抜き戦(3ゲーム先取)。
・出場選手は4セット目終了後に選手全員の出場する順番を提出する。
・両出場選手はお互いに1枚BANカードを指定する(ゲーム間でのBANカードの変更は無し)。
・BANカード公開後2分間のデッキ変更タイムが与えられる。
・ゲームに敗れたチームは次の選手へと交代する(勝利したチームの選手はそのまま)。
・ゲーム間のデッキ変更は勝敗に関わらず可能。
・引き分けの場合は再試合を行なう。
・ゲーム間のデッキ変更タイムは2分とする。
各チームのプロ選手計16名が発表!
日本のプロチームとして出場するのは「DetonatioN Gaming」、「FAV gaming」、「GameWith」、「PONOS Sports」の4チーム。チームメンバーの発表と共に各チームの監督と代表選手2名が登壇し、チーム方針とその意気込みを語った。
DetonatioN Gaming
他のタイトルにおいて世界大会出場経験も豊富な「DetonatioN Gaming」の所属プロはLewis選手、koo選手、ピラメキ選手、まつもとん選手。監督は選手と兼任のLewis選手。
この日登壇したのはkoo選手とピラメキ選手の2名。koo選手は16歳の最年少プロであり、最多トロフィーは6396、現在のローカルランキング1位。「自分がやるべきことをしっかりやります。最年少ということで、未来の16歳の目標となれるよう頑張ります」とコメントした。
ピラメキ選手は「koo選手のような実績はありませんが、これから作っていこうと思います。初戦までの残りの日々でチームメイトと練習を積み重ね、本番に全力で挑んでいきたいです」とその意気込みを語った。
FAV gaming
Gzブレインのeスポーツチームであり、「Fun and Victory(楽しんで勝つ)」からその名をつけた「Fav gaming」。過去のイベントの実績を元にプロとなった特別選手を2名獲得しており、所属選手は特別選手のRAD選手とけんつめし選手、及びOz選手、焼き鳥選手。監督を務めるのはファミ通App編集部のおこめちん氏。
登壇したのはけんつめし選手とRAD選手の2名で、チームのキャプテンを務める傍ら配信にも取り組むけんつめし選手は「クラロワ 日本一決定戦」の5月大会で優勝を収めており、「クラロワ アジア大会」では3位タイの経験がある。「チームのキャプテンとしてチームをサポートするのはもちろん、『クラロワリーグ』によって『クラロワ』そのものも盛り上げていきたい」とコメントした。
「自分の力を存分に発揮し、チームを世界一に導きたい」と語るRAD選手は現在大学生で、今後は兼業プロゲーマーとして活動する。最高ゲームランキングは世界7位で、「クラロワ日本一決定戦」においても6月から8月の3大会を優勝で飾った経験がある。
GameWith
ゲーム情報メディアの運営や動画配信を行なう「GameWith」傘下のeスポーツチームで、所属選手はアマテラス選手、ユイヒイロ選手、KK19212選手、shun選手。
登壇したアマテラス選手は、「クラロワ 日本一決定戦」2位、「クラロワ 世界一決定戦」ではベスト16の戦績を誇る。「世界大会の経験を生かして、チームを引っ張っていけるように頑張りたい」とした。
shun選手は「プロになれたことを本当に嬉しく思います。勝利を目指すことはもちろん、観ている人たちや自分たちも楽しみながらプレイしていきたい」と語った。
PONOS Sport
「ゲームが上手いことに価値を」、「ゲームが本職でない人も」、「共に成長」、「最後まで諦めない」、「エンターテイメント」、「皆から愛されるチームへ」の6つをキーワードとするPONOS Sport。特別選手としてみかん坊や選手兼監督とフチ選手の2名、および天GOD選手とライキジョーンズ選手が所属する。
フチ選手は「クラロワ 日本一決定戦」での優勝経験があり、「クラロワ 世界一決定戦」にも出場経験がある。しかし、そこでの1回戦敗退という苦い経験をバネに、「頼もしい仲間たちとともに、世界へのリベンジを果たしたい。今度こそよい結果を日本に持ち帰れるように頑張りたい」と語った。
「クラロワ」のローンチ当初からプレイしており、「最強クラン決定戦」にも2度の出場経験を持つライキジョーンズ選手は、「クラロワリーグでプロとして活動する以上、このメンバーと勝ちにこだわって世界で活躍できる選手になりたい」とコメントした。
【お詫びと訂正】掲載当初、「FAV gaming」について誤った画像を掲載していました。関係者の方々にお詫び申し上げるとともに、訂正させていただきます。