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「クラロワ 世界一決定戦」決勝大会、優勝はセルジオラモス:)選手(メキシコ)に!

日本代表選手は世界ベスト16と健闘

12月3日 開催

 Supercellは、Android/iOS用リアルタイム対戦型カードゲーム「クラッシュ・ロワイヤル(以下、クラロワ)」の世界初となる最強プレーヤーを決定する「クラロワ 世界一決定戦」を12月3日にロンドンの「Copper Box Arena (カッパー・ボックスアリーナ)」にて開催した。

 世界最大規模の最強プレーヤーを決定する本大会は、日本、中国、韓国、北アメリカ、ヨーロッパなど、187カ国からのべ2,700万名以上のプレーヤーが参加し、世界8地域の予選を勝ち抜いた16名のプレーヤーによるトーナメント方式にて開催された。観客1,500名の入場チケットは完売し、熱い声援が送られる中、予選からハイレベルなバトルが繰り広げられた。

 決勝に進出したのはセルジオラモス:)選手(メキシコ)と、ミュージックマスター選手(アメリカ)。決勝は、激戦を3対1で制したセルジオラモス:)選手が、初の世界最強プレーヤーの称号を手にした。なお、本大会はYouTubeやTwitchなど計13のプラットフォーム、計9言語で生配信された。

優勝したセルジオラモス:)選手
日本代表のアマテラス選手(左)、フチ選手(右)

 各地域の予選大会も含めた「クラロワ 世界一決定戦」全体での賞金総額は約1億円。優勝した「セルジオラモス:)」選手には賞金15万ドルと「クラロワ」の王冠が贈られた。同選手は「楽しいということだけでプレイし始めたので、まさかチャンピオンになれると思っていなかったです。お父さん、お母さん、家族全員に感謝したいです」と笑顔で喜びを語り、賞金の使い道は「まったくわかりません。高額すぎて!」とコメント。これから「クラロワ」を始める人へのアドバイスとして「YouTubeなどで良いバトルをたくさん見ることです。それによって戦略をいろいろ学べます。「クラロワ」はシンプルに見えて、とても奥深いので」と語った。

 日本代表として出場したフチ選手とアマテラス選手は、惜しくもトーナメント初戦敗退となり、世界ベスト16となった。試合終了後のインタビューで、フチ選手は「ここで負けて終わったら、次に絶対勝てないので、ずっと続けていきます。次に活かしたいです」と悔しさをにじませながらも、「応援してくれたクランメンバーに会って話したり、賞金が出たので飲みにいったりしたいです」と応援してくれた仲間への感謝を述べた。

 アマテラス選手は「ステージに上がったときにすごい雰囲気で緊張して、プレイを始めた瞬間から手が震えてきました。海外の選手の方が、このような大きな大会に慣れていて、緊張に強い感じがしました」と初めての大舞台の感想を述べるとともに、「受験などを考えるとすごく良い経験になったと思います。まずは受験に専念して、終わったらまたこういう場に出られるように練習します」と今後の目標を語った。

 また、Supercellのe-Sportsグローバル担当のティム・エブナー氏は、本大会について「2,700万人を超えるプレーヤーが参加してくれたことに私たちも驚きました。プレーヤーだけでなく、観客みなさんも私たちにとっては同じだけ大切です。今後も『多くの人に長く愛されるゲームを作る』という企業理念を、e-Sportsの側面からもサポートしていきたいです」とコメントした。

Clash Royale Crown Championship World Finals 2017

(日本語での大会名称は「クラロワ 世界一決定戦」)

開催日:12月3日
会場:ロンドン Copper Box Arena (カッパー・ボックスアリーナ)
出場者:16名
賞金:1位/15万ドル、2位/7.5万ドル、3~4位/2.75万ドル、5~8位/1.5万ドル、9~16位/7,500ドル

【クラロワ 世界一決定戦】