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「JAEPO 2018」で新機軸の音楽ゲーム「オンゲキ」などセガゲームブースをレポート

2月9日~11日 開催

会場:幕張メッセ

価格:
【前売入場券】
1日券 1,500円
2日通し券 2,500円
【当日入場券】
1日券 2,000円

 本稿では、2月9日より開催されたジャパン アミューズメント エキスポ2018(JAEPO2018)において、セガ・インタラクティブが同社ブース内に出展したタイトルをご紹介しよう。なお、「Fate/Grand Order Arcade」と「ソウルリバース」はすでにお伝えしているので、本稿では初日のビジネスデイに出展されていた、両タイトル以外の主な作品に絞ってお伝えする。

「オンゲキ」

 レバーデバイスを使ってキャラクターを動かし、リズムに合わせてボタンを叩いて遊ぶという、一風変わった音楽ゲームだ。ゲーム中で操作するキャラクターは、同時発売となる「カードメイカー」という筐体を使って実物のカードにすることが可能。カードを入手したら、筺体上のカードスロットに挿入することでデッキを組んでプレイできるようになる。また、「maimai」、「CHUNITHM(チュウニズム)」との連動イベントを定期的に開催する予定であることも、9日のステージイベントで発表された。稼働は今夏の予定。

実物のカードを使用してデッキを組んでプレーができる「オンゲキ」。藤澤袖子、星咲あかり、三角葵の3人のヒロインたちには、なんとストーリーまでもが用意されている

「HOUSE OF THE DEAD ~SCARLET DAWN~(ハウス・オブ・ザ・デッド ~スカーレット・ドーン~)」

 1997年にシリーズ第1弾が登場した、人気ガンシューティングシリーズの最新作。今回も不気味なゾンビなどの敵が次々と出現し、筐体にはエアキャノンやシート、フロアの振動機能までもが搭載されている。筐体後部には、外からでも画面やギミックが見えるすき間があり、ここから中をちょっとのぞくだけで恐怖体験ができるのも面白いアイデアだ。2018年の稼働を予定している。

今回も不気味な敵や演出が目白押し。ストーリーは過去のシリーズのものを継承しているとのこと

「SEGA World Drivers Championship」

 全国のプレーヤー10台にCPUの35台と合わせた、計45台が同時にコース走るという、アーケードでは初となる10人ネットワーク対戦を実現したレースゲーム。。店内のプレーヤー同士での対戦もできる。「SUPER GT」の公式レースゲームでもあり、ゲーム内には2017年度の「SUPER GT」マシンが登場するほか、人気ドライバーも多数参加する。稼働は2018年3月の予定。

筐体には、パドルシフト付きの専用レーシングハンドルを搭載されている

「StarHorse3」

 競馬メダルゲームの定番、「StarHorse3」シリーズの最新作。今回から秘境「アマゾン競馬場」で行なわれる特別なJPチャレンジレース「ミリオンステークス」が新たに追加された。レースに勝利すると挑戦できるミリオンジャックポットチャレンジでは最大1,000,000枚が獲得可能で、同時開催されるメイン・サブ両レースのミリオンステークスを制することで、最大なんと2,000,000枚のボーナス賞金が獲得可能になった。稼働日は未定。

「StarHorse3」の筐体とスクリーンショット

「レッ釣りGO!」

 最大8人まで同時にプレーできる、プッシャー型のマスメダルゲーム。その名のとおり釣りをモチーフにしたゲームで、フィールド上のウキ型ボールを落とすことで魚を釣ったり、たくさんの魚を釣って図鑑を完成させるとメダルが獲得できる。また、ボス魚を釣り上げるとジャックポット(大当たり)メダルが払い出されるのが特徴だ。2018年秋の稼働を予定している。

ジャックポットを達成すると、天井から本物の網の中に入った大量のメダルが落ちてくる演出が見どころだ

「TOWER TAG(タワータグ)」

 VR空間の上空までそびえる無数のタワーをフィールドにして、相手チームと撃ち合うVR対戦ガンシューティングアトラクション。壁を利用して、相手からの攻撃を実際に動いて避けたり、タワー上部を狙うとワイヤー状のツールが発射され、タワーとタワーを素早く移動することが可能。2月9日より、東京ジョイポリスに常設設置されている。

HMD(ヘッドマウントディスプレイ)をかぶり、ガン型デバイスを持ってプレーする「TOWER TAG(タワータグ)」

「千閃戦記」

 「コード・オブ・ジョーカー」や「ワンダーランド ウォーズ」と同様に、タッチパネルを使用して遊ぶネットワーク対戦型のデジタルカードゲーム。こちらは筐体の展示のみで、残念ながらプレーすることはできなかった。

「千閃戦記」の筐体写真

 また9日の最初に行なわれたステージでは、セガ・インタラクティブの杉野行雄代表取締役社長CEOが登壇し、同社とコナミアミューズメント、バンダイナムコエンターテインメントとの3社が、ユーザーの利便性向上を目的として、アーケードゲーム用ICカードの仕様統一に向けて合意したことを説明したことを説明した。大手3社が合意したことにより、これを機に従来のコインオペレーション方式から、電子マネー決済が主流になるきっかけとなるかどうかにも注目したい。

杉野行雄代表取締役社長CEO自らが、アーケードゲーム用ICカードの仕様統一について、3社が合意した内容について説明を行った