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「逆転オセロニア」をホロレンズで体験!

目の前に広がる「オセロニア」の世界。本格的な対戦にも期待

2月3日 開催

 ディー・エヌ・エーは2月3日、ベルサール新宿にて、Android/iOS用アプリ「逆転オセロニア」のリリース2周年を記念するリアルイベント「オセロニアンの祭典」を開催した。

 本イベントではYouTuberのHIKAKINさんやゲーム実況者のちゅうにーさん、みそしるさん、ごはんさんをはじめ、オセロ世界チャンピオンの高梨悠介さんなどバラエティーに富んだゲストが多数出演し、ユーザー参加のエキシビジョンマッチや公式番組「週刊しゃべろニア」の出張版など多彩なプログラムで観客を楽しませた。

 そして会場の一角には、本作の一部をホロレンズで体験できるエリアも設けられていた。そちらを早速体験してきたので、その内容をお伝えしよう。

【「逆転オセロニア」ホロレンズ紹介】

ホロレンズが映し出す「逆転オセロニア」の可能性

 ホロレンズとは、仮想ホログラムを投影し、実際に触る感覚で操作を楽しめるゴーグル型のデバイスのこと。現実の世界とホログラムを重ね合わせるMR技術を使用しており、VRやARから発展した新たな可能性として期待を集めている。

 しかし期待を集めている一方で、ゲームとして身近で体感できる機会が少ないのも事実。それだけに今回「逆転オセロニア」が見せた展開の注目度は高く、ステージイベントが盛り上がりを見せる中でも多くのファンで賑わっていた。

 ゴーグルを装着すると、まずはプレーヤーの味方であるキャラクター(駒)の確認画面からスタートする。視線を右側に移すとキャラクターの一覧が表示され、その中から詳細を確認したいキャラクターを選択する。選択する際のアクションはアイコンを人差し指と親指でつまむだけ。こうして視線を中央に戻すと、キャラクターの3Dモデルが目の前に現われているのだ。

 今回は「ランドタイラント」など人気の高い数体のみにとどまったが、スマートフォンにも通じる直感的な操作はそのままに、スマートフォン以上に迫力のあるキャラクターの動きを満喫できた。

 続いては「逆転オセロニア」のメインであるバトルシーンが始まるのだが、このとき活躍したのが試遊スペースの中央に用意された盤面型のテーブルだ。このテーブルの上に白黒の石が2つずつ、つまりオセロの開始時点の配置が再現されているのだ。

 ここで再び視線を右隅に落とすと、先程の確認画面でも登場したキャラクターが並んでいる。ここからキャラクターを選択すると、盤面ではそれを置ける場所が光っているので、そこでつまむアクションを行なう。あとは自然と3Dのキャラクターが出現し、バトルを展開してくれる。

 イベントで体験できたのはデモ映像+α程度の内容で、スタッフから説明を受ける時間を合わせても5分ほどのボリュームだった。また試遊スペースは2人のプレーヤーが対面する形式になっていたが、あくまでも演出のためで、実際に対戦できるわけではない。

 会場にはホロレンズ版の開発を担当したティーアンドエスのスタッフも足を運んでおり、今後のさらなる展開にも意欲を見せていた。筆者自身もプレーヤーが顔を突き合わせての対戦など、できることはまだまだあるように感じた。「逆転オセロニア」×ホロレンズのタッグにはぜひ注目していきたい。

ホロレンズを体験するためのゴーグル。VRヘッドセットに比べると軽量で、手軽にゲームに没入できるのも魅力的だった

 その他にも会場では公式グッズを販売する物販コーナーや展示物の数々も楽しめた。物販コーナーでは過去に販売したグッズの他、オセロニアンパーカーの特別色に掛け軸タオル、アクリルスタンドといった新たなアイテムの数々も登場。こちらもファンからの注目は高かったようだ。

 展示物は設定画に加え、新たなキービジュアル、そして「オセロニアセレクション」の動画、イラストもあった。「オセロニアセレクション」とは、SNSを通してファンからイラストや動画を募り、その中から優秀な作品を選ぶ企画。会場で展示されたのは、「逆転オセロニア」への愛に溢れたイラストと、投稿者自身も出演している個性的な動画の数々。いずれも個性的で記憶に残る作品となっており、来場者も足を止めて鑑賞していた。

来場者が自由に書き込めるメッセージボードも登場。HIKAKINさんをはじめとしたステージイベントの出演者も思い思いのメッセージを残していた