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個人で作ったゲーム投稿コンテスト「ニコニコ自作ゲームフェス 2018」、開催決定

9社の企業賞も決定!自作ゲームクリエイター向けの勉強会も実施

【応募期間】

12月1日~2018年1月7日

 ドワンゴは、動画サービス「niconico」の「RPG アツマール」にて、個人が制作したゲームの投稿コンテスト「ニコニコ自作ゲームフェス 2018」を開催する。

 ニコニコ自作ゲームフェスは、「ゲームを作るひと」、「遊ぶひと」、「二次創作をするひと」をつなぎ、個人で作ったゲームがより多くの人にプレイされるようになることを目指すお祭り。第8回目となる今回は、12月1日から2018年1月7日23時59分までの期間に自作ゲーム作品の募集を行ない、2018年2月10日に「闘会議」の会場で受賞作品の発表および受賞式を行なう。

 自作ゲーム作品の応募方法は、ゲーム投稿と動画投稿の2種類がある。ゲーム投稿は、RPG アツマールにゲームを投稿。「自作ゲームフェス 2018 参加作品」と「一般部門」など参加部門名をタグロックする。動画投稿は、ゲームの概要を動画にし、ニコニコ動画に投稿。その動画に「自作ゲームフェス 2018 参加作品」と「一般部門」など参加部門名をタグロックする。

 応募作品の中から大賞に選ばれたゲームの作者には、賞金が贈られるほか、大賞以外に多くの賞が設けられていることも特徴だ。これは「より多くのインディーゲームや、その制作者について知っていただきたいと」いう想いから設けられているもので、その想いに、数多くのゲーム会社や出版社が賛同し、協力企業ごとの賞を設けることで、注目される表彰作品が増えている。今回は9社の企業賞が決定している。

【「闘会議2017」自作ゲームステージの様子】
個人で作ったゲーム投稿コンテスト「ニコニコ自作ゲームフェス 2018」、開催決定
個人で作ったゲーム投稿コンテスト「ニコニコ自作ゲームフェス 2018」、開催決定

企業賞および協賛企業のコメント

・ツクール賞(提供:KADOKAWA「RPG ツクール」シリーズ)

【コメント】

 「プログラムは組めないけど、ゲームを作りたい」、「誰もが簡単にゲームを作ることはできないか」、そうしたいろんな人の思いを叶えるために生まれた「ツクールシリーズ」。今ではニコニコ動画・生放送のゲーム実況でたくさんのツクール作品が広まっています。ゲーム制作の入門ツールの本製品で、未来のヒットゲームを作ってみませんか?

・スニーカー文庫賞(提供:KADOKAWA スニーカー文庫)

【コメント】

 「角川スニーカー文庫」は2018年、創刊から30周年を迎えるライトノベルの老舗レーベルです。学園、ファンタジー、SFといった幅広いオリジナル作品から、「ガンダム」、「マクロス」等ノベライズ作品も数多く刊行しています。

・ホビー書籍編集部賞(提供:KADOKAWA ホビー書籍編集部)

【コメント】

 ホビー書籍編集部では「殺戮の天使」、「魔女の家」、「霧雨が降る森」、「包丁さんのうわさ」、「幻想乙女のおかしな隠れ家ーはじまりの一週間ー」などのフリーゲームノベライズのほか、「オーバーロード」、「幼女戦記」、「ログ・ホライズン」など、様々な作品を刊行しております。

・フリゲの本をまとめてみたチャンネル賞(提供:KADOKAWA 戦略書籍編集部)

【コメント】

 KADOKAWA 戦略書籍編集部によるフリーゲーム関連書籍のレーベルです。「被虐のノエル」のノベライズや公式ファンブック、「殺戮の天使」公式ファンブックなどを刊行しています。「えんため大賞×RPG アツマール 自作ゲームの部」コンテストの選考にも参加しています。

・OPTPiX SpriteStudio 賞(提供:ウェブテクノロジ・コム)

【コメント】

 ウェブテクノロジが開発・販売する「OPTPiX SpriteStudio」は、様々なゲーム開発環境に対応した、“超汎用”2D アニメーションツールです。個人開発者向けには長らく“OPTPiX SpriteStudio for Indie”を提供しています。この機会に、サァお試しあれ。

・HSPTV!賞(提供:オニオンソフトウェア)

【コメント】

 HSP(Hot Soup Processor)は、Windows、Android、iOSなどのゲーム、ツールを手軽に無料で開発できる純国産のプログラミングツールです。20年以上の歴史を持ち、初心者向けの関連書籍や資料も豊富で、多くのユーザに親しまれています。

・ノベルスフィア賞(提供:言語社)

【コメント】

 ノベルスフィアは言語社の運営するノベルゲームの制作・配信プラットフォームです。ノベルスフィアのゲームはブラウザで動くことが特長で、PCやスマートフォンといった幅広い端末で動作し、ブラウザ上からワンクリックでプレイが可能です。また、ノベルスフィアは独自エンジンを開発・採用しており、誰でも簡単に、無料でノベルゲームを制作できます。

・スマイルブーム賞(提供:スマイルブーム)

【コメント】

 楽しいものを作ってくれる若者のために「未来のクリエイター向けツール」を作り続ける会社、それがスマイルブーム!「SMILE GAMEBUILDER」は、「ゲーム制作に初めて挑戦する人でも、楽しみながらオリジナルゲームが開発できる環境を作りたい!」という当社の思いを込めて開発をしたソフトです。ニコニコ自作ゲームフェスの入賞を目指して、是非、本ソフトで愉快な作品を作ってください!

・Unity スタークリエイター賞(提供:ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン)

【コメント】

 ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンは、本格的な3Dゲームを含むインタラクティブ2D/3Dコンテンツのための開発環境「Unity」を提供する企業です。Unityは主要なウェブブラウザ、Android、iOSといったモバイルデバイス、Nintendo Switch、Wii U、3DS、PlayStation 4、PS Vita、Xbox Oneといった主要なコンソールゲーム機上で、ビデオゲーム、訓練用シミュレーション、医療や建築用ソフトウェアなど、高度なインタラクティブ3Dコンテンツの作成を可能にする、画期的な開発環境です。

「ニコニコ自作ゲームフェス 2018 ゲームクリエイターズ勉強会」を実施

 作品募集開始に先駆け、11月3日に自作ゲームクリエイター向けの勉強会が実施される。参加者の募集が行なわれており、応募は「ニコニコ自作ゲームフェス 2018 ゲームクリエイターズ勉強会」の詳細ページより行なう事ができる。募集人数は40名程度。希望者多数の場合、抽選で参加者が決定する。応募締め切りは10月29日23時59分まで。

【「ニコニコ自作ゲームフェス 2018 ゲームクリエイターズ勉強会」概要】

日時:11月3日12時30分 開場
場所:ドワンゴセミナールーム(銀座松竹スクエア 13F)

・スケジュール
12時30分 開場
13時 講演:保井俊之氏(代表作:「ゴッドイーター」シリーズ、「フリーダムウォーズ」)
テーマ「ゲームを創る力を上げるには」
14時 講演:らむらむ氏(代表作:「悠遠物語 ~空の大陸とアイテム屋さん~」)
テーマ「ゲーム制作においてアガる瞬間とは」
14時30分 講演:ところにょり氏(代表作:「ひとほろぼし」、「ひとりぼっち惑星」)
テーマ「ゲーム制作においてアガる瞬間とは」
15時 ワークショップ
15時30分 休憩
16時 ゲーム実況ワークショップ:カモ君氏、kada氏
17時 懇親会(無料/参加自由)
19時 勉強会終了

「ニコニコ自作ゲームフェス 2018」概要

【募集内容】

 オリジナルのゲームで、無料で誰でも自由に遊べるものに限る。過去のニコニコ自作ゲームフェスに応募されていないもの。ただしアップデートして要素やストーリーの追加を行なったものは応募可能。なお、応募作品は、ニコニコ動画内において、ユーザーおよび運営による使用(ゲーム実況、各種2次創作)を自由に行なえるものとする。

【スケジュール】

11月3日:自作ゲームフェス勉強会
12月1日:「RPG アツマール」およびニコニコ動画にて募集開始
2018年1月7日(23時59分):作品募集締切
2月10日~2月11日:「闘会議 2018」にて授賞式・受賞パーティーを実施

【募集部門】

・ドワンゴより5つの部門(各10万円)
1.一般部門(スマートフォンからアナログゲームまであらゆるゲームが対象の部門)
2.RPG アツマール部門(RPG アツマールに投稿されたゲームが審査対象の部門)
3.オープニング部門(冒頭10分以内のみが審査対象の部門)
4.U-23部門(2018年1月8日時点で23歳以下の人が対象の部門)
5.U-16部門(2018年1月8日時点で16歳以下の人が対象の部門)

・企業賞各種
ツクール賞、スニーカー文庫賞、ホビー書籍編集部賞、フリゲの本をまとめてみたチャンネル賞、OPTPiX SpriteStudio 賞、HSPTV!賞、ノベルスフィア賞、スマイルブーム賞、Unity スタークリエイター賞

 企業賞は全ての投稿ゲーム/動画を対象として選考される。