ニュース
【モンハンワイルズ小ネタ】「アーティア武器」に適した武器種と組み合わせを紹介!
2025年3月21日 00:00
- 【モンスターハンターワイルズ】
- 2月28日 発売
- 価格:9,900円~
カプコンのプレイステーション 5/Xbox Series X|S/PC(Steam)用ハンティングアクションゲーム「モンスターハンターワイルズ」におけるオススメの「アーティア武器」について紹介する。
今作から登場した「アーティア武器」は、歴戦個体のモンスター達を狩猟する事で入手できる「アーティアパーツ」を3つ自由に組み合わせる事で作成できる強力な武器だ。パーツの掛け合わせ、生産ボーナス、復元ボーナスの3つの要素でステータスが確定し、運要素は絡むが物によっては通常の生産武器よりも強力かつ尖った性能の武器を入手できるため、多くのハンターが現在“アーティアマラソン”に勤しんでいる。
今回はそんな「アーティア武器」がどんな武器にオススメなのかを紹介しつつ、中でも特にお勧めな組み合わせをいくつか紹介していこう。
アーティア武器の強味
まず初めに「アーティア武器」の強味について紹介する。今回はより強力な「アーティア武器」を例に挙げたいので、基本的にレア度8のアーティアパーツ3つを使用した際に作成できる武器を基準としよう。
一つ目の強みは「装飾品スロット」の拡張性だ。今作は各武器ごとにスキルが付随するシステムとなっているが、「アーティア武器」は自身のスキルを持たない代わりに【3】のスロットを3つも所有している。これにより装飾品でのスキルカスタマイズを自由自在に行なう事ができ、生産武器には無い洗練されたスキル構成が可能なのだ。
二つ目の強味は尖った性能の武器を生み出せる点だ。最高レアリティで作成した「アーティア武器」はまず基本性能として並の武器以上の能力がある上で、各パーツが持つアーティアボーナス「基礎攻撃力強化」と「会心率増強」の掛け合わせ、生産・復元ボーナスでさらに獲得可能な計4種類(近接・ガンナーで1種類ずつ異なる)のボーナスが上乗せされた状態で生み出される。適当に作ってもそこそこ強力な武器を生み出すことができ、ランダム要素を厳選して役割を洗練させた武器を生み出す事も可能なのだ。
ボーナスの全てを「基礎攻撃力強化」に尖らせて最強パワーの武器を生み出しても良し、「属性強化」に振り切る事で特定の相手を瞬殺するような武器を生み出しても良いだろう。他にも武器の特徴に合わせて「斬れ味強化」や「装填数強化」を組み合わせる「会心率強化」を可能な限り取得し「超会心」のスキルで攻撃力を底上げするなど様々な遊び方ができる。
この「装飾スロット」の拡張性とステータスの自由度によって理論上様々なシチュエーションに対応した最強の武器を作製できるのが「アーティア武器」の大きな利点・魅力となっている。では「アーティア武器」が最強で生産武器は産廃なのかと言われると、全くそんなことは無いのが本作の面白い所なのだ。アーティア武器には生産武器には無い弱味がしっかり存在している。
1つ目はどんなに理想の武器を生み出せても中には単純に「アーティア武器」よりも強力な生産武器も存在するという点だ。生産武器は最終強化まで行けばしっかり最強のステータスになっている武器も多く、固有のスキルも強力な上で装飾品スロットもある程度確保されているような武器が存在する。
自身の固有スキル+装飾品スロットでの追加スキルといったビルドの生産武器は、単純に似たステータスを目指そうとした「アーティア武器」の性能を上回る事も多いため、わざわざ「アーティア武器」厳選を頑張らなくても良いことも多い。生産武器の中には独自の強味が光る武器が多数あるので、役割が被らない「アーティア武器」を作るのが重要だ。
二つ目は武器種によっては「アーティア武器」との相性が悪いという点だ。各武器種には「ビン」、「装弾できる弾種・速射可能な弾」、「砲撃タイプ」などそれぞれ独自の要素が存在しているが、「アーティア武器」はパーツの掛け合わせでこれらの要素が特定の法則で変化する仕様となっている。
故に一部特定の「属性×ビン」や「属性×砲撃タイプ」の組み合わせがどうやっても作れないのだ。他にも武器によっては特定ステータスが固定になっている。生産武器よりも独自ステータスが確定で下回るなど固有の弱味が生まれている武器も存在するため、一概にアーティア武器の方が強いとは言えないのだ。
これらの強味・弱味を統括すると、「アーティア武器」は生産武器には無い強味を出せる場合に作成するのがベストだと言えるだろう。ではどんな武器が上記に該当するのか。続いて「アーティア武器」に向いている武騎種のパターンを紹介していこう。
パターン1「存在しない/扱いづらい属性の武器を生み出す」
今作では各武器種ごとに一部ゲーム上で実装されていない属性の武器が存在している。チャージアックスの爆破属性、狩猟笛の睡眠属性などがその一例になる。これらの存在しない属性の武器は「アーティア武器」で生み出すのがオススメだ。
特に筆者がオススメしたいのは“爆破属性のチャージアックス”だ。属性攻撃力をフルに活かせるチャージアックスの特性と、大抵の相手には追加固定ダメージと怯みを狙える爆破属性は相性が良く、多くのモンスターに有効な武器だ。何より使っていて非常に気持ちがいい。
各種ボーナスは攻撃力/属性威力を最優先にしつつ、会心率だけは防具のスキルなどで賄えるため、それ以外で埋められるように武器を作ることができると非常に強力な一振りとなってくれる。
もう一つは対応している属性の武器が使いづらい時に「アーティア武器」で作ってしまうというパターンだ。例えば本作の水属性代表「ウズ・トゥナ」の武器は会心率が低いので、武器によっては扱いづらかったり、ステータスは優秀でも武器スキルが自身のプレイスタイルと合致していなかったりなど扱いづらさを感じるポイントは様々だろう。
中でもこの理由で「アーティア武器」への持ち替えをオススメしたいのが双剣だ。生産武器にも魅力的な武器は多いが、「アーティア武器」のステータスを攻撃力/属性威力に寄せる事でステータス的に飛躍的な攻撃力の上昇を感じられるだろう。
加えて手数で攻める武器の特性上「斬れ味強化」の復元ボーナスを付与できる点も大きく、総じて「アーティア武器」との親和性が高い武器となっている。
パターン2「イカれた状態異常を活かす」
本作は状態異常の属性を持つ武器は攻撃力が控えめに設定されている傾向にあるのだが、「アーティア武器」はステータスを尖らせる事でこの傾向をガン無視する事ができるのも特徴だ。特に今作は麻痺属性でモンスターをハメ倒す手法が非常に強力であり、攻撃力の高い麻痺武器の需要は非常に高い。
これはどの武器にも言える特徴なので、ひとまず自分がメインで使用する「麻痺属性アーティア武器」は作っておくことをお勧めしたい。各種ボーナスは基本的にソロプレイで使いたいなら攻撃力、マルチプレイで使うのなら属性を優先にしつつ、特に属性武器と相性が良い「片手剣」や「双剣」などの場合は「斬れ味強化」もセットで組み込めるとベストだ。
麻痺以外でオススメの状態異常が睡眠属性だ。特に隙は大きいが高威力のモーションを持つ武器との組み合わせは強くお勧めできる(ただしガンランスは除く)。生産武器では実現できない高攻撃力をキープしつつ、睡眠からの確定高威力攻撃を決めやすくなるため「アーティア武器」の強味を存分に活かせるだろう。
この条件に真っ先に該当するのが大剣だ。攻撃チャンス時に「真・溜め切り」を常に狙っていける大剣は睡眠の隙を最も活かせる武器と言える。通常生産で生み出せる睡眠属性武器「ブロードブレーダー」は属性値は申し分ないが、攻撃力は最終強化の大剣にしては珍しく1000を下回っているので少し心許ない印象。大剣は属性値よりも高攻撃力をガンガン活かす立ち回りが強力なため、より攻撃力に特化した睡眠大剣を「アーティア武器」で生み出せると心強いだろう。
パターン3「特攻武器」
発売当初に話題になったのが水冷弾に特化した「アーティア武器」のヘビィボウガンだ。水属性を弱点とする「グラビモス」や「ヌ・エグドラ」など属性攻撃の通りが良いモンスターを爆速で狩猟する事が可能で、一時期は大流行したビルドである。
同じ原理で属性ダメージを活用しやすい「ライトボウガン」、「双剣」、「スラッシュアックス」等の武器に関しては、属性威力に尖らせたビルドにする事で一部モンスターの攻略が格段に楽になるだろう。
他にも「アーティア武器」は防具との掛け合わせでより強力なビルドとなる組み合わせや、モンスター毎に有効なビルドなど様々な遊びが可能となっている。パーツ集めや復元には少々費用を必要とするが、やり込み要素として非常に面白いコンテンツとなっているのでぜひ色々試してみて欲しい。
これまでの「モンハンワイルズ小ネタ」
(C)CAPCOM