【特別企画】

今度のにゃんこは“島づくり&パズル”! ほのぼの開拓ライフが送れる「とらべる島のにゃんこ」を先行プレイ

コロプラの「にゃんこ」シリーズ最新作

【とらべる島のにゃんこ】

9月5日 配信予定

基本プレイ:無料(アイテム課金制)

 コロプラは9月5日に、「にゃんこ」シリーズ待望の新作となるスマートフォン向けシミュレーション「とらべる島のにゃんこ」のリリースを予定している。本作は2014年に配信された「ほしの島のにゃんこ」から続く島づくりを楽しめるシミュレーションゲームをベースに、今作ならではの島から島へと移動するトラベル要素を追加。さらにはパズル要素まで加わっている等、新たなゲーム体験ができるシリーズ最新作だ。

 にゃんこ達のグラフィックも最新の3D表現へと進化し、動きや表情もより豊かになった事で今までにない可愛さが際立つ作品となっている。今回はそんな「とらべる島のにゃんこ」を一足早く試遊プレイする事ができたので、早速その内容を紹介していこう。

【『とらべる島のにゃんこ』 よこくへん】

 本作は「ほしの島のにゃんこ」と同じ世界観の作品となっており、「ほしの島」に住む「ハナちゃん」が浜辺で未知の島への地図を拾ったことを切っ掛けに旅立つ……というストーリーの中でゲームが開始する。

 旅の中辿り着いた島々で次の島へ向かう準備をしながら、その島のにゃんこ達と協力して島をステキな姿にしていくのがゲームの本筋となっており、タイトルにもなっている“トラベル”要素はある程度まで島の開拓が進むと次の島へ向かう準備が完了し、新しい島へと移動する事ができるシステムとなって活かされている。

 島をトラベルする事で登場するにゃんこ達や収穫できる食材などが違うだけでなく、雰囲気が異なる島を再び0から開拓していく事ができるようになっており、「永遠に癒されるにゃんこ達との島づくり」と紹介されている通り何度でも自分好みの島開拓を繰り返し楽しめるゲームコンセプトとなっているのだ。

 シミュレーションゲームとしてゲームデータ等を消さずとも新しい島で何度も0から開拓できるという部分はやりこみがい満載で、一度自分で開拓を完成させた島にいつでも戻って来られる状態で新しい島での開拓を楽しめるのは嬉しいポイントだろう。

到着する島によって雰囲気はガラッと変わる!
自分が思うその島に合った島づくりを繰り返し楽しめるゲームとなっているのだ
島づくりでステキな島を完成させたら、船の素材を集めて次の島へ!
タイトルの“とらべる”の通り次々に島を渡っていくのが今作のコンセプトの1つだ

 ゲームシステムは「ほしの島のにゃんこ」と同様に簡単操作で動植物を育てて料理を作ったり、それをにゃんこ達に提供して資源やお金を入手し、その資材やお金を使って島を開拓して施設を作ったり……といった具合にどんどん自分の好きなように島をコーディネートしていく事がメインとなる。にゃんこ達を次々に島へと招待し各施設の管理やお仕事などをしてもらい、「ひだまりあふれるミニチュア風の世界」と銘打たれた優しい雰囲気のグラフィックス表現の中、島で生活をしている様々なにゃんこ達の様子を多彩な角度から見守る事ができるのだ。

 今回の試遊では島づくりの序盤をプレイする事ができ、「畑にタネを植える」→「収穫する」→「収穫した物を料理する」→「商店でにゃんこ達に提供して資源を得る」→「獲得した資源で島を開拓する」といった一連の流れを実際に体験できた。

 操作方法は植えたい物や収穫したいモノをタップしてスライドしたり、料理・開拓作業なども場所やモノを指定してタップするだけなど、どの操作も非常に簡単明瞭だったため誰でもすぐに島づくりを気軽に楽しめる内容となっている。どの施設でも一定時間が経過しないと収穫や売買などはできないようになっているが、収穫した作物をにゃんこ達に売り、開拓を少し進めているともう次の作物が完成しているほど全体的に各施設のクールタイムが短い。普通にプレイしていれば何もできない状態で待ちぼうけとなるタイミングがほぼ存在せず快適にプレイできる印象だ。

にゃんこたちを呼び、様々な役割を与える事でその様子やのんびりとした島生活の風景を見れる
一緒に島づくりを行っている感覚も味わう事ができるだろう
今回プレイした範囲だと、ゲームの基本的な流れは島の中で作物やニワトリの飼育などを行なって食材を入手し、にゃんこ達と売買などをしながらアイテムや資材を集めていくといった感じ
集めた資材やお金で開拓をどんどん行なって、理想の島を作り上げるのがゲームの目的となる
何かしらの作業をしていれば別の作業が完了して、また収穫や田植えができるようになってたりなど待つだけの時間は本当に少ない印象だった
島づくりを繰り返すと島のレベルも上がりアイテム等も入手できるので、シミュレーションゲームの中でも常に前に進んでいる感覚を感じ取れる作りになっている

 さらに今作ではパズル要素をクリアする事で資源収集ができる新ギミックが追加されているのも大きな特徴だ。島の開拓を進めたご褒美や、商店に料理を買いに来たにゃんこからのお礼で各資材のパズルチケットを入手でき、それを消費すると大量の資材やお金を獲得できる要素となっている。

 こちらはゲーム内容がシンプルながら、頭をしっかり使わないと完全なクリアは狙えない位のやり応えとなっていた。2つ以上同じ形のピースが繋がっている箇所をタップする事で自由に消す事ができ、目的の資材のピースがなるべく多く繋がっている状態で消すとより多くの資材を入手できるルールだが、盤面にある全ての目的資材を消す事がそもそも相当難しい。そのため、一度のタップのみで狙った資材のピース全てを消すのは至難の技となっている。

 プレーヤーへのお助け要素として「隣接しているピースと場所を入れ替える」、「1手前の状態に盤面を戻す」、「ルーレットで出た目の数だけアイテムピースを増やす」といった3つのスキルをパズル中に駆使する事ができ、これらを上手く使うことで一度で全消しを狙えるのだ。上手く自分の作戦がハマった時はしっかり爽快感を味わう事ができるだろう。

 このようにパズル好きもしっかり頭を使って遊べる内容となっていたのだが、今作の良い所はここで上手くパズルができなくても大丈夫な点だ。あくまでも目的は欲しい資材を集める事なため、できる範囲でパズルを解けば良いのである。何ならパズルが苦手なプレーヤーの為に自動でパズルを解いてスキップしてくれるシステムも備わっており、パズルをすぐに終わらせる事もできるためストレスフリーな作りとなっていたのも特徴的だった。パズルを楽しみたい人は試行錯誤して挑戦し、島づくりに没頭したい人は最低限素材を集められるレベルでパズルを解くといった感じに、自分のプレイ方針にあったやり方で遊ぶことができるのだ。

欲しい資材のピースが繋がる様に不要なピースを消していくのがコツで、消した後に落ちたピースがどのように繋がっていくかを予想するのが基本となる
一度に多くの資材ピースを消せた方が入手できるアイテムも増えるため、消費したチケットを無駄にしないためにも戦略的にプレイする必要があるだろう
スキルには使用回数制限があり、パズルを始める前に島開拓のご褒美やショップで入手しておく必要がある
ルーレットはアイテムピースを増やせるため使い得だが、他の2つは見極めて使わないと無駄になり兼ねない能力なためスキルは計画的に使うべきだ

 そして何より本作で最も魅力的なポイントは島で生活するにゃんこ達の観察にある。畑にタネを蒔けばお世話をしているにゃんこの姿を見ることができ、養殖所に餌を撒くと魚のお世話をするにゃんこが、島の中を何気なく歩いているにゃんこやお店に並んでいるにゃんこ等、1つのミニチュア世界として成り立っている島の中で様々なにゃんこ達の可愛い日常風景を観察できる事が何よりの醍醐味なのである。島に招いたにゃんこ達の服装を自分の好きなようにカスタマイズする事もできるため、ロケーションに合わせたファッションを楽しむ事もできるだろう。

 さらに、本作ではゲーム内に「カメラモード」が存在しているため、非常に凝ったゲーム内写真や動画を撮影できる点も嬉しい。1匹のにゃんこにズームしたり、逆に島全体を映して色んなにゃんこ達の生活風景を記録したりなど、様々な視点から島のにゃんこ達を見ることができる。多種多様な島々を自由にカスタマイズして、そこで幸せそうに生活する多彩なにゃんこ達の様子を見て癒される事こそが、本作の醍醐味と言っても過言では無いのだ。

島の中で自由にのびのびと過ごしているにゃんこ達を自由気ままに観察できる事が本作一番の魅力!
それぞれの仕事をしている者や島づくりに没頭している者などその様相は様々だ
島に招待したにゃんこは自由に着せ替えができる。着せ替えアイテムは ふくびきチケットやスタールビーを使ってランダムに入手する事が可能
3Dになってより立体的かつ表情も豊かになったにゃんこ達を自由にカスタマイズできるのだ
ゲーム内のカメラモードで写真・動画撮影が可能で、ズームイン・アウトなどの基本的な動作も自由にでき、島の魅力を様々な角度から記録する事が可能。SNS等でシェアして自分の島を自慢するのも良いだろう

 今回の試遊では最初に訪れる「はっぱ島」で島づくりの基礎をプレイした後、特別に2つ目の島である「さざなみ島」での島づくりも体験する事ができた。それぞれ自然豊かな印象の「はっぱ島」、海に隣接してより島らしさが強調された「さざなみ島」といった感じで、それぞれロケーションが全く異なっている印象だった。

 入手できる食材も野菜と魚介類と違いが出ており、作製できる料理や島に居るにゃんこの柄も異なってたりなど、島の違いでゲームの印象をガラッと変わるため、撮影できる写真や動画も全く違う内容になるのだ。どのような島づくりをするかもロケーションの変化で幅が広がるため、自分の望む島づくりをするだけでやり応えは十分な印象だ。

第2の島である「さざなみ島」へは「はっぱ島」で島づくりをある程度進める必要があり、聞いたところプレイ時間で換算すれば80時間ほどで次の島へ渡る準備が完了するとの事。想像以上にボリューム満点だ……!

 全体的に箱庭ゲームとしてもしっかりしたボリューム量でありながら、まったりと自分のペースで癒されながら楽しめるゲームとして非常に完成度が高いように感じた。自分らしい島づくりをのんびり楽しむことができ、やさしい世界観が心に染みるのではないかと筆者は感じている。3Dで蘇ったにゃんこ達の可愛さに惹かれたプレーヤーは是非1度本作を触ってみてはいかがだろうか。

 今回9月5日の配信開始に合わせてリリース記念特典や記念ログインボーナスがゲーム内で実施され、さらにゲーム外でもスクリーンショットをSNSで投稿するキャンペーンや、友達紹介キャンペーンなど様々な催しが開催される。サービス開始と共に始めるメリットが非常に多いので是非公式サイトで最新情報をチェックしてほしい。

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