【特別企画】
クラッチプレイの駆け引きが熱い! バスケ好き以外も楽しめるスマホ用シミュレーション「NBA RISE TO STARDOM」先行プレイレポート
2021年11月25日 18:00
- 【NBA RISE TO STARDOM】
- 11月24日 配信開始
- 基本プレイ無料(アイテム課金制)
グラビティゲームアライズは、Android/iOS用本格バスケットボールシミュレーションゲーム「NBA RISE TO STARDOM」を本日11月24日に配信開始した。
本作は世界最高峰の男子プロバスケットボールリーグ「NBA(ナショナル・バスケットボール・アソシエーション)」公式のバスケットボールゲーム。本作では「NBA」に在籍する450名以上のスター選手が実名実写の美麗カードになって登場する。さらに現役の選手だけでなく、今まで活躍していたレジェンド級の選手までも登場。自分だけのドリームチームを組めるということもあり、「NBA」ファンにはたまらない内容となっている。
しかし本作はバスケットボールゲームとしての側面だけでなく、好きな選手を使ってのチーム編成や選手育成、試合中の作戦を練るといったシミュレーションゲームの要素も持ち合わせている。そこで今回は、バスケットボールは学生時代以来となる筆者が「NBA RISE TO STARDOM」をプレイ。バスケに詳しくなくてもシミュレーションゲームとしての視点で楽しめるのか、プレイした感触とその魅力をお伝えしたい。
クラッチプレイが熱い! 自分だけのチームを作って「NBA」No.1を目指せ
本作は「NBA」のリーグを戦っていき、シーズン終了時に「NBA」30チームの頂点に立つ、つまり優勝することが目標となっている。
プレーヤーは初めに「NBA」30チームの中からどのチームを使うかを選ぶ。筆者は今回、唯一知っていたシカゴ・ブルズを選んだ。なお、「NBA」にある実在のチーム名とロゴを使用しているが、チームメンバーやヘッドコーチはプレーヤーによって全く違う編成になる。
なお、チームは後からプロフィールで変更できる。ただし、シーズンの途中では変更できないので注意しよう。
試合はヘッドコーチ1人と選手15人で戦っていくのだが、ゲーム開始直後はチームにヘッドコーチと選手5人しか用意されていない。そこで、ガチャ要素であるオファーを使い、選手たちをチームに呼ぶことになる。1度のオファーで5人の選手がチームにやってくる。どんな選手が手に入るかはランダムなので、オファーをしてカードを開けるまでのドキドキ感も楽しい。
そのオファーを経てやってきた選手たちをチームの編成に組み込んでいく。チームはヘッドコーチ1人、スターティングメンバー5人とベンチメンバー8人、控えのリザーバー2人構成で組むことになる。選手にはそれぞれセンター(C)、パワーフォワード(PF)、シューティングガード(SG)、ポイントカード(PG)、スモールフォワード(SF)のポジションが決まっているので、バランスよくチームを組むことが大切だ。
ただ、自動でチームを編成することもできる。ポジションなどがよくわからない場合、最初のうちは頼ってしまっていいだろう。
また、編成するヘッドコーチによって試合の作戦内容も変わってくる。同じ選手を編成しても戦い方が変わるので、お気に入りのヘッドコーチを見つけておくことも大切だ。ヘッドコーチはショップから購入すると手に入る。
チームを組んだら次は試合に出場しよう。試合はスケジュールがあらかじめ決められており、本当に「NBA」でリーグを戦っているような感覚を味わえる。
試合中はプレーヤーが少しだけ指示を出しながらプレイしていくことになる。指示といってもチームの作戦決定とクオーターごとのメンバー交代、そして、試合で流れを変えるキーイベント「クラッチプレイ」の指示を出すことの3点だけ。リアルタイムでそれぞれのキャラクターを操作して試合を進めるようなことはなく、“シミュレーションゲーム”らしいシステムとなっている。
試合は通常のバスケットボール同様4クオーターで行なわれる。試合内容は選手の印象的なプレイのみを抜粋して見る「ライブビュー」と、カードゲームのようにカードがぶつかり合うように選手たちの対戦結果を見る「カードビュー」のどちらかで見ることができる。「ライブビュー」はスター選手たちの迫力のあるプレイを見られるので、バスケットボールに詳しくなくても十分楽しめる。
クオーターごとに選手交代と作戦を変更できるので、「ライブビュー」や「カードビュー」で試合の流れを見ながら、次のクオーターをどう戦うか決めていく。
さらに、試合中に「クラッチゲージ」が貯まると、試合の流れを決める大事な場面となる「クラッチプレイ」が発生する。クラッチプレイは、オフェンスとディフェンスの両方で発生。クラッチプレイが始まると選手を1人選んだ後、オフェンス時にはパス・ドライブ・シュート、ディフェンス時にはスティール・ブロック・パスカットの中から行動を1つだけ選択する。各行動は選手ごとに得意不得意が数値で表わされており、単純に相手の選んだ行動の数字より大きければクラッチプレイが成功となる。
ただし、シュートはブロックに弱くスティールに強いなど、各行動にはじゃんけんのように相性が設定されている。ただ単に数字の大きい行動を選ぶだけでなく、相手がどの行動を選ぶかという駆け引きも大切になってくる。また、選手によっては一定のクオーターでスキルを発動することもある。このクラッチプレイに成功すると、クラッチやシミュレーションで数値が同じだった場合に勝ちやすくなるといった恩恵を得られる「モメンタム」が上昇するため、相手チームより有利に試合が進むようになる。どの選手で、どの行動でクラッチプレイを行なうかが腕の見せどころだ。
クラッチプレイによって、バスケットボールに詳しくなくてもバスケットボールの駆け引きを気軽に楽しめる。自分の選んだ選手、行動で、選手が豪快にダンクシュートを決めているのを見ると嬉しい。
試合全体の操作が非常に簡単なので、バスケットボールのルールに詳しくなくても気負うことなく試合に臨むことができるのは嬉しい。スポーツゲームでありながらカジュアルに遊べるというのはとてもありがたい点だ。
試合が終わると、ファンやマネーを獲得できる。試合で得たマネーを使って拠点の施設強化や選手の育成を行なっていく。
選手や施設を強化! チームにいる選手を育成してより強いチームを作ろう
チームにやってきた選手たちはそれぞれ育成をすることができる。育成には、選手たちのステータスを上げる「トレーニング」と、選手のカードレアリティを上げてレベル上限を上げる「レアリティアップ」、他の選手からスキルを教えてもらう「スキルトレーニング」の3種類がある。
トレーニングでは、試合で得たマネーを使って選手のレベルを上げて、ステータスを上昇させることができる。選手たちのレベルを上げることがチーム全体の力を上げるのに必要だ。スタメンの選手から控えの選手までまんべんなく上げていくと、自分のチームがどんどん強くなっているのを体感できるのでワクワクするし、よりチームや選手に対する愛着が湧いてくる。
選手のレベルは各カードのレアリティごとに上限が決まっているが、そのレアリティを上げることができるのが「レアリティアップ」だ。オファーなどで同じ選手がチームに来てしまった場合、合成して選手自体のレアリティを上げることができる。レアリティが上がるとレベル上限が解放されるほか、新たなスキルも解放される。どの選手もレアリティを上げられるので、最初はレアリティが低い選手でも、育てていけば高レアリティまで育てることが可能だ。
最後のスキルトレーニングでは、レアリティを限界まで上げた選手に他の選手を指導してもらい、スキルをレベルアップできる。スキルがレベルアップすると、スキルの効果が上昇したり、より多くのタイミングで発動可能になる。ただし、スキルトレーニングの完了には実時間で数時間待たなくてはいけない。マネーを消費すれば即座にスキルトレーニングを終えることもできるので、地道にコツコツ育てていくか、マネーを消費して一気に育てていくかはプレーヤー次第だ。
また、選手だけでなく施設を強化することもできる。強化できる施設は、「基礎トレーニング施設」や「スキルトレーニング施設」といった全9種類。それぞれの施設を強化していくとファン獲得数が増えたり、トレーニング費用を軽減できたり、スキルトレーニングでの獲得経験値が増加したりなど様々な恩恵を得られる。施設を強化することが選手をより効率良く強化していくことに繋がるので、選手の強化と同じぐらい重要な要素だ。
また、ファンが増えていくと拠点のグレードが上がっていく。グレードが上がると建物がより大きく豪華な街へと発展していくので、頑張って試合に勝った結果が目に見える形になっているのは達成感も得られやすい。
本作では試合に出て、拠点を発展させ、選手を強化する。そしてまた試合に出るという流れで進めていくことが基本になる。選手の育成や拠点の発展により、だんだんとチーム全体に愛着が湧いてくるし、勝利すれば嬉しい。逆に負ければ強くしたいという気持ちが芽生えてくる。
また、根っからのバスケファンでなくても、気軽にバスケや「NBA」を体験できるという点が本作の魅力だ。細かいルールがわからなくても、簡単な操作でダイナミックなプレイができ、ときに駆け引きを楽しめる。操作は簡単で、戦術面の知識を必要としないので、どんな人でも気軽にバスケを楽しめるシミュレーションゲームだと感じた。
もちろん、自分だけのドリームチームを作ったり、好きな選手を育成したりといった「NBA」ファンならではの楽しみ方もある。バスケットボール、「NBA」ファンはもちろん、バスケットボールには詳しくないけどシミュレーションゲームファンという人も、「NBA RISE TO STARDOM」をプレイしてみてはいかがだろうか。
□「NBA RISE TO STARDOM」のダウンロードはこちら
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