【特別企画】
八村塁選手が登壇! 「NBA 2K22」の日本限定版パッケージ表紙が初披露
「『NBA 2K』シリーズのカバーを飾るのが夢だった」
2021年8月12日 12:02
- 8月11日 開催
- 場所:日本橋三井ホール
2Kは、9月10日発売予定のプレイステーション 5/プレイステーション 4/Xbox Series X|S/Xbox One/Nintendo Switch/PC用スポーツ「NBA 2K22」のパッケージ表紙初披露&記者発表会を8月11日に開催した。本イベントでは、八村塁選手を起用した日本限定版パッケージ表紙が公開されたほか、ゲストとして八村塁選手本人を招いてのトークセッションも行なわれた。
「NBA 2K」シリーズはNBAシミュレーションシリーズとして発売されている、NBA公認バスケットボールゲーム。現在までに累計売上1億本を越えるメガヒットタイトルとなっており、その最新作「NBA 2K22」では「NBA 2K20」から本シリーズの日本オフィシャルアンバサダーとして活躍中の八村塁選手が、日本人選手として初めて「NBA 2K」シリーズの日本限定版表紙を飾ることとなった。
そんな「NBA 2K22」は、バスケットボールの神様といわれたマイケル・ジョーダンを初めとした新旧含めた全NBA選手が登録されており、自分の好きなチームで遊ぶことができるほか、自分だけの夢のオリジナルチームを作ることも可能となっている。現役のNBA選手も試合のシミュレーションで使用するほどのリアルなグラフィックスとプレイ感覚、さらには臨場感あるサウンドや演出が、プレーヤーが実際のNBA選手になってプレイしているかのような没入感をもたらしてくれるのだ。
ほかにも、オリジナルキャラクターがNBAのトッププレーヤーになるまでをストーリーモードで楽しめる「マイキャリア」モードや、世界中のバスケットボールファンと繋がることができるオンラインモード「ザ・シティ」や「ネイバーフッド」なども用意されており、初心者からベテランまで誰もが本場NBAの感動と興奮を味わうことができる。
イベントではMCによる「NBA 2K22」の解説が行なわれた後、満を持してステージに八村塁選手が登壇した。自身がパッケージを飾る、という相談を受けた際の感想を聞かれると、「率直に凄く嬉しかったです。僕も小さい頃は『NBA 2K』シリーズをプレイしていましたので、カバーになるのは夢のまた夢でした」とコメント。ここでカバー画像解禁ティザー予告映像が流されると、映像に見入っていた八村選手は「初めて見ましたが、格好いいですね」と絶賛していた。
続けて、「NBA 2K」シリーズエグゼクティブ・プロデューサーのエリック・ベニッシュ氏から、お祝いコメント&最新作紹介映像も上映された。開発者からの話を聞く機会はなかなかないということで、エリック氏の映像を見て感想を求められた八村選手は「エリックさんのコメントにあるように、さまざまなモードがありますので、子供から大人まで楽しめると思います」と回答。続けて「製品が手元にあれば、すぐに遊びたいです」と、「NBA 2K」シリーズファンとしての本音も語ってくれた。
そのようなやりとりをしている最中に、ステージに布を被せられた写真パネルが登場。八村選手がそのベールを取り去ると、そこに現われたのは先ほどのMVにも映っていた、「NBA 2K22」日本限定版パッケージイラストだった。このイラストに八村選手は、「躍動する感じが良いですね!」と述べると同時に、完成度の高さにも感心しきり。
続いてはトークセッションとなり、まずは先日開催された東京オリンピックについての話題となった。開会式では旗手を務めていた八村選手だったが、そのときのエピソードを聞かれると「僕ともう1人(女子レスリングの金メダリスト、須崎優衣選手)で旗手をすることになっていたものの、相手が僕の半分くらいの身長しかなかったので、どのようにして持つかで悩みました。一緒に持ったもののバランスが悪く、最後の最後で半分ずつ交代して旗手を持つということになりました」と、裏話を披露してくれた。
また、東京オリンピックで出会って嬉しかったアスリートには「何回か話はしたことがあったんですが、錦織圭さんです。面識はなかったのですが、選手村の日本人選手団が泊まっているアパート内でばったり会って、そこで少し話せたのが良かったです」と、テニスの錦織選手の名前を挙げた。どのような話をしたのかと尋ねると「2人とも緊張していて、どう対応したらいいのかわからなかった」というオチになったとか。
再びゲーム関連の話題に戻ると、「NBA 2K22」のグローバルカバー選手であるスロベニアのルカ・ドンチッチ選手については「彼も僕と同い年くらいで世界で頑張っている人で、同じカバー選手と言うことも有り、そういう部分での競争心もあります」と真剣な表情で語ってくれた。
今回、八村選手が「NBA 2K22」日本限定版パッケージの表紙を飾った意味については、「その意味は大きいですね。僕も小さい頃から『NBA 2K』シリーズを遊んでいましたが、こうして日本のカバーになったことについて凄く嬉しいですし、当時友達に教えてもらってプレイしていたのですが、その友人も絶対喜んでいると思います。中学生の時に“もし僕がカバーになったら”という話をしていたのですが、今それが現実になって嬉しいです」と、夢が現実になった事実を改めてかみしめていた。
さらに、本作のキャッチコピー「好きなヤツほど強くなる。さぁ“ゲーム”を始めよう!」について、共感する部分はあるかを問われると「ありますね。バスケも好きだったから続けられたし、好きだったからこそ自分で努力して上手くなろうとしました。『NBA 2K』シリーズは僕がバスケを好きになったきっかけの一つなので、このキャッチコピーも凄く好きです」と、自身の体験と絡めて答えてくれた。
自身が「NBA 2K」シリーズをプレイする際に、必ず選ぶチームだったり選手としては「今は何でも使いますが、小さい頃はずっとニューヨーク・ニックスを選んでいました。カーメロ・アンソニーが凄い好きだったからですね。最近では、ウィザーズももちろん使います」と回答した。
イベントは生配信も行なわれていたということで、配信を見ている視聴者からの質問も送られてきていた。そのひとつは「『NBA 2K』シリーズをプレイすると、バスケは上手くなりますか?」というもの。これについては「本作のキャッチコピーと同じで、バスケもそうですけれど、好きになれば自分でももっとやりたいと思いますし、もっとうまくなりたいと思って自分で考えていくと思うので、そういう意味ではうまくなると思います」と返答している。もうひとつの質問は「尊敬する、歴代NBA選手と現役NBA選手」。これについて八村選手は「歴代は、もちろんマイケル・ジョーダンですが、現役選手であればレブロン・ジェームズですね。彼は世界一の選手だと思いますし、毎年同じような良いパフォーマンスでプレイしているので尊敬しています」と回答した。ここでMCが「その2人に肩を並べてほしい」と言うと、「頑張ります」と少々はにかみながらコメント。八村選手のこの先の活躍がますます楽しみである。
続いて登壇した特別ゲストは八村選手をイメージしたという着ぐるみキャラクター。「NBA 2K」シリーズの宣伝隊長という役割を与えられているものの、現時点では名前が付けられていないということで、その場で八村選手に決めてもらうことに。用意された3つの名前を見て、「3番の“ハッチくん”が結構好きですね」と言いつつも八村選手が選んだのは、2番の“ニケムラくん”だった。
この後、名前が決まったニケムラくんと八村選手で、「NBA 2K22」日本限定版パッケージを再現する企画にチャレンジすることに。ステージに飾られたパッケージ枠の中に2人が入り、それらしくポージングするというユニークなものではあったが、ドリブルをする八村選手の姿が非常に格好良かったのが印象的だった。
イベントは最後に、パッケージを持った八村選手とニケムラくんが並んでのフォトセッションが行なわれ終了となった。製品は9月10日の発売が予定されており、それまでは公式Twitterアカウントでも情報を発信していくとのことなので、続報を待ちつつ、発売日を楽しみに待ちたい。
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