【特別企画】
スタート直前! 「二ノ国:Cross Worlds」先行プレイレポート
2021年6月4日 12:00
大人数で遊ぶ「キングダム」
キングダムは、敵に襲われ荒廃した名もなき王国をギルド単位で再建していくという、多人数のプレーヤーが一緒に遊ぶためのコンテンツ。入場するにはギルドを作るか、誰かのギルドに加入する必要がある。
キングダムの中には毎日ログイン記録を残していくことで報酬がもらえる掲示板や、施設を建設するための寄付、エスタバニアと同じく名声クエストがあり、クエストでアンロックしていく施設がある。
また、最大50人で遊べるPvEコンテンツ「防衛戦」や、50vs50のGvGコンテンツ「遺物の戦場」といった大規模戦闘コンテンツの起点にもなる。
「防衛戦」はキングダムに攻め込んでくるモンスターの集団を、ギルドメンバーで追い払うというもので、配信後に実装予定の「遺物の戦場」は、左右の領地から出発して、マップ内にある6カ所の遺物を奪い合うという戦争コンテンツ。今回のテストでは、「防衛戦」を体験することができたので、そちらについてもレポートしておきたい。
対規模PvE「防衛戦」を体験
「防衛戦」はキングダムメンバーと一緒に遊べる、いわゆるエンドコンテンツと言われるものだ。毎回、襲ってくる敵の属性が異なり、今回は火属性の敵と戦った。参加を決定できるのはキングダムマスターだけだが、参加に必要なアイテムはキングダムメンバーみんなで持ち寄ることができる。キングダムマスターは事前に武器を作ったり、防衛用のキャノンを設置したりと、戦場をマネジメントする権限が与えられている。使える機能はキングダムのレベルによって異なり、レベル30ですべての昨日が解放される。
キングダム内に劇場があれば、劇場バフというギルド単位のバフを事前にかけておくこともできる。高難易度のキングダムを攻略するには、これらの要素を全て使いこなす必要があるそうだ。
敵の集団は全部で10のウェーブに分かれており、キングダム広場にある王国の心臓と呼ばれる樹を目指して侵攻してくる。今回は最も簡単な1段階目と、やや難しい2段階目に挑戦した。ちなみに難易度は全部で5段階。素人集団のテスターでは2段階目でもあっさり敗北してしまった。
防衛戦では、前線に出て敵と戦うだけでなく、キングダムマスターが作ったバリア発生装置や「修理ふにゃ」を運ぶというここだけの役割もある。10段階目のウェーブ前には演出のカットシーンがあり、10段階目にはボスが出現する。このボスを倒せばクリアだ。
コンソールゲームのテイストも残した新しい感覚のゲーム
「ニノクロ」には、「イマージェン」や「キングダム」など、これまでの「二ノ国」シリーズに登場してきた様々なコンテンツがスマホゲームに最適化された形で登場する。
ゲーム体験自体も、レベルファイブがこれまで培ってきたRPGの要素を残しつつ、スマホゲームのお手軽さがハイブリッドになっており、他のスマホMMORPGとは一味違ったプレイ感がある。
アニメ調のグラフィックス表現は「二ノ国II レヴァナントキングダム」からさらに進化しており、キャラクターはもちろん、背景もまるで描きで作られたような柔らかなタッチで表現されており、どこで画面を切り取っても美しく、さまになる。スクリーンショットを見ただけではアニメと勘違いしてしまう人も多いのではないだろうか。
街中をうろついている人たちとすれ違った時に聞こえる何気ないつぶやき、カットシーンの細やかなアニメーション、見え辛いシーンでも手抜きなく作られた表情など、クオリティの高さが世界を旅する楽しさに繋がっている。
このクオリティのゲームが無料で遊べてしまうというのは、いい時代に生まれたというしかない。これまで「二ノ国」シリーズをプレイしたことがある人も、ない人もぜひ一度触ってみてはどうだろう。
※画面は開発中のものです。発売内容と異なる場合があります。
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