【特別企画】
サービス開始直前!「テラクラシック(TERA CLASSIC)」プレイレポート
遊びやすくて奥が深い。ボリューム盛りだくさんなオンラインRPG
2021年1月28日 17:00
- 1月29日15時 配信開始
スマートフォンやタブレットがあればいつでもどこでもエリーンと冒険ができる。そう「テラクラシック(TERA CLASSIC。以下、テラクラ)」ならね。
韓国KRAFTONが開発するPC用MMORPG「TERA」をベースにした、Android/iOS用MMORPG「テラクラシック(TERA CLASSIC。以下、テラクラ)」。1月29日15時からの正式サービスを目前に控え、いよいよ気持ちが昂ぶっている読者の方も多いことだろう。
「TERA」は幻想的で美しいグラフィックスに加え、アクション性の高い戦闘、そしてみんな大好きケモミミ種族の「エリーン」が魅力的なオンラインRPGである。そしてそんな「TERA」をベースにスマホやタブレットに最適化したのが今回紹介する「テラクラ」だ。世界観やグラフィックスの特徴を最大限に活かし、スマホやタブレットでもアクション性の高い戦闘が楽しめるようにアレンジしつつ、もちろん「エリーン」も登場する作品になっている。
今回は限られた時間ながら、開発版ROMを用いて正式サービスに先立ちゲームをプレイすることができたので、そのレポートをお届けする。
遊びやすさとアクション性の高さの両立が魅力!
本作はPC版「TERA」と同じ「アルボレア」という土地を舞台にストーリーが進んでいく。時系列はPC版から20年ほど遡った時代になっており、「TERA」を知らないプレーヤーにとっては全く新しく、知っているプレーヤーにとっては違う切り口からの新鮮な物語を楽しむことができる。
メインとなるストーリーの流れはこうだ。デヴァ族が帝国を設立し、他種族の領地へ侵攻を開始。彼らは各地を次々に占領し、その土地の者たちを奴隷にしている。そんなデヴァ帝国に反撃をするべく、ヒューマン・エリーン・キャスタニックによる種族連合が立ち上がる。プレーヤーは種族連合の一員となり、デヴァ帝国に立ち向かっていく……。
本作でプレイできるのは、重い鎧を身につけて戦うタンク型の「スレイヤー」、両手で近接武器を持って戦う近距離アタッカー型の「ウォーリアー」、弓を使った遠距離攻撃を持つ遠距離アタッカーの「アーチャー」、雷魔法を使った攻撃をメインに戦う遠距離アタッカーの「メイジ」の4クラスだ。それぞれ種族と性別が固定になっており、スレイヤーはヒューマン女性、ウォーリアーはキャスタニック男性、アーチャーはハイエルフ女性、そしてメイジがエリーン女性になっている。
本作ではメインストーリーに沿ってクエストを進めていけば、ゲームに対する理解度が深まるように作られている。その進行にあわせて徐々にゲームの機能がアンロックされていくので、オンラインRPGにありがちな「項目が多すぎて何をやれば良いかわからない」、「自由すぎて目的地がわからない」といった事が起きにくくなっている。筆者は様々なオンラインRPGに触れてきたが、その中では遊びやすさはかなり上位に入る作品だ。
遊びやすさといえばもちろんオート機能も搭載している。クエストからクエストへの移動や、狩りは自動で実行させることも可能だ。オート狩りもなかなかに優秀で、通常攻撃とスキルを組み合わせて戦ってくれるので、適正レベルの雑魚モンスターなら完全に任せられると感じた。
快適で遊びやすいゲームプレイを実現しているのはその操作性にもある。
基本的な操作は端末を横にして持ち、両手の親指を使って操作する。画面左にあるバーチャルスティックを左手の親指でグリグリと動かして移動、画面右にある攻撃ボタンやスキルを右手の親指でタップして攻撃するのが基本になる。視点を動かしたり、メニュー画面などを操作する時はどちらかの手を離してしまったほうが操作しやすい。スマホやタブレットで横持ちの3Dアクションをプレイしたことがあれば、ゲームを触った瞬間に操作方法がわかるくらい直感的だ。
文章にするとややこしいが操作はかなり直感的で、物理的なスティックやボタンがないものの家庭用ゲーム機のコントローラーを使って操作しているのと同じような感覚なので、普段あまりスマホやタブレットでアクション性が高いゲームをプレイしないという方も、入りやすいタイトルではないかと思う。
そして本作の魅力はただ遊びやすいだけではない。アクション性の高さも「TERA」らしさを受け継いでいる。
特にキーポイントになるのが回避だ。普通の雑魚モンスターの攻撃くらいであれば全部被弾しながら棒立ちで攻撃しても支障はないが、中ボス以上になるとそうもいかなくなる。威力が高くこちらをダウンさせるような強力な攻撃を放ってくるので、それを回避したい。
これらの攻撃は予告があり、攻撃の直前に地面にダメージを受ける範囲が表示される。そこで回避ボタンを使って範囲外に避けるのだ。これが強敵との戦闘では非常に重要になる。ただ回避ボタンにはクールタイムが設けられているので、普通の移動で避けられそうであれば移動して避ける方がベターだ。序盤の強敵ならこの辺りはラフな操作でも問題なかったが、今回はプレイできなかったゲーム後半やPvPなどではこの辺りが重要になってきそうな印象だ。
そう、本作にはメインストーリーを楽しむ以外にもたくさんのコンテンツが用意されている。難易度が高いダンジョンにほかのプレーヤーと強力して挑戦する「遺跡」や、フィールドに出現する巨大なボスをみんなで協力して討伐する「フィールドボス」、さらには他のサーバーのプレーヤーと協力してボスに挑戦する「ワールドボス」というものもある。もちろんPvPコンテンツも実装されており、他のプレーヤーと腕を競い合うことも可能だ。
遊びやすく、アクション性が高い戦闘が楽しめることが本作の何よりも大きな魅力だと感じた。その上でマイペースでストーリーを楽しむ遊び方もあれば、ガッツリやり込んで上級コンテンツに挑戦して強力な装備を入手したり、はたまたPvPにのめりこむこともできる遊びの幅も本作の特徴である。1月29日のサービス開始は目前だ、スマホやタブレットの空き容量を確保して当日を待ちたい。