【特別企画】
「ハースストーン」新拡張版「ダークムーン・フェアへの招待状」詳報
独占インタビューで判明した「ハースストーン」の新たな魅力
2020年10月23日 10:00
- 10月23日情報公開(先行予約販売開始)
- 11月18日正式リリース(ダークムーン・フェアへの招待状)
10月23日、Blizzard Enterteinmentのデジタルカードゲーム「ハースストーン」に関する新情報が公開された。その新情報の3本柱が「フェニックス年最後の新拡張版」、「新ゲームモードのデュエル」、「進捗システムのリニューアル」であるが、デュエルについては、別記事で詳しく紹介しているので、ここでは残りの2つの情報を紹介する。また、新拡張版のデザイナー2名に本誌独占インタビューをすることができたので、そちらの内容も掲載する。
フェニックス年の最後を飾る新拡張版「ダークムーン・フェアへの招待状」
最初に紹介するのが、フェニックス年の最後を飾る新拡張版「ダークムーン・フェアへの招待状」についてである。この新拡張版は、怪しいフェアを舞台にしており、そこは確率を操作されたイカサマゲームや、正体不明の何かを油で揚げた謎めいた食べ物、名状しがたい恐怖が触手のように絡みついてくる、不気味なカーニバルなのだ。
「ダークムーン・フェアへの招待状」は、2020年11月18日にリリースされ、135種類の新カードが含まれている。「ダークムーン・フェアへの招待状」で注目すべきポイントは、次の3点である。
・妖神再起
「ハースストーン」第3の拡張版として2016年4月にリリースされた「旧神のささやき」に登場したレジェンドカード「クトゥーン」「ヨグ=サロン」「ヤシャラージュ」「ン=ゾス」の四大旧神が、新たなるレジェンドカードとして復活する。これらの旧神は、原初の時代にアゼロスを支配していたが、「World of Warcraft」において、勇敢な冒険者たちによって叩きのめされ、のしイカにされてしまった。その報復のために復活したのだ。
・新たなキーワード能力:「変妖」
「ダークムーン・フェアへの招待状」では、新たなキーワード能力として「変妖」が登場する。「変妖」を持つカードは、手札にあるときにそのカードよりマナコストが高い別のカードを使うことで、変妖してアップグレードする。アップグレードして「変妖態」になると、それらのカードは単に強くなるだけでなく、イラストも変貌し、豪華な目玉や触手で飾られるのだ。
・地の底に放逐されし、忌まわしき古代魔術の祭器
四大旧神の祭器であり、かつての旧神カードを彷彿とさせる予測不能な効果を持つという。数多くの呪文をランダムで唱えるなど、対戦の流れを大きく混乱させること請け合いだ。
四大旧神が復活!
「旧神のささやき」で登場した「クトゥーン」「ヨグ=サロン」「ヤシャラージュ」「ン=ゾス」の四大旧神は、プレイヤーからの人気が高く、復活を願う声が多かったという。「ダークムーン・フェアへの招待状」では、それらの四大旧神が新たなレジェンドカードとして復活を遂げた。すべてマナコスト10と重量級のカードだが、レジェンドカードらしい強力なものとなっている。
新たなキーワード能力「変妖」でパワーアップ
新たなキーワード能力「変妖」を持つカードは、手札にあるときにそのカードよりマナコストの高い別のカードを使うことで、変妖してアップグレードする。アップグレードして「変妖態」になると、イラストもより豪華になる。例えば、「変妖」を持つミニオン「フリートフーフ・パールタスク」は、変妖することでスタッツが4/4から8/8に強化され、見た目もよりおどろおどろしくなる。
お得な「バンドル」と「メガバンドル」も販売開始
新拡張版「ダークムーン・フェアへの招待状」のリリースは11月18日だが、10月23日より、「バンドル」と「メガバンドル」の先行購入が可能である。バンドルは4,900円で、「ダークムーン・フェアへの招待状」のカードパック45個と、「ダークムーン・フェアへの招待状」のランダムなレジェンドカード(ゴールデンではない)1枚、カード裏面デザイン「ン=ゾス」、新ゲームモード「デュエル」の早期アクセス権が含まれる。メガバンドルは10,000円で、「ダークムーン・フェアへの招待状」のカードパック80個と、「ダークムーン・フェアへの招待状」のゴールデンカードパック5個、「ダークムーン・フェアへの招待状」のランダムなゴールデンレジェンドカード1枚、プレイ可能なウォーロックヒーロー「ン=ゾス」、カード裏面デザイン「ン=ゾス」、バトルグラウンド特典、新ゲームモード「デュエル」の早期アクセス権が含まれる。