【特別企画】
「LoL」新チャンピオン「リリア」がPBEに実装。多数の敵を眠らせる新タイプメイジ!?
2020年7月8日 13:23
- 7月23日実装予定
ライアットゲームズは、PC用MOBA「リーグ・オブ・レジェンド(LoL)」のPBE(テストサーバー)において、新チャンピオン「リリア」を実装した。本サーバーへの実装は7月23日予定。
リリアは下半身鹿、上半身人間の姿をしており、手に持った杖と魔法を用いて闘うチャンピオン。魔法ダメージを主体としているが、通常攻撃や頻繁に使用するQスキルの射程は短いため、他のAPメイジに比べて近距離で戦闘をすることになりそうだ。
しかし、リリアにはブリンクもシールドも、回復手段もなく、アルティメット以外のスキルは全て火力を出すためのもののみと、かなりピーキーな印象を受ける。また、スキルもQは外周部を、Wは中心部をヒットさせればダメージが増すという性質を持っており、火力を出すには慣れが必要だろう。
特徴的なのはEスキルとアルティメットスキル。まず、Eは魔法の球を投げつけ、敵に魔法ダメージを与えて一定時間スロウ効果を付与する効果なのだが、この球体は敵に当たらなかった場合、障害物に当たるまで転がり続ける性質を持つ。壁にさえ当たらなければ射程無限といってもよく、リリアから離れた位置で起こった集団戦にも、Eを飛ばすことが可能。
さらに特筆すべきなのは強力なアルティメットスキル。発動することで、リリアの他のスキルが当たっていた敵をゾーイのEのように「眠り」状態に陥れる。ゾーイと同じように、眠っている相手へのダメージも増加する。射程は無限で、スキルをヒットさえさせていれば複数の敵を眠らせることもできる。AOEのQスキルから発動すれば、ゾーイもびっくりの複数催眠に、Eから打てばグローバル催眠になる面白いスキルだ。
AOEスキルであるQやWの存在から、プッシュも安定しそうなのでソロレーンでも活躍はできそうだ。ジャングルは体力・マナ共に厳しく、リーシュなしのソロでフルクリアは困難だ。しかし、こちらもAOEスキルのお陰でゴーレムや鳥を狩るのは早い。フルクリアに拘らなければ周回は可能だろう。もしジャングルとしてピックされた場合には、イブリンやノクターンのような、6レベルまで耐えて、強力なウルトでガンクと集団戦をこなすタイプになりそうだ。
なお、「LoL」の公式ページにて、リリアのバイオや開発秘話が公開されており、リリアはアイオニアのチャンピオンで、今までのチャンピオンにはいない「恥ずかしがり屋」な性格をしているそう。また、キャラクターモデルの作成時には同じく4本脚で走る"オバケの馬"へカリムと「絶対に見間違えないよう」、可愛らしさを意図的に盛り込んでいることなども紹介されている。
「リリア」のスキルセット詳細
※あくまでPBEでの調整であるため、本実装時に名称、効果等が変更されている可能性がある
固有スキル -「夢を紡ぐ大枝」
スキルによって対象に「夢を呼ぶキラキラ」をふりかけ、3秒間かけて最大体力の5%に相当する魔法ダメージを与える。
ジャングルモンスターには効果時間中に最大40のダメージを与える。
Q -「花開く風」
クールダウン:4秒
コスト:45マナ
自動効果:スキルが命中すると5秒間移動速度が7/8/9/10/11%(+AP)増加する。この効果は最大5回までスタックする。
発動効果:センサーを振り回して30/45/60/75/90(+AP)の魔法ダメージを与え、外円部では追加で30/45/60/75/90(+AP)の確定ダメージを与える。
W –「ひゃっ、あぶない!」
クールダウン:14/13/12/11/10秒
コスト:50マナ
枝を振り上げて強烈な一撃を放ち、70/85/100/115/130(+AP)の魔法ダメージを与える。中央にいた敵には代わりに210(+AP)のダメージを与える。
E –「コロコロの種」
クールダウン:12秒
コスト:70、マナ
「コロコロの種」を投げる。この種は落下時に当たった敵に70/90/110/130/150(+AP)の魔法ダメージを与えて可視化し、3秒間25/30/35/40/45%のスロウ効果を与える。敵に当たらなかった場合は、敵か地形に当たるまで転がり続ける。
R –「夢見の子守唄」
クールダウン:130/110/90
コスト:50マナ
「夢を呼ぶキラキラ」を受けている敵のチャンピオン全てに1.5秒間眠気を付与する。その後、対象は2/2.5/3秒間眠りに落ちる。
対象はダメージを受けて目覚めた際に、追加で100/150/200(+AP)の魔法ダメージを受ける。
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