【特別企画】

「ソニック AT 東京2020オリンピックTM」ミニプレイレポート

何度でも限界に挑みたくなるスポーツアクションゲームがTGS2019に登場!

2020年春 配信予定

【東京ゲームショウ2019】

9月12日~9月15日開催(一般公開日は14日、15日)

会場:幕張メッセ

 2020年はなんと言っても「東京2020オリンピック」が最も大きなトピックだ! 「開幕まであと1年もないんだなぁ……」とか思いながらスポーツゲームをプレイしている人も多いだろう。八村 塁選手の活躍めざましいバスケットボールをはじめ、テニス、ゴルフ、レスリング、柔道など現在世界中で活躍しているスポーツ選手も多く、こういった選手の活躍を見ていると、選手になりきってゲームをプレイしたいと思う人も多く、スポーツゲームも盛り上がっている。

 そんな“オリンピックイヤー2020”に向けて、オリンピック関連ゲームがいくつか発売される。すでにNintendo Switch、プレイステーション 4用タイトルとして「東京2020オリンピック The Official Video Game™」が発売されているが、今後もNintendo Switchやアーケード用タイトルが続々リリースされる予定だ。

 もちろん、スマートフォン用タイトルとしても配信が予定されている。2020年春配信に向け現在開発中なのが、「ソニック AT 東京2020オリンピック™」だ。セガを代表するキャラクターとして全世界で有名なソニックが大活躍するスポーツアクションとなっている。

 正式配信に先駆け、東京ゲームショウ2019に体験版が出展され、プレイすることができる。今回は一足先にプレイできたので、レポートしよう。

「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」に登場するキャラクターが多数登場する賑やかなゲームだ

セガゲームスらしいアクションに仕上がっている

 今回遊ぶことができたTGS2019出展バージョンの体験版では、オリンピックのマラソンコースでもある浅草を舞台に、3種目で5つのゲームをプレイすることができる。それぞれのゲームは数分でサクッと楽しめるが、好記録を出すためにはテクニックも必要だし、正確な操作が要求される。個人的な感覚としてはこのバランスが実にコンシューマーゲームっぽくて、「やはりセガゲームスが作っているんだなぁ」という印象を持った。

 プレイを開始すると“浅草駅”からスタート。競技をクリアすることで「仲見世通」、「宝蔵門」、「五重塔」、「浅草寺」へと順次進んでいく。

浅草を舞台に各競技をプレイしていく

ジャンプのタイミングがシンプルだが奥深い「400mハードル」

 まず「仲見世通」でプレイできるのは「400mハードル」だ。操作はシンプルだ。まずスタートダッシュは、長押しをしてパワーを溜めスターターの号砲が鳴ったら指を離す。ハードルがきたら画面をタッチすることでジャンプ。より長くジャンプしたいときは長押しするとより高くジャンプできる。最後のハードルを越えストレートに入ったら連続タッチすることでラストスパートをかけることができる。

 スタートダッシュに失敗するとソニックがつまずくようなモーションが発生するのだが、これがなかなかかわいい感じ。どえらいタイムロスなので、こうはなりたくないものだが。

 また、ちょっとしたテクニックとして、「SP着地ダッシュ」と言うのがある。これはハードルをジャンプで越えている間にタッチすることで発動し、着地の衝撃を活かしてさらに加速できるというものだ。

 ハードルの前には黄色いマーカーが設置されていて、これを目安にジャンプすればいい。操作としては簡単だし、タイミング自体もそれほどシビアではない。ただ、「SP着地ダッシュ」を決め加速すると、次のジャンプのタイミングが変わってくるのだ。当然だが、スピードが速くなるとジャンプするタイミングも早くしなければハードルに引っかかってしまう。それぞれのハードルで適切なタイミングでジャンプしていくことが求められるのだ。

 シンプル操作ではあるが、誤って2回タップしてしまい変なところでジャンプしてしまったり、ちょっとタイミングがずれるとテンポが狂ってしまったりすることがある。こうしたところでタイムをロスし焦ってしまい、後半はガタガタ……なんてこともよくあることだ。こういったプレイ感覚は、ファミコン時代のアクションゲームをプレイしているような感覚に近く、ついつい「もう1回!」とプレイしてしまう中毒性がある。きちんとすべてうまくプレイできればタイムを縮めることができ、最高記録を目指して何度でもチャレンジしてしまうことだろう。

 また、スタジアムの再現度も非常に高い。チャオやフリッキーなど「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」のキャラクターたちが観客としてプレーヤーを見守っているのだが、細かく1人1人まで描かれており、何となく観客の注目を浴びているような気持ちになってくるのだ。最近のテレビ中継ではカメラがフィールドまで降りて撮影していることがあるが、同様の風景を感じることができ、「フィールドに立ったらこんな雰囲気なんだろうな」と気分が盛り上がってくる。

 なお、「400mハードル」は難易度を変えて何度か登場する。シビアになっていくプレイ感覚は、より挑戦欲をかき立てられるだろう。ラストの浅草寺にはボスキャラクターのシャドウが登場! トラックにはハードルだけでなくトラップのも登場する。うまく避けて行けば、その爽快感は格別だ。

決断力が大事! 「トラップ射撃」

 「トラップ射撃」は、ちょっぴり水鉄砲っぽいデザインの射撃用の銃を使い、どんどん射出される的となる“クレー”を打ち落としていく。こちらも操作は非常に直感的で、画面のどこでもいいので、タッチしたままスライドさせてクレーに照準をあわせ、離すと射撃となる。

 ゲームを進めていると登場する“エッグマンメカ”を打ち落とすことで照準が大きくなるなど、高得点を獲得するために有利なボーナスも用意されている。さらに、一定数のクレーを打ち落とすことで「SPショット」に突入。「SPショット」に突入すると、画面にタッチしたまま照準を移動させると連射状態になっているため、大量に打ち出されるクレーをガンガン打ち落としていくことができる。

 通常の弾数は2発で、2発射撃を行なうとリロードタイムが入る。通常クレーは2つ射出されるのだが、1回目の射撃をミスると、残り1発射撃するとリロードが発生するため、2つのクレーを打ち落とすのが難しくなる。ただ、時間的に打ち落とすことが可能なときもあるので、落ち着いてリカバーしていきたい。

 自分が几帳面な性格なのかは謎だが、照準の真ん中に合わせ射撃しようと狙っているとエイム自体が苦手なのか、どうしても打ち損じてしまい、はじめは散々な結果だった。しかし照準の円の中であればクレーを破壊できるため、ある程度は見切りをつけてガンガンクレーを打ち落としていくと、前述の通り照準が大きくなったり、打ち落としていくことが楽しくなっていく。2つのクレーが交差しているところをうまく打ち落とすことなども可能なので、タイミングよく打ち落としていきたい。ただ、エッグマンメカの照準はクレーに比べシビアになっており、きちんと狙っていく必要がある。

敵の裏をかけ! 「フェンシング」

 「フェンシング」は、この3競技の中では1番操作が複雑かもしれない。フリックとスライドが混在するため、苦手な人は戸惑うかもしれない。移動は左右にスライドさせて行なう。やはり1番大事なのは間合いなので、敵の動きに合わせてうまく立ち回りたい。

 攻撃は、通常の上段突き(ファント)と、相手ガードに対して貫通能力のあるジャンプ突きとに分かれており、敵の出方を見ながらこれらを使い分けていく。とにかく敵の動きをきちんと見切ることが大切で、自分の攻撃のあたり判定を見極めておきたい。

 また、1度ファントすると隙ができてしまう。この時間が1番の恐怖で、敵が攻撃を仕掛けてきても何もできない。この駆け引きが、このゲームの1番の醍醐味といえるだろう。そんな中で悔しいのが操作ミスだ。敵に踏み込むつもりで1歩移動したつもりがフリックになってしまい上段突きが発動。この隙に敵の攻撃を受けてしまい、1ポイント落としてしまう……なんてのは“あるあるネタ”だが、あんまり言いたくないところだ。

 ただ、プレイして思ったのは、やはり攻撃しなければポイントは取ることはできない。下へのスライドでガードを発動することはできるが、度胸を決めてタイミングよく相手に斬り込んでいくことが重要だ。つまり、攻撃こそ最大の防御なのだ。グラフィックスは最新のもので、突きを決めた瞬間などエフェクトも美しいが、このゲームもファミコン時代のタイミングを重視したゲームのおもしろさが追求されている。

何度もチャレンジして世界のトップを目指したくなる!

 配信は2020年春予定ということで、まだもう少し先となる「ソニック AT 東京2020オリンピック™」。いろいろと書いてきたが、誰もが楽しめるようにとライトな作りになっているが、ゲーム本来の楽しみであるタイミングや駆け引きなどのバランス取りがきちんとできており、シンプルなだけに上を目指して何度もチャレンジしていきたくなる作りとなっている。

 今後、収録競技も増えていくと思うので、まずは東京ゲームショウ2019でプレイしてみて、リリースを楽しみに待っていてほしい。