【特別企画】
【ランキング発表!】年末年始に遊びたいPCゲームアンケート、第1位は「Fallout 76」
今度は核戦争後のアメリカ・アパラチアを舞台に過酷なサバイバルを描く
2018年12月17日 12:00
GAME Watchにて11月に実施したアンケート企画「オレが年末年始に遊びたいPCゲームはこれだ!大アンケート!!」。エントリーした11本の中から読者の方に選んでもらって決定した順位ごとに5日間連続でベスト5のゲームについて紹介する企画もいよいよ最終回。ついに1位の発表となる。
これまでと同様に、ベスト5に選ばれたゲームについては実際にプレイし、各タイトルをご紹介しながらお伝えしていく。テストに使用したマシンは、ゲーミングPCのブランド「レベル∞」シリーズを展開しているユニットコムにご協力いただいた「LEVEL-R039-i7K-TOVI-FB[Windows 10 Home]」で、CPUには最新の第9世代Core i7-9700Kが、ビデオカードにはNVIDIAのRTX 2070が搭載されている最新マシンだ。
スペック | |
---|---|
OS | Windows 10 Home 64bit |
CPU | Core i7-9700K |
ビデオカード | GeForce RTX 2070 |
メインメモリ | 8GB×2 DDR4-2666 DIMM (PC4-21300) |
チップセット | インテルZ390 Express |
SSD | 250GB |
HDD | 1TB |
光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
電源 | 700W(80PLUS) |
価格 | 219,980円(税別)~ |
□「ミドルタワーゲームパソコン LEVEL∞ R-Class」のページ
https://www.pc-koubou.jp/pc/level_infinity_r.php?utm_source=gamewatch&utm_medium=advertorial&utm_campaign=ranking1_1812
□「LEVEL-R039-i7K-TOVI-FB[Windows 10 Home]」のページ
https://www.pc-koubou.jp/products/detail.php?product_id=648780&utm_source=gamewatch&utm_medium=advertorial&utm_campaign=ranking1_1812_pid648780
第1位は人気シリーズ最新作「Fallout 76」に!
アンケートで第1位となったのは、ベセスダ・ソフトワークスから発売されているオンラインRPG「Fallout 76」だ。核戦争後のアメリカを描くシリーズ作品で、2015年に「Fallout 4」が発売されたあと、3年ぶりの新作タイトルとなる。
筆者が「Fallout」シリーズに初めて触れたのは、2008年に発売された「Fallout 3」からだ。「Fallout 3」から初めて日本語版が提供されたこともあるので、たいていの人はここから「Fallout」の世界に入ってきたことだろう。
「Fallout 3」ではワシントンDC、その次の「Fallout: New Vegas」はラスベガス、「Fallout 4」でボストン、そしてこの「Fallout 76」ではアパラチアが描かれている。
シリーズの世界を形作っているのは、核戦争後の荒廃した大地。街はあるものの家はすべて壊れており、道路も至る所で損壊している。そこでうごめいているのは、放射能の影響や実験で生まれたモンスターたち。ネズミなどの哺乳類やハエやクモといった昆虫のほか、人型をしたクリーチャーもおり、主人公を見つけると容赦なく襲いかかってくる。これと戦うか、あるいはやり過ごしつつ、フィールドの探査をしていくことになる。
スタート地点は、アメリカ建国300年となる2076年に建設された核シェルター「Vault 76」だ。建設されてから20年後となり、収容されていた人はすべて旅立ち、それを追う形で主人公が外に出て行くことになる。
いったん外に出たら頼れるのは自分しかいない。敵は襲いかかるさまざまなクリーチャーだけでない。空腹と喉の渇きに対処していかないとダメージを受けてしまう。しかしそれを満たすための食料や水のほとんどは放射能に汚染されている。放射能を適切に排除していかないと、自分のHP上限がどんどんと削られていくのだ。
そんな主人公をサポートしてくれるのが「Pip-Boy」だ。ステータスや武器や防具の装備だけでなく、食料や治療薬など、ここですべてを管理する。広大なエリアを俯瞰するためのマップには、道路や線路のほか、空港や街といったもののありかがイラストで描かれており、どこに何があるのかの概要は把握できる。またマップにはクエストで訪れるべき場所もマーカーで表示されているので、どこに行ったらいいのか困った場合はそれを頼りにして訪ねていけばよいだろう。
なお本作から初めてオンラインプレイに対応した。現在ワールドに入っているプレーヤーについてはリストで表示されるほか、マップを参照するとプレーヤーが“●”で表示されるのでわかりやすい。オンラインプレイではパーティーを作ったり協力プレイが可能なほか、PvPも可能なのだ。PvPは攻撃してきたプレーヤーに反撃すると開始される。なお攻撃されたプレーヤーが応戦しないままに倒すこともできるが、そうなると「賞金首」としてマークされて賞金がかけられ、マップ上にもそのように表示される。賞金首となったプレーヤーはほかのプレーヤーの居場所を見ることができなくなる。
本作だが、オンラインでプレイしないと面白くない、ということは全くなく、ソロでマップ内を探索していくスタイルは基本的に変わらない。ただし他のプレーヤーと協力して強い敵を倒すといった場合は有効だろう。ちなみに筆者は、クリーチャーに襲われて瀕死になっていたところを、通りすがりのプレーヤーに助けてもらった。これはマジありがたかった。
本作については、別途レビュー記事(「『Fallout 76』レビュー:シリーズ独特の“没入感”がソロとマルチで加速する。夜も眠れない冒険が再び始まる!)」も掲載しているので、そちらも参考にしていただきたい。
4K表示でのプレイも快適
最近のゲームでは当たり前になってきたが、本作も4K画質(3,840×2,160ドット表示)でのゲームプレイが可能だ。見渡せる範囲が広くなるということではないが、より高精細な画質で遊ぶことができる。テストした「LEVEL-R039-i7K-TOVI-FB[Windows 10 Home]」であれば動作もまったく問題なし。さすが第9世代のCore i7 + GeForce RTX 2070だ。ハイグレードなゲーム体験が可能だった。
加えて、こちらでもNVIDIAのGeForce Experienceを使ってフレームレートを計測した。前回ご紹介した「バトルフィールド V」よりも描画能力を要求しないためか、4K画質でもHD画質でもほぼ60fpsでのプレイを実現。引っかかりもなく快適なプレイを体験できた。さすがは第9世代のCore i7とGeForce RTX 2070搭載マシン、といったところだ。
何度も言うことになるが、リッチコンテンツ化がすすむPCゲームでは、スペックが高いマシンほど、よりよいゲーム体験が可能となる。予算の許す限り、できるだけ高いスペックのマシンを選ぶようにしたいものだ。
以上、5回にわたって「オレが年末年始に遊びたいPCゲームはこれだ!大アンケート!!」の結果をお届けした。ベスト5にランクされたタイトルはどれも納得がいくものだったかと思う。来年はどのようなゲームがランクされるのか、今から興味が尽きない。
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