イベントレポート

コーエーテクモ、「ネットエンターテイメント フェスタ 2013」を開催 (「真・三國無双 Online」の新拡張パック「真・三國無双 Online Z」を発表)

「信長の野望 Online」、「大航海時代 Online」、「真・三國無双 Online」の最新情報を大量発表!

4月21日開催

会場:秋葉原クラークスタジオ

「真・三國無双 Online」の新拡張パック「真・三國無双 Online Z」を発表

7月18日に実装される新拡張パック「真・三國無双 Online Z」
グラフィックスもシステムも新しくなる

 「真・三國無双 Online」の最新情報は最近ディレクターからプロデューサーに昇格した越後谷氏が解説を行なった。これまで「真・三國無双 Online」の拡張パックは「○○乱舞」という名前で統一されてきたが、今回はゲームのコンセプトから大きく生まれ変わるということで、「真・三國無双 Online Z」というタイトルに一新される。発売日は7月18日。

 もっとも大きな変化はグラフィックスだ。これまでの「真・三國無双 Online」が「真・三國無双4」をベースにしていたが、「Z」からは「真・三國無双6」に変更される。グラフィックスエンジンが新しくなると共に、キャラクターの装備なども「真・三國無双6」準拠となり、グラフィックスのクオリティがガラリと変わる。さらに、これまで魏呉蜀のみだったが、新たに晋の武将が登場する。シナリオにも晋の勢力にかかわるものが追加される。

 システム面では、「真・三國無双6」でも好評だった武器の2本持ちが可能になる。2つの武器は、アイテムを消費するなどして戦闘中に変更することができる。例えば、威力はあるが移動速度が遅い武器をとどめに使う、などこれまでとは武器の勢力図も変わる可能性がある。

 また、今回詳細は明らかにならなかったが、「争奪」という国取りのシステムが一新される。他にも買物や「庭園」の植物への水やりなど一部のプレイがスマートフォンから可能になるウェブアプリが同時に登場する。

武将のモデルが「真・三國無双6」準拠になる
人気のある王元姫ら晋武将が登場
2種類の武器を持ち替えることができるようになる
国取りの「争奪」システムが一新される
スマートフォンから買い物や庭園の世話ができるようになる
実装日は7月18日

竹本、小野坂両氏が参加のバトルロイヤル「國士無双戦」が大盛り上がり!

竹本、小野坂の両氏は「國士無双戦」で初めて「真・三國無双 Online」を体験。制限時間いっぱい、大いに盛り上がった

 「プロデューサーに訊け!」のコーナーでは事前に集められた4つの質問に越後谷氏が回答した。「対決」コンテンツの参加者が勝ちにこだわる人と気楽に遊びたい人に二極化していることについて、部屋の公開・非公開を選択できないかという質問には、「そちらはいま検討しています。それとは別に、現在あまり使われていないオートマッチングをもっと使いやすいよう改良して、より実力が拮抗した相手と戦えるようにしたい」と越後谷氏。

 キャラクターメイクや声などのカスタマイズ要素の追加や、自由に服飾を染色できるようにして欲しい、という質問へは、声については「Z」でいくつかのプレーヤーボイスが追加される。染色については「新デザインを含めて、どんどん足していこうと考えている」。

 原作武器が出そろい、オリジナル武器も出てきているが、武器のバランス調整はどうなっているのかという質問へは、武器には使用度に流行があるので、あまり使用度が偏るようであれば調整している。一度強くしたものはなるべく弱くしたくないので、できるだけ強い方に合わせて調整したい、と回答した。「特務」で上がっていく内政値の上限を解放して欲しいという質問には、「いつかしましょう」とのことだ。

 生放送のコメント欄にも多くの質問が投稿された。新コスチュームについては、大型アップデートに合わせて増やしていく。「武名」の計算方法は変更の方向で検討していると回答した。

 特別企画では、竹本氏と小野坂氏が25人で戦うバトルロイヤル「國士無双戦」を体験した。だんだんと移動範囲が狭まっていくフィールドで、25人が最後の1人を目指して戦うというコンテンツで、乱戦のカオスっぷりに大いに盛り上がった。

 「國士無双戦」は初心者でも最後まで遊ぶことができるコンテンツということで今回選ばれたようだ。「本番はやはり4対4の対決ですので、少しずつそこに慣れていただきたい」と越後谷氏。

 最後に「発表させていただいたZですが、今回かなり中身を大きく変えていこうと作りましたので、ぜひ遊んでいただきたいと思います」と挨拶した。

(石井聡)