イベントレポート

コーエーテクモ、「ネットエンターテイメント フェスタ 2013」を開催 (「大航海時代 Online」最新アップデートChapter 4「北海の獅子」を発表)

「信長の野望 Online」、「大航海時代 Online」、「真・三國無双 Online」の最新情報を大量発表!

4月21日開催

会場:秋葉原クラークスタジオ

「大航海時代 Online」最新アップデートChapter 4「北海の獅子」を発表

7月に実装予定の大型アップデートChapter 4「北方の獅子」

 「大航海時代 Online」は4月2日に「2nd Age」のChapter 3「征服帝」が実装されたばかり。「大航海時代 Online」パート冒頭には竹田氏が4月9日に実装された「シップリビルド」について「早速多くのご意見をいただきまして、なるべく早い調整を考えています」と発表。成功率と獲得経験値のアップが予定されている。

 最新情報の発表では竹田氏が次回の大型アップデートChapter 4「北方の獅子」を発表した。このアップデートでは強力なNPC国家スウェーデン王国が実装される。新キャラクターとして、バルト海制覇を成し遂げたグスタフ2世アドルフと、その娘で数か国語を操る天才少女で後に女王となるクリスティーナが発表された。

 彼らが活躍したのは17世紀で、現在は15世紀から16世紀をベースにしているゲーム内に、新たに17世紀が登場し、ドイツの30年戦争がゲーム内で再現される。ストックホルムには、新たにスウェーデン王国の王宮が追加され、スウェーデンを代表する新型の戦列艦や材料なども登場する。

 また、このアップデートから「副官バザール」という新機能が実装される。これはプレーヤーがログアウトしている時間に副官がバザールを代行してくれるという機能で、長い間プレーヤーが要望してきたものだ。同時に、所持金の上限とバザールで販売できる金額の総額も引き上げられる。

 ほかにも、大海戦に関係のない国が傭兵として参加できるという仕様が、通常の大海戦でも導入されることになり、大海戦に参加しやすくなる。Chapter 4は7月の航海に向けて、現在鋭意製作中だ。

グスタフ2世アドルフ
グスタフ2世アドルフの娘クリスティーナ
ストックホルムに実装されるスウェーデン王宮
スウェーデン王宮の内部
17世紀に起こった30年戦争をゲーム内で再現
「副官バザール」

バルト海に街追加、着ぐるみなど多数の要望を前向きに検討

一般プレーヤーも参加した「ガナドール戦」。バルシャ戦で参戦したたまはら氏がかわいいと人気だった
「プロデューサーに訊け!」のコーナーでは前向きな回答が続出

 番組の企画では、3年間「大航海時代 Online」を続けていると言う竹本氏が「ガナドール戦」に挑戦した。「ガナドール戦」は歴史上の有名な海賊や航海者と、プレーヤーが協力して戦うコンテンツ。竹本氏がゲーム内に入ると、一般のプレーヤーが集まってきて一緒にコンテンツに参加。運営側が用意した竹本氏の船が準備不足で苦戦し、予定していた時間内に倒すことはできなかったが、最新情報発表の横でもプレイを続け、歴戦のヘビーゲーマーたちの助けによって無事撃破に成功した。

 「プロデューサーに訊け!」のコーナーには多くの質問が寄せられたので、箇条書きで紹介する。

Q: サーバーの垣根を超えて、バトルキャンペーンや決闘ができるようにして欲しい。

竹田氏: 実現できたらいいなと、技術陣と相談を続けているがすぐには無理。

Q: 他のオンラインゲームとコラボしたイベントはありませんか?

竹田氏: 前向きに考えていきたいです。

Q: 北海に食材を追加して欲しいです。欧州の港の追加もお願いします。

竹田氏: バルト海に町がもう1つくらいあってもいいかもしれないということで、至急検討します

Q: 今後クエストは増えないのでしょうか?

竹田氏: しばらくトレジャーハントばかりでしたが、これからはクエストも追加していきます。

Q: NPCとの陸戦で全滅すると装備品が奪われるというデスペナルティの廃止を検討して欲しい

竹田氏: ロストが怖くて一番大事な装備を怖くて使えないので、限定的になるかもしれないが廃止の方向で検討したい。

Q: 将来的には全世界の全海域が実装されるのですか?

竹田氏: 必ず実装されますので、長い目でお待ちください。

Q: 航海者養成学校の内容に変更があった場合、卒業者でも“社会人講習”みたいな形で講義を受けたいです。

竹田氏: ゲームのシステムが変更になった時、後から教えてもらえるような場所がないので、がんばります。

Q: ペット複数所持はできるようになったのですか?

竹田氏: まだその予定はありません。

 酒場息子が欲しいという小野坂氏からの要望には、「それもちょっとがんばります」と回答。着ぐるみの種類をもう1つくらい増やして欲しい、特にペンギンがという竹本氏からの要望には、竹田氏がクオリティへのこだわりを見せつつ「いろいろ検討して増やしたいと思います」と答え、今日聞いたことや回答したことについて「実装できるようにスタッフ一同これまで以上に全力で頑張っていきたい」と締めくくった。

(石井聡)