使って試してみました! ゲームグッズ研究所

連載第318回

いよいよ発売「モンスターハンター4」! 拡張スラパつきグリップなど、3DSおすすめグッズをまとめてみました

 当連載は、ゲームライフに役立つグッズを発掘し、実際に使用してみようという試みをレポートするものである。ネタに困ったときはお休みしてしまうかもしれないので不定期連載である。ちょっとした投資や工夫で、よりよいゲームライフを送っていただけるよう、鋭意努力していく所存である。

 いよいよ9月14日、「モンスターハンター4」が発売される。最新作での狩猟解禁!! というわけで、今回はニンテンドー3DSと3DS LLで狩りを始める方々へ、様々なゲームグッズをご提案するというまとめ回だ。「グリップアタッチメント」、「スライドパッドカバー」、「液晶保護フィルター」、「本体保護カバー」、「バッテリーや充電グッズ」などから、オススメのグッズをピックアップした。「モンハン4」をより快適に楽しむため、準備万全の状態で迎えて頂きたい。


「グリップアタッチメント」快適にプレイするなら必要不可欠!

【3DS LL】

メーカー:サイバーガジェット
価格:オープン(実勢価格:2,480円)
カラーバリエーション:レッド/ブルー/ブラック
拡張スライドパッド機能付き

 「モンハン4」においてのグリップアタッチメント選びは、まず2種類にわかれる。“拡張スライドパッドを使う派”と“使わない派”だ。このうち“使う派”は、これまでだと任天堂の「拡張スライドパッド」以外に選択肢がなかった。だが、今回「モンハン4」のタイミングにあわせて“拡張スライドパッドの機能を持ったグリップ”が登場している。

 まずは「モンハン4」と同日に発売される、サイバーガジェットの「CYBER ・ 拡張ハンティングパッド (3DS LL用) 」だ。こちらは追加のスライドパッドを左上のLボタン付近に搭載し、左手の人差し指で視点を操作するという、いわゆる“モンハン持ち”のスタイルを実現したもの。L/Rボタンももちろんあり、グリップ形状にもなっているので、ホールド感もアップ。今回注目のグッズだ。

 動作には単四形アルカリ乾電池2本を使用。連続プレイ時間164時間、未使用時のスタンバイ時間は3,256時間となっている。サイズは約110×182×43mm(縦×横×厚み)、重量は約154gとなっている。

拡張スライドパッドの機能を持ったグリップアタッチメント。左上にスライドパッドがあって、人差し指でコントロールする。そのほか、L/Rボタン、タッチペンホルダー、グリップをつけたままでゲームカードの入れ替えができる開閉式のフタもある
メーカー:任天堂
価格:1,500円
本連載で試してみた回:連載第301回

 “拡張スライドパッドを使う派”にとって、定番というか標準と言えるのが、こちらの任天堂「ニンテンドー3DS LL専用拡張スライドパッド」。右スライドパッドとZL/ZRボタンを追加するアタッチメントだ。電源には単四形乾電池1本を使用。約480時間動作する。

右スライドパッド、ZL/ZRボタンを追加するアタッチメント。「モンハン4」では右スライドパッドで視点操作が行なえるようになる
メーカー:ゲームテック
価格:2,100円
カラーバリエーション:ミッドナイトブラック/スノーホワイト/
クリムゾンレッド
拡張スライドパッド機能付き

 ゲームテックダイレクトでプレオーダーを受け付けた(現在は受付終了済み)組み替え改造パーツだ。「拡張スライドパッド」の中身をこの「クロオビ」のパーツの中へと移し替えることで、純正のパーツを使って違った操作性とグリップ感を実現している。

 ようするに拡張スライドパッドのガワ(筐体)を入れ替えるパーツだ。これにより、追加のスライドパッドは右上(従来のRボタンの箇所)に、ZRボタンは背面に配置される。詳しくは紹介動画があるので、ご覧頂きたい。

 動作には「拡張スライドパッド」同様に単四形乾電池1本を使用、動作時間も中身は同じパーツなので同様の約480時間と思われる。拡張スライドパッドを別に用意し、それを自分で分解して中身を移植するというものなので、多少敷居の高い製品と言える。

 なお、こちらは既にプレオーダーの受付が終了しており、発売は10月中旬~10月下旬になるとのこと。こちらの実際の使用感は入手次第、本連載でお伝えする予定だ。

「3DS LL用拡張スライドパッド」の中身をこのクロオビに移し替え、より快適な操作性を実現するキット。通常は右上にあるRボタンの位置に右スライドパッドがあり、人差し指での視点操作が可能になっている
【3DS LL用ハンティング専用グリップ改造パーツ「クロオビ」】

【3DS LL&3DS】

メーカー:HORI
価格:1,980円
任天堂オフィシャルライセンス商品
メーカー:HORI
価格:1,980円
任天堂オフィシャルライセンス商品

 HORIからは「モンハン4」と同日の9月14日に、任天堂ライセンス商品として、「モンハン4」デザインの施されたグリップが発売される。3DS LL用はゴア・マガラブラック、3DS用はリオレウスレッドとなっている。3DS LL用と3DS用とで、本体サイズにあわせてグリップの形状を変えてあり、L/Rボタンも押しやすくしている。

左が3DS LL用のゴア・マガラブラック、右が3DS用のリオレウスレッドだ。本体の大きさにあわせ、それぞれグリップの形状を変えている

【3DS】

メーカー:任天堂
価格:1,500円
任天堂オフィシャルライセンス商品
本連載で試してみた回:連載第276回
メーカー:HORI
価格:1,050円
任天堂オフィシャルライセンス商品
本連載で試してみた回:連載第286回
メーカー:サイバーガジェット
価格:オープンプライス(実勢価格:1,050円)
メーカー:アンサー
価格:980円
本連載で試してみた回:連載第261回

 3DS用のグリップでは、3DS LL同様に“拡張スライドパッドを使う派”と“拡張スライドパッドを使わない派”で、選択肢がわかれる。使う派は任天堂の「3DS用拡張スライドパッド」の一択だ(3DS用と3DS LL用がそれぞれあるので購入時は気をつけよう)。右スライドパッドで視点操作が可能になり、より快適にプレイできる。

 拡張スライドは使わないけどグリップで持ちやすくしたいという人には、上の3製品がオススメ。中でもHORIの「スゴ握 for ニンテンドー3DS」はグリップを伸縮できる作りなので携帯性も高いほか、左グリップだけ伸ばして右手はタッチパネルを触りやすくするという使い方もできる。


「スライドパッドカバー」快適なスライドパッド操作を実現!

メーカー:サイバーガジェット
価格:オープンプライス(購入価格:458円)
カラーバリエーション:ブラック/ブルー/レッド/
ピンク/ホワイト/クリア
本連載で試してみた回:連載第268回

 3DSのスライドパッドに装着して操作性を高めるアタッチメント。TPU素材のカバーになっていて、滑り止めもついている。スライドパッドから指が滑って外れてしまうようなことを防止してくれるというグッズだ。3DSを閉じる時のために、ストラップタイプのホルダーも付属。拡張スライドパッドの右スライドパッドにも利用可能だ。


「液晶保護フィルム」液晶画面を美しく保つ必需品!

【3DS LL】

メーカー:HORI
価格:880円
本連載で試してみた回:連載第291回
メーカー:サンクレスト
価格:940円
本連載で試してみた回:連載第291回
メーカー:サイバーガジェット
価格:オープン(購入価格:743円)
本連載で試してみた回:連載第291回
メーカー:サイバーガジェット
価格:オープン(購入価格:1,410円)
本連載で試してみた回:連載第291回
メーカー:ゲームテック
購入価格:1,890円
本連載で試してみた回:連載第314回

 液晶画面を傷や汚れから守る「液晶保護フィルター」。まず“貼り付けやすい”という点からオススメなのが、HORIの「空気ゼロ ピタ貼り for ニンテンドー3DS LL」だ。独自の貼り付け方法で、貼り付け位置をあわせやすく、ホコリも入りづらい。下に貼り付け動画も掲載しているので、詳しくはそちらをご覧頂きたい。

 貼り付けやすさとともに、画面のキレイさも重視するなら、「プレミアムフィルム艶」、「OverLay Brilliant for ニンテンドー3DS LL」、「CYBER・液晶保護フィルム Premium」、「CYBER・超硬度液晶保護フィルム・激硬 -大-」がオススメ。特に「CYBER・超硬度液晶保護フィルム・激硬 -大-」は、傷のつきにくい硬さがポイントで、タッチ操作をラフに行なえるぐらいの安心感もある。

 それよりもさらに硬さとキレイさを求めるのなら、特殊なものだが「超高硬度保護シート3DLL」がある。こちらは極薄のアクリルパネルで画面を保護するというで、アクリル素材だけに傷には非常に強く、もちろんタッチ操作もちゃんとできる(ただし、アクリルが硬いので、タッチの感触はだいぶ変わる)。

【空気ゼロ ピタ貼り / ピタ貼りプレミアム for 3DS LL 貼り付け方法】

【3DS】

メーカー:HORI
価格:780円
本連載で試してみた回:連載第254回
メーカー:サンクレスト
価格:924円
本連載で試してみた回:連載第254回
メーカー:ミヤビックス
価格:1,260円
本連載で試してみた回:連載第258回
メーカー:サイバーガジェット
価格:オープン(購入価格:610円)
本連載で試してみた回:連載第254回
メーカー:サイバーガジェット
価格:オープン(購入価格:1,410円)
本連載で試してみた回:連載第290回

 3DS用のオススメ液晶保護フィルターも、基本的に3DS LL用と同様になった。まず貼り付けやすさで選べば、HORIの「空気ゼロ ピタ貼り for ニンテンドー3DS」があり、画面のキレイさも重視するなら、「プレミアムフィルム艶」、「OverLay Brilliant for ニンテンドー3DS」、「CYBER・液晶保護フィルム Premium」、「CYBER・超硬度液晶保護フィルム・激硬」をオススメしたい。


「本体保護カバー」本体を汚れや傷から守る!

【3DS LL】

メーカー:サイバーガジェット
価格:オープン(購入価格:1,124円)
カラーバリエーション:クリア、クリアブルー、クリアピンク
本連載で試してみた回:連載第313回

【3DS】

メーカー:HORI
価格:880円
カラーバリエーション:クリア/クリアブルー/クリアレッド
メーカー:HORI
価格:1,200円
カラーバリエーション:クリア/クリアブルー/クリアブラック/
クリアレッド/クリアピンク/クリアブルー

 持ち歩きやすさを重視してグリップや拡張スライドパッドは使わないという場合でも、傷や汚れがつかないように本体保護カバーはつけたいところだ。本体保護カバー選びでのポイントは、本体との一体感の良さやL/Rボタンなどの操作に影響しないこと。当研究所からのオススメは、3DS LL用では薄くてフィット感の高い「CYBER・プロテクトケース スリム(3DS LL用)」を、3DS用ではHORIの「PCバリ硬カバー for ニンテンドー3DS」や「TPUやわ硬カバー for ニンテンドー3DS」がオススメだ。


「充電グッズ」家でも外でも! 充電アダプターいろいろ@@

 まずは基本的なことだが、今回「モンハン4」にあわせて3DS LL本体を一緒に購入するという人は、ACアダプターが別売りなので、購入するのを忘れずに(3DSはACアダプターが本体同梱されている)。

 外でプレイする際にバッテリー切れの心配をなくすなら、ポータブルバッテリーを持つのが定番だ。充電式のバッテリーパックにUSBケーブルを繋いで、様々な機器を充電するというものだ。これについてはゲーム専用だけでなく、スマートフォンにも使える汎用的なものなど、数多くの製品が発売されている。バッテリー容量が多くなればたくさん充電できるものの、比例してサイズ・重量が増すという製品なので、自分のニーズにあったものを選んで頂きたい。

 ポータブルバッテリーを買うと当然セットで購入することになるのが「3DS LL/3DS用USB充電ケーブル」だ。USBポートから充電するためのケーブルで、巻き取りタイプやロングケーブルなど各社から様々な製品が発売されている。この3DS用USB充電ケーブルは1本持っておくとなにかと便利で、カバンにひとつ入れておけば、例えば友人の家などで一緒にプレイしている時に充電させてもらったりと、いざという時に頼りになるはずだ。

 逆に自宅では、コンセントに挿してUSBケーブルが繋げられる「USB ACアダプター」のようなものをひとつ持っておくと、3DSに限らず様々な製品に使えるので便利だ。先のように友人が3DS用USBケーブルだけ持ってきていた場合でも、「USB ACアダプター」に繋げて充電させてあげられる。

 というわけで、選択肢としては、

 自宅では、
・ACアダプターを使う
・USB ACアダプター+3DS用USBケーブルを使う

 外出時では、
・ポータブルバッテリー+3DS用USB充電ケーブルを持ち歩く
・ACアダプターを持ち歩く(どこかでコンセントが使用できることが前提)
・3DS用USB充電ケーブルだけ持ち歩く(どこかでUSB給電できることが前提)

 などになる。また、他にも車のシガーソケットで充電できる3DS用充電グッズなどもあるので、自分の利用シーンにあわせてお選び頂きたい。

 これら3DS用の充電グッズは数多くの種類が発売されているのだが、その中で主要なゲームグッズメーカーの製品のリンクを列挙しておこう。

【ACアダプター】

「ニンテンドー3DS用ACアダプタ」
「ACアダプタ3D」
「ロングACアダプタ」
「3DS/3DS LL用AC充電アダプタ エラビーナ」

【USB ACアダプター】

「CYBER・USB ACアダプター ミニ 3m(3DS用)」
「CYBER・USB ACアダプター ミニ(3DS用)」
「コレだけACアダプタ」
「ソーラーリチウムACアダプタ」

【3DS用USB充電ケーブル】

「CYBER・USB充電ケーブル(3DS用)」
「CYBER・USB充電ロングケーブル3m(3DS用)」
「くるくる充電USBケーブル3D」
「巻き取りUSB充電ケーブル」
「ツイン巻き取りUSB充電ケーブル」

【ポータブルバッテリー】

「エクストラバッテリー」

【乾電池式USB充電バッテリー】

「CYBER・乾電池アダプター(3DS用)」
「ダブルUSBチャージャー」

【車内充電グッズ】

「CYBER・USB 2ポートカーチャージャー(3DS用)」
「クルマでチャージ3D」
「カーチャージャー」
「ツインUSBカーチャージャー」


「本体一体型大容量バッテリー」シンプルにロングプレイをしたい人に!

メーカー:ゲームテック
価格:オープン(購入価格:3,780円)
カラーバリエーション:ブラック/ホワイト
本連載で試してみた回:連載第307回
メーカー:ゲームテック
価格:オープン(購入価格:3,360円)
カラーバリエーション:カラーバリエーション:ブラック/ブルー/
レッド/ピンク/ホワイト/ディープブルー
本連載で試してみた回:連載第290回

 3DS LLと3DSのバッテリーをより大容量なものに交換して、長時間のプレイを可能にするバッテリーグッズだ。上の「3DLL」が3DS LL用、下の「3D」が3DS用となっている。外付けバッテリーではなく一体型なところがポイントで、ケーブルを繋ぐような煩わしさがない。それぞれ下のようにプレイ時間を約2倍近く伸ばせる。ただし、本体底面の厚みが増すので、3DS LL用は拡張スライドパッドが使えなくなる(3DS用は併用できる)。また、グリップアタッチメントなども、厚みによってはうまく固定できなくなるので注意が必要だ。

【3DS LL標準の内蔵バッテリー】
3.7V 1750mAh 6.5Wh
連続動作時間(公称値):約3.5~6.5時間

【メガバッテリーパック3DLL】
3.7V 3500mAh 6.5Wh
連続動作時間(公称値):約7~13時間

【3DS標準の内蔵バッテリー】
3.7V 1,300mAh 6.5Wh
連続動作時間(公称値):約3~5時間

【メガバッテリーパック3D】
3.7V 2850mAh 6.5Wh
連続動作時間(公称値):約6~10時間


「4ポートUSB ACアダプター」4人同時に充電可能!

メーカー:サイバーガジェット
価格:オープン(購入価格:2,077円)
メーカー:ゲームテック
価格:オープン(購入価格:3,040円)

 ちょっと変わり種の製品が、この「4ポートUSB ACアダプター」だ。ひとつのコンセントから4つのUSBポートが使えるというアダプターで、4台同時に充電ができる。3DS用USB充電ケーブルが人数分あれば、これひとつで最大4人同時に充電しながらのプレイが可能というわけだ。ACアダプター等を持ってくるのを忘れてしまって、みんなで集まってモンハンをする時にまさにうってつけの製品と言える。また、スマートフォンやタブレット、携帯ゲーム機と、USBケーブルで充電する機器を多く所有している人も、これ1台ですむので便利だ。

■■ 注意 ■■

  • この記事の情報は編集部が検証した個体のものであり、すべての製品に共通するものではありません。
  • この記事の情報は検証時点現在のものであり、最新情報はバックナンバーをご参照ください。
  • この記事を読んで行なった行為によって、生じた損害はGAME Watch編集部および、メーカー、購入したショップもその責を負いません。
  • GAME Watch編集部では、この記事についての個別のご質問・お問い合わせにお答えすることはできません。

(ゲーム環境向上委員会)