【連載第254回】ゲームライフに役立つグッズをレポート


ニンテンドー3DS発売! まずは液晶保護フィルターをチェック!
貼りやすいのはどれ?満足度が高いのはどれ?実際に試してみた


 当連載は、ゲームライフに役立つグッズを発掘し、実際に使用してみようという試みをレポートするものである。ネタに困ったときはお休みしてしまうかもしれないので不定期連載である。ちょっとした投資や工夫で、よりよいゲームライフを送っていただけるよう、鋭意努力していく所存である。


 いよいよ新携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」が発売! 新しい携帯ゲーム機を購入するときには一緒に「液晶保護フィルター」を買うのがやっぱり定番。というわけで今回は、液晶保護フィルターグッズを実際に使って試してみた。いくつかのテーマで分類してみたので、液晶保護フィルター選びの参考になれば幸いだ。

【今週のおしながき】
「独自の貼り付け方法を採用した、貼り付けやすさ重視のフィルター」
「プレミアムクオリティがポイントの高品質フィルター」
「映り込み防止、4枚入り、独特の特徴があるフィルター」

 




● 3DS発売と同時にゲームグッズも大量! 次回以降もたくさん使って試します!

ずらっと並んだ大量の3DS用液晶保護フィルター。順次試していくのでお待ちいただきたい

 新しいゲーム機が発売されれば、それに合わせたゲームグッズも発売されるわけだが、今回は3DS発売とともに、一気に大量のグッズが発売されているのが印象的。なにしろこれまでにもニンテンドーDSシリーズ向けにたくさんのグッズが発売されてきたわけで、基本的なデザインを継承している3DSにもそのノウハウは通じるところがある。好評を得たグッズを元に3DS向けに仕上げた製品が、押し寄せるように発売されているというわけだ。

 というわけで、今回は携帯ゲーム機本体と一緒に買う定番のグッズ「液晶保護フィルター」を集めてみたのだが、右の写真をご覧いただくとわかるように、その数たるや現在研究所が入手しているものだけですでに20種類。

 さすがに今回だけで全部を試すことができなかったので、以下に入手済のグッズのメーカーを記述しておこうと思う。次回以降に紹介していくので、気になっている製品がある方はお待ちいただきたい。

・当研究所が入手済で、今後紹介予定の液晶保護フィルターグッズのメーカー

    アクラス
    エレコム
    カンタービレ
    ゲームテック
    サイバーガジェット
    サンクレスト
    ユニオンテクノス



・ 「独自の貼り付け方法を採用した、貼り付けやすさ重視のフィルター」

「ピタ貼り for ニンテンドー3DS」

    メーカー:HORI
    価格:742円
    任天堂公式ライセンス商品


独自の貼り付け方法で“本当に簡単に貼れる!”を実現したピタ貼り
フィルターを固定してフィルムを右にひっぱるだけ

 HORIの“貼り付けやさ”を最重要に考えたフィルターと言えば、この「ピタ貼り」。液晶画面の周りにテープでフィルターを固定し、密着面のフィルムを引き抜けば貼り付け完成という、独自の新方式だ。貼り付け結果に満足できなかった場合、購入後1カ月以内なら新品のフィルターと交換するという交換保証まで行なっているのもポイントだ。

 パッケージには上画面用、下画面用のフィルターが1枚ずつのほか、簡易のクリーニングクロス、気泡を押し出すのに使える簡易のヘラ、交換保証の申込書が付属している。フィルターは上画面側は3Dスクリーンの外もすべて覆うタイプ。そのためかなり横長のフィルターになっている。

 実際に貼ってみた。まず、フィルターの横に貼られているシールで3DS本体にフィルターを固定する。上画面用はサイズが大きいので、左横と右上の2カ所に固定シールがある。続いて、密着面のフィルムを右に引き抜き、最後に上から押してすみまで密着させれば完成だ。貼り付けは本当に簡単に、きれいにできる。下画面側も同様の手順で貼り付けるが、サイズが小さいぶん、より簡単にできる。

 ただ、上画面のフィルターはサイズが大きく、スピーカー穴も開いているので、位置をあわせるのが少し難しい。内側カメラ、左右スピーカー穴の3カ所で位置をしっかりと合わせ、シールで固定するのがポイントだ。

 貼り付け後の外観では、透明度、色味ともに基本的には十分。ただ、上画面用は反射防止のAR層があって青紫色に光る。この青紫色がけっこう目立つところがあって、その見た目の変化は好みがわかれるところ。

 下画面側のタッチペンの滑りは、何も貼っていない状態の画面と非常に近い。ビニール質なひっかかりが増すところがほんの少しあるが、基本的な感触は本体のそれに忠実だ。


気になったのは反射防止層(AR層)の反射の色。写真のように青や紫のようになって、外観に影響しているほど目立つ。反射していないときは透明
上は全体にフィルターを貼ったところ、下は画面の半分にだけフィルターを貼った写真


「スクリーンガードプラス for ニンテンドー3DS」

    メーカー:キーズファクトリー
    価格:580円
    任天堂公式ライセンス商品


本体に固定できるガイドでフィルターの位置合わせをしやすくしている液晶保護フィルター
十字ボタン型のガイドでフィルターの位置を固定して貼り付ける

 十字ボタン型の台紙で位置合わせをしやすくした液晶保護フィルター。防汚・防指紋ハードコートで指紋を軽減してくれるのもポイントだ。上画面のフィルターは3Dスクリーンの外側も完全に覆うタイプだ。パッケージには、上画面用、下画面用のフィルターが各1枚ずつのほか、貼り付け前に画面のホコリを除去するためのゴミ取りシートが付属している。

 実際に貼ってみた。上画面用のフィルターは密着面のフィルムが左7割、右3割ぐらいに分割されていて、まず左をはがす。そして位置を合わせつつ左端にあるシールで固定し、密着させていって、最後に右のフィルムをはがして全体を密着させる、という手順になる。

 上画面用のフィルターは比較的スタンダードな貼り付けかたではあるが、素直に貼り付けができた。気泡も押し出しやすく、扱いやすいフィルターだ。ただ、貼り付けに慣れている人でないと、サイズの大きさや位置合わせに苦労するかもしれない。なにかもう一工夫あったら、と感じるところがあった。

 下画面用のフィルターは、フィルムのガイドを十字ボタンに合わせ、密着面のフィルムをはがし貼り付けるという手順。位置合わせが楽で、フィルムを持つ部分が十字ボタンのガイドになるので扱いやすく、簡単に貼れる。

 貼り付け後の外観は特に気になるところもなくきれい。HORIのものではAR層によって青紫色になるのが気になったが、こちらのフィルターではそれもなく素直な見た目になる。透明度や色味の変化にも気になるところはなく、バランスのいいフィルターと感じた。

 タッチペンの滑りは、何も貼っていない状態に近いのだが、比べると、ほんの少しザラザラとした感触が加わっていた。感触を大きく変えているほどではないので、ほとんど気にならない程度だ。


上は全体にフィルターを貼ったところ、下は画面の半分にだけフィルターを貼った写真



・ 「プレミアムクオリティがポイントの高品質フィルター」

「プレミアムフィルム艶」

    メーカー:サンクレスト
    購入価格:830円

パナソニック電工製のファインティアラを使った液晶保護フィルター

 パナソニック電工製のファインティアラを使用した液晶保護フィルター。業界トップレベルの低反射率、耐摩耗性能を有していて、ツヤのあるくっきり鮮やかな画面を実現する、としている。

 パッケージには上画面用のフィルターと下画面用のフィルター各1枚ずつが入っている。クリーニングクロスは付属しない。上画面用のフィルターは、3Dスクリーン部分のみのタイプだ。

 実際に貼り付けてみた。まずは上画面用のフィルターを貼ってみたが、吸い付きがよくてとても貼りやすいフィルターで、画面の上に置けばすーっと吸い付いてくれる。ただ、上画面への貼り付けは、3Dスクリーンと外枠が平らなうえ、電源オフ時だと画面も外枠も黒で境目がわかりづらくなってしまうので貼り付けが難しい。電源をオンにして画面を写しながら貼り付けたほうがいい。

 続いて下画面用のフィルターだが、こちらは画面枠とフィルターのサイズがかなり近く、位置合わせをぴったりにしないと、枠にひっかかってしまう。きっちり貼れると隙間なく仕上がるので外観も非常にいいが、少し慣れている人向けなところはあるかもしれない。

 貼り付け後の外観は驚くほど良く、画面を見て驚かされるほどだ。ツヤのあるくっきりとした画面は、何も貼っていない状態よりも数段良く感じられる。透明度が高く、色味の変化も少ないのは当然として、はっきりと画面が美しくなったと感じられるほどのプラス効果があったのは、今回試した中ではこのフィルターのみ。

 タッチペンの感触は、何も貼っていない画面の感触とかなり近い。わずかにザラザラ感が増しているように感じられるが、直接比較しないとわからない程度(研究所では、画面にフィルターを半分だけ貼って感触を試している。)。自然な書き味だ。


上は全体にフィルターを貼ったところ、下は画面の半分にだけフィルターを貼った写真

「CYBER・液晶保護フィルム Premium(3DS用)」

    メーカー:サイバーガジェット
    価格:オープン価格(購入価格:610円)


全光線透過率95.7%という業界トップクラス高い透明度を誇る、同社の最高級ランク液晶保護フィルター

 キズに強く高い透明度と光反射低減性能が特徴というサイバーガジェットの液晶保護フィルター。全光線透過率95.7%という業界トップクラス高い透明度を持つ、まさにプレミアムなフィルターだ。

 パッケージには上画面用のフィルターと、下画面用のフィルターが各1枚ずつのほか、サイズは小さめではあるが布地の抗菌クリーニングクロスが付属している。上画面用のフィルターは3Dスクリーン部のみのタイプだ。

 実際に貼り付けてみた。上画面への貼り付けについては、他の3Dスクリーン部分のみのタイプのフィルター同様、画面と外枠の境目がわかりづらくなるので、電源をオンにして、画面を写しながら貼り付けるのが無難。

 密着面のフィルムをはがして画面に貼っていくスタンダードな貼り付け方だが、貼り付けは非常にしやすい。画面の上に置けばすーっと吸い付いていき、ホコリや気泡も入らなかった。密着の仕方が柔らかく、扱いやすいと感じるフィルターだ。下画面も同様で、貼り付けやすい。

 貼り付け後の外観はとても自然な仕上がり。上画面用のフィルターは3DS内側の平らなところにフィルターを1枚貼っている状態になるわけだが、フィルターの隅があまり目立たず、位置合わせがきっちりできていればとても自然な見た目になる。

 反射低減の効果が高いのがはっきりと感じられるのがポイント。グレアな映り込みや反射で画が白くぼけるのがおさまり、画面がくっきりと見える。反射によるちらつきが低減されるので3D表示時にも見やすい。それでいて、AR層特有の青紫色に見えるところが、多少はあるがそれほど目立つものではなく、外観は自然に感じられるのがうれしいところだ。

 タッチペンの感触は、かなりツルツルとしている。何も貼っていない状態の画面だと少しサラサラとした感触があるのだが、それがなくなってツルツルになる。滑らせるのはスムーズだが、そのぶんペン先の止まりがあまりなくなってしまう。少し好みがわかれるところだ。


上は全体にフィルターを貼ったところ、下は画面の半分にだけフィルターを貼った写真



・ 「映り込み防止、4枚入り、独特の特徴があるフィルター」

「自己吸着3DS」

    メーカー:アンサー
    購入価格:580円


3Dスクリーン周辺の映り込みをシャットアウト! 本格的なクリーニングクロスが付属しているのもうれしい
黒い部分はマットな質感の表面加工がされている

 アンサーの液晶保護フィルムはちょっと変わった特徴がある。それは、上画面用フィルターにグレーの枠がついていて、3Dスクリーンの外の映り込みをなくしてくれるというもの。3DSの上画面は全面がツヤのあるグレアな質感になっていて、顔や景色が映り込む。それが気になる人にとってうれしい作りだ。

 パッケージには、上画面用のフィルターと下画面用のフィルターが各1枚ずつのほか、布地のクリーニングクロスが付属している。このクリーニングクロスは目の細かいしっかりとしたもので、サイズも他の付属のものに比べると大きい。しっかりと実用できる。

 実際に貼り付けてみた。上画面用のフィルターは3Dスクリーンの外側がグレーのマット加工になっているので、中心の透明な部分に3Dスクリーンをきっちりおさめないと目立ってしまう。そのため、位置合わせは他の全面タイプよりも難しいかと思ったのだが、内側カメラとスピーカー穴で位置をしっかりと合わせれば自然と画面も枠に収まってくれるので、難易度自体はそれほど違いはない。

 フィルターは吸い付きがよく、フィルターの一部が画面に密着すると、そのまますーっと全体に密着していく。扱いやすいフィルターだ。下画面用のフィルターは画面枠のサイズに近いので、位置合わせが難しいところはあるが、しっかりと合わせればきれいに貼れる。

 貼り付け後の外観は、他のフィルターとは違った意味も含めて良い。3Dスクリーンの外はグレーのマットな加工がされていて、手触りがいいし、当然映り込みもしない。3Dスクリーン自体は透明なので、暗転した時などにそこだけは映り込むものの、映り込む部分が中心だけになることで、ずいぶんと印象が変わる。映り込みが気になる人にとって、一番オススメのフィルターだ。

 画面の透明度の高さや色味の変化についても不満はなく、無難ながら扱いやすいフィルターという印象。それに加えて、映り込みを無くしてくれるという大きなメリットがある。

 タッチペンの感触は、何も貼っていない状態の画面と比べるとツルツルとしている。ペン先の止まりが弱くなるところがあった。ビニール質なキュッキュッと止まる感触も少しあるので、独特な感触だ。何も貼っていない画面のペンの感じとはだいぶ変わってくるので、ここは好みが分かれるところだ。


上は全体にフィルターを貼ったところ、下は画面の半分にだけフィルターを貼った写真


「4枚入り3DS用液晶保護シート」

    メーカー:ストラップヤ
    購入価格:680円


1パッケージに上下が2枚ずつの2セットが入っているというのがユニークだったので試してみたのだが……

 こちらは上画面用のフィルター2枚、下画面用のフィルターが2枚と、1パッケージに2セットが入っているという、ちょっと変わったフィルターグッズだ。失敗してももう一枚を予備に使えたり、もしくは家族や兄弟で3DSを2台買って、この2セットをわけあったりという使い方ができるだろうか。

 だが、こちらのグッズは上画面用のフィルターに問題があった。3Dスクリーンの外側も完全に覆うタイプのフィルターなのだが、貼り付けてみるとサイズが合っておらず、どうしてもきちんと貼れない。

 たとえば、枠の上部で位置を合わせると上部の角が余って浮き、下側もヒンジにまで約1mmほどはみだしてしまう。はみ出た部分は密着せず浮いてしまう。逆に下で合わせると、スピーカー穴やゴムのストッパーの位置が合わず、やはりちゃんと貼ることはできなかった。個体差があるのかとも考えたのだが、もう1セットのほうで試したがやはり同じだった。

 下画面側のフィルターについてはほぼ画面枠ぴったりか、コンマ数ミリはみでているかぐらいのサイズで、こちらは枠とタッチパネルの間まで押し込んでいけば一応貼り付けはできる。ただ無理矢理な感じはあるし、はがす時にひっかかってしまって少し苦労もした。

 これに関しては透明度や外観以前に、実用に問題があると言わざるを得ない。


かなり厳しい状態だが、どうがんばってもこれ以上きれいには貼り付けできなかった。右の写真を見るとフィルターの下型がヒンジ部にまではみでてしまっている




・ 「貼りやすさ」で選ぶなら?

 今回試した6製品のなかで、貼りやすいのは、HORIの「ピタ貼り for ニンテンドー3DS」、サンクレスト「プレミアムフィルム艶」、サイバーガジェット「CYBER・液晶保護フィルム Premium(3DS用)」の3つ。HORIは独自の貼り付け方法で誰でも手軽に貼れるし、サンクレストとサイバーガジェットのものは従来の貼り付け方法ながら扱いやすく簡単にきれいに貼れる。

 キーズファクトリーの「スクリーンガードプラス for ニンテンドー3DS」や、アンサーの「自己吸着3DS」も貼りにくいということではなく、十分に貼り付けやすい。上の3つと比べるとどうしても見劣りしてしまうということで、どれを選んでも貼りやすいフィルターと感じることと思う。

・ 「透明度の高さ」、「色味の変化の少なさ」、「外観の良さ」で選ぶなら?

 この項目で選ぶなら、ダントツでサンクレストの「プレミアムフィルム艶」だ。他のフィルターはあくまで元の画面を損なわない(それでも十分に良いのだが)という表現になるが、「プレミアムフィルム艶」は画面の印象が1レベル高くなるようなところがある。

 次点は、サイバーガジェットの「CYBER・液晶保護フィルム Premium(3DS用)」。こちらも外観が自然で映りも非常に良い。貼り付けやすいところもポイント。

 比較するポイントが変わってくるが、アンサーの「自己吸着3DS」も非常に魅力的だ。3Dスクリーンの外側がマット加工になっていることで映り込まなくなるのは、気になっていた人にとって非常にうれしい。外観の仕上がりも良い。





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(2011年 2月26日)

[Reported by ゲーム環境向上委員会]