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【PS Plusフリープレイレビュー】今月のイチオシは「Xeodrifter」
「PS Plus Challenge!」は「討鬼伝 極」など2本立て!
(2016/1/13 00:00)
当コーナーでは、「PlayStation Plus」にて無料配信されているタイトルのなかで、とくに注目したいタイトルをピックアップ。「PS Plus Challenge!」を達成するための攻略法をはじめ、魅力的なタイトルについても紹介していく。
ちなみに「PS Plus Challenge!」を達成し、応募すると抽選で「フリースブランケット」をもらうことができる。こちらの応募方法については「PS Plus Challenge!」の公式ページを確認していただきたい。
今月、「PS Plus Challenge!」の対象タイトルとなったのは「討鬼伝 極」と「ハードウェア:ライバルズ」の2本。それぞれ異なるジャンルのゲームではあるが、複数のタイトルで応募すればそのぶん当選確率がアップするため(ただし重複当選はなし)、ぜひとも双方での達成に挑戦してほしい。
なお、各タイトルの最初に掲載した時間は、筆者が実際に挑戦して、応募条件達成までにかかった時間を表している。こちらは自分が「PS Plus Challenge!」に挑戦する際の目安としていただきたい。
「討鬼伝 極」の「PS Plus Challenge!」に挑戦
「PS Plus Challenge!」達成時間
「討鬼伝 極」は、コーエーテクモゲームスのハンティングアクション「討鬼伝」の続編にあたるゲーム。平安時代の日本を想起させるような時代背景を持った世界設定のなか、プレーヤーは自分の分身たるキャラクター「モノノフ」を操作して、人々を脅かす存在「鬼」を討伐することになる。
モノノフは太刀、薙刀、弓など9種類の武器を選択して使用することが可能なほか、鬼を討伐した際の報酬を使って、防具の製作もできる。これに加えて強化ギミックである「ミタマ」といった要素も用意されており、独特の雰囲気とプレイ感が味わえるゲームとなっているのが特徴だ。
本作における「PS Plus Challenge!」達成条件は、トロフィー「戦友と歩む者」を獲得すること。そのためには、他のプレーヤーとオンライン上でパーティーを組み、大型の「鬼」を討伐すればいい。
オンラインはいつでも参加することが可能だが、知らないプレーヤーと遊ぶ場合はパーティーメンバーの足を引っ張らないよう、事前にある程度はモノノフを操作できるようにしておくほか、装備も整えておいたほうがよさそうだ。
実際に筆者も、オンラインプレイを行なう前に序盤の任務を一通りクリアし、装備も1段階だけだが、すべて強化を済ませておいた。そのおかげかはわからないが、討伐に出た際には「鬼」に倒されることもなく、無事、条件を達成することができた。
もともと「PS Plus Challenge!」のために始めたオンラインプレイだったが、ソロプレイよりも役割分担やアシストといった要素が強く出ており、本作の真髄を味わえた点はとてもよかった。他のハンティングアクションゲームも楽しんでいる筆者だが、それとも遜色ないプレイを楽しむことができたため、本作の「PS Plus Challenge!」にはぜひとも挑戦してみてほしい。
ゲームに慣れるための時間をあまりかけなければ小一時間もあれば達成できそうな課題だが、このあたりはプレーヤー次第といったところか。いずれにしても、オンラインに参加する際には周囲の足を引っ張らない程度の技術と知識は身につけておきたい。
「ハードウェア:ライバルズ」の「PS Plus Challenge!」に挑戦
「PS Plus Challenge!」達成時間
「ハードウェア:ライバルズ」は、ソニー・コンピュータエンタテインメントが提供するTPSタイプのアクションゲームだ。四輪駆動車や戦車に乗り込み、機銃、砲弾、ミサイルといったさまざまな火器を使って敵の車両を破壊していく、爽快感あふれるゲームとなっている。
基本的にはオンラインプレイがメインとなっており、個人の技量を競うシングルマッチと、チームワークがモノを言うチームマッチの2種類をベースに、ルールの異なったいくつかのゲームモードが用意されている。
本作の「PS Plus Challenge!」達成条件は、トロフィー「何があっても」を獲得すること。そのためには、任意のマッチ、つまり、シングルマッチでもチームマッチでも何でもいいので、対人戦で勝利すればOKだ。
これについては、シングルマッチの場合だとプレーヤーの実力が大いに問われることもあって、初心者ではなかなか達成することが難しい。しかし、チームマッチの場合は強いプレーヤーがいるチームに編成されれば、ワンマッチで獲得することも不可能ではない。そのため、初心者がラクにトロフィーを取得したいということであれば、チームマッチのほうが適しているだろう。
しかし、基本的なスキルが充実していないと勝ちにつながりにくいことは言うまでもない。まずはチュートリアルをしっかりとプレイして、それなりに車両を動かせるようにしておく必要があると言えそうだ。
筆者の場合、FPS、TPSなどのゲームが苦手(というよりも3D酔いに悩まされる)ではあるのだが、広大なマップ上の車両を気ままに動かせる楽しさと、武器を使って敵車両を撃破する爽快感は確かに感じられた(ただし10試合で5キルすら達成できなかったが……)。
そんな筆者があえてアドバイスをするとすれば、敵を見つけてもむやみに撃たず、こっそりと近づいてから撃つこと、そして敵をむやみに追い回さないこと。さらに、回復・アーマーアイテムはなるべくゲットしておくことだ。
今回は実力が足りていなかったことはもちろんだが、マッチングに泣かされたこともあり、初勝利までに2時間以上もかかってしまった。いずれにしても、根気があればいつかは獲得できるトロフィーなので、ねばり強く頑張ってほしい。
今月の注目インディーズゲーム「Xeodrifter」
今回ご紹介する「Xeodrifter」は正統派のアクションゲームだ。主人公キャラクターにはライフ制が採用されており、左右の移動と上下左右へのショット、ジャンプ、しゃがみの4種類の基本動作が行なえる。プレーヤーは、この主人公キャラクターを操作しながら行く手を阻む敵や障害を排除し、先へと進んでいくことになる。
主人公キャラクターは序盤こそ前述の基本動作のみしか行なえないが、ステージの各所にいるボスキャラクターを撃破するとパワーアップアイテムを獲得し、新たな能力を発揮できるようになる。その能力を使えば、それまでは行けなかった水中を探索したり、溶岩に阻まれたエリアの先へと移動したりと、徐々に探索範囲を広げられるようになるわけだ。
本作では最初に4つの惑星へと移動することが可能で、どの惑星を攻略するかは任意で選択できる。ただし、惑星ごとに特徴のある障害物があり、それらはパワーアップアイテムを使わなければクリアすることは不可能。つまり、おのずと攻略ルートは限られてくるわけだが、それを手探りで調べていくのも本作の楽しさの1つとなっている。
なお、各惑星の攻略状況については、自分が調査した場所が自動的にミニマップ形式で記録される。これにより、どの惑星をどこまで攻略したかをいつでも見られるだけでなく、マップのつながりについても確認できるため、攻略漏れがないかどうかが非常にわかりやすい。こういった便利な機能があるおかげでゲームに集中できるのは、うれしい配慮と言えるだろう。
また、ステージの各所には隠しアイテムや隠し通路なども用意されている。とくに、ライフの最大値やショットパワーをアップさせるアイテムは大いに攻略の助けとなるので、怪しいと感じた場所は撃ってみたり方向キーを入力しつつ探索をするのがよさそうだ。
本作は、アクションゲームの命と言える操作性の部分が非常に良好で、移動やジャンプにクセがないため、ゲームをプレイするにあたってほとんどストレスは感じなかった。また、レトロ風のグラフィックスとBGMにはどこか懐かしさがあり、往年の名作をプレイしているような感覚も味わえる。アクションゲーム好きにはぜひとも遊んでいただきたいタイトルだ。