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【JAEPO2015レポ】セガブース編「艦これ」フィーバーだけじゃない! 老舗の底力!!
(2015/2/14 00:55)
かつてのJAMMA、AM、そして現JAEPOと、常に最大級の出展を誇ってきたセガブース。取材のたびに「どれをメインに取り上げたものか……」と悩まされるのだが、さすがに今回ばかりは「艦これアーケード」が頭ひとつ以上飛びぬけていたと言わざるをえない。
「艦これアーケード」については詳細な記事を別稿で掲載している、ここではそれ以外の主だった出展タイトルをご紹介する。「艦これアーケード」のど派手なディスプレイに覆われがちだが、負けず劣らずの“老舗ならではの底力”を感じさせる質実剛健ラインナップをご覧あれ。
CHUNITHM(チュウニズム)
同社作品「maimai」開発チームが手がけた新たな音楽ゲームが登場。最大4台でローカルマッチングが可能。筐体の外観もさることながら、空間検知とスライダーを使ったプレイ感覚が大きな特徴。左右のセンサーで手をかざす、振るといった3次元的な動きを実現。2、4、8分割と大きさが異なるノーツに対しては、タッチ、ホールド、スライドといった操作で対応する。
一風変わったシステムとしては、オリジナルキャラクターの収集要素があげられる。オリジナルキャラクターにはさまざまなサポートスキルがあり、スコアには影響しないがゲーム開始時や終了時などで特殊効果が発動。ゲージボーナスなど、ゲームを有利に進めることができる。
楽曲やキャラクターのコラボレートでは「劇場版 魔法少女マドカ☆マギカ」、「化物語」をそれぞれ発表。今後も「東方Project」などさまざまなアニメやゲームの楽曲とキャラクターが登場するとしている。今夏稼動予定。
(C)SEGA
新甲虫王者ムシキング
2003年の登場以来、カード累計出荷枚数4億9,800万枚、公式大会開催数10万回のギネス認定……かつてこのジャンルを切り開いた「甲虫王者ムシキング」がついに復活する。
「ヒーローバンク アーケード」で好評を博したキラ対応プリンターを搭載。美しいカードとともに、自分だけのムシを育てていく。面白いのは、カードだけでなく「Vガジェ」と呼ばれる玩具を併用すること。「Vガジェ」を筐体にセットしておくと、バトル中に発動した際はムシがパワーアップ。変形とLEDでバトルをさらに盛り上げる。「Vガジェ」はゲームのプレイ回数に応じて払い出される。
遊び方は従来シリーズ同様のじゃんけんバトル。「むし獲りゲーム」、「ボス甲虫との連打対決」など新しい遊びも用意されている。
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(C)SEGA
ルイージマンション アーケード
2013年に発売され、世界で400万本以上の販売を記録したニンテンドー3DS用アクションアドベンチャー「ルイージマンション2」が新感覚アトラクションになって登場。クローズ型の筐体に55インチの大型液晶ディスプレイを搭載。4スピーカーにウーファーとサウンド面も完備。ユーモラスかつ雰囲気たっぷりの筐体デザインも実にいい。
ゲームはひとりまたは2人同時プレイが可能。最大のポイントは、ゲーム中の形を忠実に再現したデバイス「オバキューム」。上面のストロボボタンとトリガー部分の吸い込みレバーでオバケをどんどん捕まえていく。ストレートに体感アクションに仕上げた格好だが、これがキレイにハマって気持ちよく遊べる。
開発・発売はカプコンだが、セガ販売につきカプコンブースではなくセガブースに設置されている。キャッチーな外観、なにより一目見たら「使ってみたい!」となるオバキュームの吸引効果(?)により、14日の一般公開日は相当な人気が予想される。試遊台は2台しかないため、確実にプレイしたい人はお早めに。6月稼動予定。
Licensed by Nintendo (C)2013 Nintendo (C)CAPCOM CO.,LTD, 2015 ALL RIGHTS
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CARRYBOT CATCHER(仮称)
ロボットを操作して景品を運ぶプライズマシン。操作系はレバー、左右の回転ボタンとつかむ・離すボタン。遊び方は、ロボットを動かしてフィールド内にあるカプセルをキャッチし、奥にある回転ポケットを狙って離す。
ラジコンやリモコン的な楽しみ方ができるため、ある意味“1粒で2度美味しい”マシンといえそう。遊びの要素を強めたプライズマシンはこれまでにも多数リリースされているが、本作はテンポや操作性など全体のバランスがよく、多くの場で好評を博しそうだ。今夏稼動予定。