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バンダイ、10月31日より新商品展示イベント「魂ネイション2014」を開催
「スター・ウォーズ」、「仮面ライダー」、「聖闘士星矢」……多彩な新作続々
(2014/10/30 21:23)
バンダイは10月31日から11月2日まで秋葉原UDXにてバンダイコレクターズ事業部の新製品を展示するイベント「魂ネイション2014」を開催する。当日券は1,000円。
開催前の10月30日にはプレス関係者向けの内覧会が開催され、出展内容を見ることができた。本稿では展示内容を写真とともに紹介していきたい。
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「魂ネイション2014」は会場を6つのブースにわけ、様々な最新商品を展示していた。大きなスペースで展示を行なっていたのが「Japanese Hero」ブース。「ワンピース」、「ドラゴンボール」、「仮面ライダー」、「ウルトラマン」など様々なヒーローのフィギュアが展示されており、見ているだけでわくわくさせられた。
「Japanese Hero」ブースで特に大きな存在感を放っていたのが、「スター・ウォーズ」をモチーフに、ダースベイダーや、ストームトルーパーを戦国時代の武者の姿にアレンジした「名将MOVIE REALIZATION」。2015年春発売の「足軽ストームトルーパー」以外は全て参考出展だったが、「鉄砲足軽」、「槍足軽」、「弓足軽」などそれぞれの役割にわかれており並んでいるのは壮観だった。異様な雰囲気を放つ「赤備えロイヤルガード」などもいた。撮影禁止だったため、紹介できないのが残念だが、ぜひ会場で見て欲しい。
「S.H.Figuarts 仮面ライダー」シリーズは1号からRXまで“昭和ライダー”のライダーとマシンを展示したジオラマが圧巻だ。さらに「宇宙刑事」シリーズから「カブタック」までの“メタルヒーロー”も充実しており、「ジャンパーソン」や「ジャスピオン」といったキャラクターまで参考出展で展示されており、かなり見応えがあった。
「ワンピース」のキャラクターは固定ポーズの“フィギュアーツZERO”で多数展示されていた。「ドラゴンボール」は“フィギュアーツZERO”の他、デフォルメタイプの“TAMASHII BUDDIES”、さらに全高30cmのビックサイズのフィギュア“フィギュアーツZERO EX”も展示されており、幅広い展開をアピールしていた。「キン肉マン」は劇中の様々な技を再現できる新素体を紹介しており、「ロビンマスク」や「悪魔将軍」といったキャラクターも参考出展されていた。
「Robot Hero」ブースの中心はデフォルメ体型の新シリーズ“ネクスエッジスタイル”で、「天元突破グレンラガン」、「オメガモン」、「ダブルオーライザー」など幅広いラインアップが参考出展されていた。“スーパーロボット超合金”では、「ゴッドシグマ」、「ゴッドマーズ」が出展されており、“マクロス DX超合金”では、VF-25のスーパーパーツを装備した「VF-19 ADVANCE」。「超合金魂ガオガイガー」も出展されていた。「ダンバイン」や「エルガイム」の“ROBOT魂”も参考出展で「アシュラ・テンプル」、「ディザード」、「ドラムロ」といった機体が確認できた。
「Heroines」ブースでは「アーマーガールズプロジェクト 艦これ 武蔵改」が参考出展。「プリキュア」、「セーラームーン」の他、“S.H.Figuarts”では「おジャ魔女どれみ」、「ラブライブ」、「らんま 1/2」が出展されていた。さらに“フィギュアアーツZERO”で「アナと雪の女王」のキャラクターが出展されていた。エルサの光を受けて輝く透明なローブや、アナの衣装の細部の表現なども会場で確認して欲しい。
「To Be A HERO」ブースは「セーラームーン」や、「おジャ魔女どれみ」、「クリィミーマミ」といった女児向けキャラクターのなりきりグッズが出展されていた。ユニークなのは「進撃の巨人」で使用される1/1の「立体起動装置」が出展されていたところ。こちらは販売されるのだろうか? また、「World Hero」はダースベイダー、ルーク、ハンソロなどのフィギュアが映画そのままのジオラマで再現されており、こちらも見応えがあった。
今回の大きな目玉となるのが秋葉原UDX4Fの「SAINT CLOTH MYTH」ブース。アクションフィギュア「聖闘士聖衣神話」シリーズの最新作を見るだけでなく、工場での製造過程を説明する特別ムービーをシアターで見ることができる。ムービーの最後には“黄金聖闘士”にフォーカスした新作アニメーション「聖闘士星矢SOUL OF GOLD」の制作が発表された。
「聖闘士聖衣神話」シリーズは全高11cmほどの「聖闘士聖衣大系-Rebirth-(仮)」、聖衣を着脱しないタイプの「聖闘士聖衣可動-(仮)」、さらには実際にかぶれるサイズの「聖闘士聖衣HEAD-(仮)」といったバリエーション展開も参考出展されていた。価格やコレクション性などを考え、シリーズ展開を模索中とのことだ。
「魂ネイション2014」で出展されているアイテムは400以上、モチーフの多彩さ、表現の細かさ、開発者の力の入りように圧倒され、感心させられる。特に「聖闘士聖衣神話」シリーズの製造過程を説明するムービーは、手にっとった商品がどこまで手間をかけられて作られているかを改めて教えられるムービーになっており、とても興味深い。玩具好き、ホビー好きにはたまらないイベントである。週末、足を運んでみてはいかがだろうか。