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【全日本模型ホビーショー】ハセガワ、ファン待望の「VF-1 ガウォーク」発表
初心者も組みやすい「イージス護衛艦あたご」や、「アルカディア号 二番艦」なども
(2014/9/27 15:45)
ハセガワは、アニメのメカとスケールモデルの最新作と、現在発売中のプラモデルを多数展示していた。モチーフは様々で、ハセガワというメーカーのイメージがブースを眺めることで伝わる構成となっていた。
ハセガワの出展作の中でも注目は「VF-1J/A ガウォーク バルキリー」である。「マクロス」の可変戦闘機バルキリーは、戦闘機形態のファイター、ロボット形態のバトロイドだけでなく、中間形態のガウォークに3段変形する。ハセガワではファイターとバトロイド形態は発売していたが、今回ついにガウォーク形態が発売された。
これまでの製品では表現が難しかった足をハの字に開いた形態を再現。浮かせた形で固定できるスタンドにより、足を前にして急制動をかけたポーズなどでも飾っておける。頭部はJ型とA型を選択でき、デカールは一条輝、マクシミリアン・ジーナス、柿崎速雄の3種類が付属している。また、「SDF-1 マクロス要塞艦“劇場版”」のプラモデル化も注目ポイントだ。
スケールモデルとしては、「海上自衛隊 イージス護衛艦あたご」が話題を集めていた。船体をほぼ3つのパーツで構成するという大胆なパーツ分割がプラモデル関係者の注目を集めていた。初心者でも組みやすく、そしてディテールにはこだわりながら価格を抑えるというのがこの「あたご」でのテーマだという。ホビーショーでは様々なメーカーの様々なアプローチを見ることができるのも大きな楽しさだ。
他にも1/12スケールでフィギュアなどの組み合わせを考えた「1/12FA」シリーズでは工事用のカラーコーンとバリケード、工事中の看板やヘルメットなどがセットになった「工事用保安機材」は、展示品の“手を触れないでください”という警告に使っていたり、コミック雑誌「チャンピオンRED」の「キャプテンハーロック~次元航海~」に登場するアルカディア号を再現した「宇宙戦艦アルカディア号 二番艦」なども新作として発表していた。
また、ユニークな企画としては第2次世界大戦での世界のエースパイロットの機体を集め、同スケールのパイロットフィギュアをセットにした「撃墜王-蒼空の7人-」というプラモデルセットを販売する。ハセガワは、テレビ東京のドラマスペシャル「永遠の0」の関連商品なども展開していくという。