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ハセガワ、「Su-35S フランカー」1/72スケールのプラモデルを発売
ノズルがダイナミックに動く「推力偏向ノズル」を選択式で再現
(2014/7/15 00:00)
ハセガワは戦闘機のSu-35Sをモチーフとしたプラモデル「1:72スケール Su-35S フランカー」を7月17日に発売する。価格は3,600円(税別)。全長30.6cm。
Su-35はロシアの航空機メーカー、スホーイの製造する戦闘機で、Su-27の発展型として開発された。Su-27の派生機は「フランカー」の愛称で呼ばれるが、Su-35は電波吸収材料の使用などで対レーダー能力を向上させており、機体構造も強化され、従来のフランカーとは一線を画す機体となっている。
Su-35の最大の特徴は、エンジンの推力を変えることができる「推力偏向ノズル」を搭載することで、従来の飛行機以上の機動性を獲得したことだ。「推力偏向ノズル」はF-22などにも搭載されているが、Su-35のものはノズルの基部から可動するダイナミックなものになっている。プラモデルのモチーフとなっているSu-35Sは、ロシア空軍向けの量産型となる。
プラモデル「1:72スケール Su-35S フランカー」は、航空機モデルが得意なハセガワの技術を結集して、フランカーシリーズの美しいプロポーションと、機体表面の細かいモールドを再現している。スタンドが付属しているので、飛行状態、駐機状態のどちらかを選んで組み立てることができる。
大きな特徴となる「推力偏向ノズル」は上向き/下向きの選択式となっており、キャノピーも開閉どちらかで組み立てる。また、対艦ミサイルを含む豊富なウェポンが付属しているので、フル搭載状態にさせることも可能だ。どんな姿を再現するか迷うのも楽しいだろう。
Su-35は5月20日からサービスされているPS3向けフライトシューティング「エースコンバット インフィニティ」にも登場する。抜群の機動性を持つが、失速しやすい一面も持つという。