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「ウルフェンシュタイン」オリジナルソング8曲がMusic Unlimitedでリリース
60年代の“インスパイア系ソング”ばかりを集めたナチスの音楽レーベル
(2014/5/23 15:10)
- 6月5日発売予定(PS4/PS3/Xbox 360)
- 9月4日発売予定(Xbox One)
- 価格:
- 7,800円(PS4、Xbox One)
- 6,800円(PS3、Xbox 360)
- CEROレーティング:Z(18歳以上のみ対象)
ベセスダ・ソフトワークスは、6月5日に発売を予定しているアクションシューティング「ウルフェンシュタイン:ザ ニューオーダー」の最新トレーラーを公開した。これに合わせてゲーム内で使用されている楽曲8曲を、ソニーの音楽配信サービス「Music Unlimited」にて配信を開始している。
今回公開されたトレーラーは、「Neumond Recordingsから『Neumond Classics』が登場!」というタイトルで、これだけだと意味がわからないが、ユニークなインフォマーシャルの日本語字幕版となっている。
Neumond Recordingsとは、ナチスドイツが世界を支配する1960年代に誕生した架空の音楽レーベルで、「Neumond Classics」とは、彼らのベストヒットコレクションを収録したアルバムとなる。いずれの楽曲とも、現実世界の1960年代ヒットソングに強い影響を受けた“インスパイア系ソング”ばかりで、本当は実在しない曲ばかりなのになぜか懐かしさを感じる不思議な楽曲ばかりとなっている。トレーラーでは8曲を映像付きでダイジェストで試聴することができる。
ユニークなのは、これら8曲を、現実世界の音楽配信サービス「Music Unlimited」で配信しているところ。今回はチャンネル開設を記念して、PS3/PS4版「ウルフェンシュタイン:ザ ニューオーダー」の初回購入特典(ダウンロード版は7月9日購入分まで)としてMusic Unlimitedの30日間無料プロダクトコードが付属する。収録曲と解説は以下の通り。
【Neumond Recordings「Neumond Classics」収録曲一覧】
Mond, Mond, Ja, Ja/Die Käfer
ザ・ ビートルズの「She Loves You」をモチーフにしたディ・ケーファー(ドイツ語読み。翻訳すると秘密が!)の「モンド・モンド・ヤー・ヤー」。英語の「ヤー・ヤー」の部分を引用し ているのだろうが、これがドイツ語になると意味は「Yes, Yes」となる。ちなみに「Mond」はドイツ語で「月」。まさに月を目指したドイツ版ビートルズといったところ。
キャッチ―なイントロからサビまで、ポップ・ロックの要素を残しながらも男性らしい力強いボーカルが軽快なサウンドに乗り、絶妙な悪ノリ感を醸し出している。まさに大人の悪ふざけで、ビートルズファンならずとも必聴!
Zug nach Hamburg(邦題:ハンブルグ行き列車)/Die Schäferhunde
楽曲使用映像:ゲームプレイ映像 "On a Train to Berlin"
モンキーズの「恋の終列車」のパロディながら、原作をよりアップテンポかつヨーロピアンにアレンジした「ハンブルグ行き列車」。
軽快なテンポの中にもサイケなエッセンスを感じさせる、まさに時代の中腹を駆け巡ったポップ・ロックの大人気曲。男女のけだるいツインボーカルも良い雰囲気を出しています。
Weltraumsurfen(邦題:スペース・サーフィン)/The Comet Tails
ザ・ ビーチボーイズの「Surfin' Safari」を彷彿とさせるWeltraumsurfen。サーフィン&ホットロッドのサウンドにSF的インストをミックスし、バンドのテーマ である宇宙的なオリジナリティあふれるグルーヴィー感を完成させた、まさに"Sy-Fy ROCK"の金字塔! 地球を飛び出し、月への進出を遂げた政府への関心が高まる中、世論の期待を更に高めるブリリアントな名曲!
Tapferer kleiner Liebling(邦題:勇敢な私のダーリン)/Karl & Karla
楽曲使用映像:ゲームプレイ映像 "Stealth vs Mayhem"
50年代のロッカ・バラードをベースに、青春の爽やかな風と初恋の甘酸っぱいエッセンスを入れた、隠れた名曲。
統 制が厳しい世界の中で生きる、若者たちの美しい愛をロマンティックに描いています。ボーカルを務めるカールとカーラが実際に手をつなぎ、静かに散歩をしな がら、ゆるやかな丘へとピクニックに出かける情景がうかぶAメロ~Bメロ、スムースなのに芯を感じさせる二人のボーカルが奏でるサビ部分のハモリ。これを 機にロッカ・バラードを再考したくなるような、そんなキートラックになること間違いなし!
Mein kleiner VW(邦題:俺の相棒、フォルクスワーゲン)/Hans
楽曲使用映像:ゲームプレイ映像 "Stealth vs Mayhem"
ノ リノリの50's ロカビリッシュ・ロックチューンがノイモンドより到着! 元軍人のハンスがパワフルなボーカルで歌い上げる「Mein kleiner VW」。軽快なアップチューンに男気あふれるボーカルが乗り、上機嫌なジャーマン・ポップ・ロカビリーに仕上がっています。
Berlin Boys and Stuttgart Girls/Viktor & Die Volkalisten
ラ イトなドゥーワップ調の「ベルリン・ボーイズ&スタッカート・ガールズ」。イントロからサビまで、耳に残りやすいポップな一曲。爽やかさと定番感が同居す る軽快なグルーヴが、まわりまわってオシャレ感を醸し出しています。初夏の早朝など、散歩ミュージックやカフェミュージックにうってつけ。90年代に端を 発する渋谷系の元祖カフェやセレクトショップのコンピレーションアルバムに収録されていそうな雰囲気がでています。
Ich bin überall/Schwarz-Rote Welle
退廃的でありながらも、時代の流れをバンド独自の解釈で仕上げた、オルタナロックの源流を思わせる60'sの名曲!
Aメロ~Bメロまでの哀愁感からサビへの転調、叙情的なソロという展開が、心地よいマインド・エクスパンジョンを誘い、まるで秋風の中のドライブさながら。パロディ作品とは思えない出来に、思わず他の楽曲も聴きたくなるほど。ツェッペリン、ピンクフロイド好きは必聴!
Toe The Line/The Bunkers
初期のThe Whoを思わせるモッズ・ロックチューンにして、ノイモンドレーベルのマスターピース!
そ のサウンドはイントロから聴く人を掴んで離さない、ポップかつロックなヒットナンバー! パワフルなドラムビートと主役級のベースラインがリズム隊の仕事 の良さを感じさせ、そこにギターの遊びが乗ることで生み出される新人とは思えない風格を、是非その耳で確かめて頂きたい!まさにロック史における最高傑作 の登場です!
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Wolfenstein: The New Orderは1960年代の仮想世界に基づくフィクションです。各名称、登場人物、団体、場所、事象は架空のもの、またはフィクションに基づく描写によるものです。本作品のストーリーとコンテンツはナチス政権の信念、イデオロギー、事象、行動、党員、行為を解釈、称賛、是認を意図するものではなく、またナチス政権による戦争犯罪や虐殺、その他人権に反する犯罪を矮小化する事を容認するものではありません。