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大人向け&美少女系TCG「WIXOSS」発表!
共同開発はホビージャパン。深夜アニメ「selector infected WIXOSS」とも連動
(2014/1/27 20:04)
タカラトミーは、新作トレーディングカードゲーム「WIXOSS(ウィクロス)」の発表会を1月27日に開催した。発売予定は4月26日で、価格は構築済みデッキが1,000円(48枚入り、全3種)、ブースターパックが300円(7枚入り)。
「WIXOSS」は大人向けTCG! 奥深いルールと美少女イラストに注目
「WIXOSS」は、10代後半から30代前半の男性をターゲットとしたトレーディングカードゲーム。後述するテレビアニメ「selector infected WIXOSS」と連動し、アニメの中で登場するカードゲームがそのまま再現されたタカラトミー初の美少女系TCGとなっている。
ルール上で特徴となっているのは、10枚以内のデッキと40枚のデッキを2つ構築する必要があるという点。10枚のデッキにはプレーヤーの分身となる「ルリグ」と呼ばれるキャラクターカードが入り、ターンごとに「ルリグ」を成長させて支払可能コストを広げていく。
一方、40枚のデッキには実際にプレーを動かすキャラクターカード「シグニ」や呪文カード「スペル」が入るメインのデッキとなる。試合は「ルリグ」の成長と「シグニ」や「スペル」の駆使によって相手「ルリグ」のライフを削り切り、最後にトドメを刺すことで決着する。
「WIXOSS」の開発協力にはホビージャパンが携わっており、戦略性や駆け引きの奥深さは本格的。カードのイラストレーターにはあらいずみるい氏、藤真拓哉氏、POP氏などを起用しており、特に「ルリグ」については同じキャラクターを違うイラストレーターによって何枚も描かれているほか、かつ全身が見られるデザインになっているので、特別感が増し、より感情移入しやすい作りになっている。
今後のプロモーションとしては、4月26日、27日に開催予定の「ニコニコ超会議3」にブース出展するという。また「WIXOSS」の公式サイトを公開し、その中でアニメスタート直前に“招待状”としてダイレクトメールが先着10,000名に届くキャンペーンを実施している。
少女たちの希望、願望、欲望を描くアニメ「selector infected WIXOSS」
発表会では、「WIXOSS」と同時展開するワーナー・ホーム・ビデオによるオリジナルアニメ「selector infected WIXOSS」についても紹介された。
「selector infected WIXOSS」は、「WIXOSS」をテーマに据えつつ、登場する少女たちの葛藤や欲望、希望や絶望といったドラマが展開するものになるという。シリーズ構成は「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」の岡田麿里氏、監督は「STIENS;GATE」の佐藤卓哉氏、アニメーション制作は「とある科学の超電磁砲」のJ.C.STAFF。
本作は、「セレクター」と呼ばれる少女たちが「WIXOSS」を勝ち抜くことであらゆる願望や希望が叶うとされている世界で、これを巡って様々な人間ドラマが巻き起こるというもの。ファンタジックな内容である分、舞台となっている新宿の街をリアルに描くことでドラマに説得力を持たせている。
また登場する「WIXOSS」は実際のルールに則って進行していくが、プレイするキャラクターの性格などを試合展開に反映させており、アニメに合わせた作品作りも行なっているという。
本作について、ワーナープロデューサーの川瀬浩平氏は「TCGの販促を主体としたものではなく、ハイエンドユーザー向けの作品として制作している」とし、アニメ作品としての面白さを追求していることを強調した。
「selector infected WIXOSS」は、4月よりTOKYO MXほかにて放送開始予定。