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プラモデル「ハーレーダビッドソン FLSTFB ファットボーイ ロー」登場
実車を分解しタミヤの技術を結集して設計。ディテールアップパーツも発売
(2013/11/15 00:00)
タミヤは、プラモデル「ハーレーダビッドソン FLSTFB ファットボーイ ロー」を11月30日に発売する。価格は22,050円。スケールは1/6で、全長40cm。
プラモデルのモチーフとなったバイクはアメリカのバイクメーカー・ハーレーダビッドソンの人気車種「FLSTFBファットボーイ ロー」の2013年モデル。タミヤはこのハーレーを購入し、各パーツを分解した上でプラモデルの設計を行なったという。
このハーレーの特徴は1950年代のバイクを思わせるシルエット。一見サスペンションを持たないように見えるが、うまく隠されており抜群の乗り心地を実現している。大排気量の空冷45度Vツインエンジンや、大型のヘッドライトナセル、サスやシートが生み出す車体の低さなどが魅力だ。
プラモデルは実車のパーツを1つ1つ検証したからこそ生まれる精密な設計によって、圧倒的なリアリティを実現している。特にエンジン部分はこだわっており、フィンを1枚ずつ積み重ねて組み上げる積層タイプになっている。クランクケースからは4本のスタッドボルトがつきだしており、このボルトに合わせてシリンダー&シリンダーヘッドを取り付けるという組み立て工程は、実車と同様の設計だ。
各所に金属パーツを使用し、シートには軟質樹脂を使用するなど素材にもこだわっている。タイヤは中空ゴム製だ。リヤサスペンションはスプリングを内蔵した2本のダンパーにより可動。前輪のサスペンションも可動する。後輪を駆動するドライブベルトは工業規格部品を使用し、エンジンが後輪にエネルギーを伝える雰囲気を再現している。
さらに12月21日には「ハーレーダビッドソン FLSTFB ファットボーイ ロー ディテールアップパーツセット」が発売される予定だ。アルミ製マフラーをはじめ、ステンレス製ブレーキディスク、さらにエッチングパーツとしてマフラーの遮熱板固定用バンド、エンジンやフレームのシリアルナンバーなどがセットになっており、使用することでさらに実車の雰囲気に近づけることができる。こだわりのファンならばこちらもチェックしたいところだ。